必ずしもそうとは限りません。どんな転職も理由次第で前向きにも後ろ向きにもなりえます。

この場合大切なのは、事務系の仕事で何をしたいのかを具体的に語れるかどうかです。そして、そのために今何をしているのかが合わせて問われます。転職の理由が「やめたい」というだけならば、当然後ろ向きに取られてしまうでしょう。ここでのポイントは、そのような「過去から現在」の話ではなく、簿記の資格を取得している、それを生かしてこうしたい、など「現在から未来」へ向けた姿勢を見せることが大事です。転職理由は人それぞれですが、たとえそれがネガティブなものであっても、「それを解消してどうなりたいか」という目的があるはずです。これを「それが解消されるとなぜもっと活躍できるのか」といった要素、つまり相手となる企業にとってのメリットと合わせて考えてみるとよいでしょう。