スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

doda Career seminar archive

キャリアーセミナーアーカイブ

“dodaキャリアセミナー アーカイブ”とは、
キャリアを考えるヒントやスキルアップに
つながる情報・ノウハウなどを発信する
イベントのレポートです。
あなたの明日のキャリアにつながる
情報・ノウハウをお届けします。

ITエンジニアにおすすめ!

C#/.NET開発者が、いま押さえておきたい
Visual Studioアプリ開発のトレンド

日本マイクロソフト株式会社・井上 章

[index] C#/.NET開発者が、いま押さえておきたいVisual Studioアプリ開発のトレンド

[概要]

法人向けの業務システムやゲームエンジンの開発など、多くの場面で使われている C#/.NET。今回リリースされたVisual Studio 2017のXamarinによって、C#/.NETで開発できる範囲がぐっと広がりました。そうしたC#/.NETによるクロスプラットフォームモバイルアプリケーション開発のトレンドや、今技術者に求められる開発に関する考え方などをテーマにしたセミナーが2017年2月15日に開催され、Microsoftのエバンジェリスト・井上章氏が語りました。市場価値の高いITエンジニアを目指すなら押さえておきたい、最新の技術に関するセミナーの様子をレポートします。

[profile]

井上 章 氏
日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー エバンジェリズム統括本部 エバンジェリスト

2008年マイクロソフトに入社。主に.NET/ASP.NETやVisual Studio、Microsoft Azureなどの開発技術を専門とするエバンジェリストとして、技術書籍やオンライン記事などの執筆や、さまざまな技術イベントでの講演などを行っている。

アプリケーション開発に求められている「Mobile first, Cloud first」という考え

アプリケーション開発のトレンドは「Mobile first, Cloud first」

少し前まではデスクトップ向けのアプリケーション開発のニーズが高かったのに対して、ここ最近はモバイルなどのデバイス向けのアプリケーション、特にiOSやAndroid向けのアプリケーション開発のニーズが非常に増えています。また、そうしたアプリケーションは、何らかのクラウド上のサービスと連携して動くものがほとんどです。

つまり、今のアプリケーション開発のトレンドをひと言で表すと「Mobile first, Cloud first」。これまでのようなデスクトップ向けアプリ中心の開発から、モバイル優先、かつクラウド優先を最初に考えていかなければならない状況になっています。

Microsoftの新たなビジョン「Any developer, Any app, Any platform」

こうした状況を踏まえて、Microsoftが提供しているさまざまなツールやテクノロジーも大きく変化してきています。今、Microsoftが掲げるのが「Any developer, Any app, Any platform」というビジョンです。すべての開発者が、さまざまなアプリケーションをつくることができ、なおかつ、いろいろなプラットフォームで開発できるもの、という方向へとビジョンが変わってきています。

例えば、
Visual Studio ASP.NET Azure Web App
これは、Microsoftのテクノロジーやプラットフォームをすべて組み合わせたかたちです。Visual Studioというツールを用い、WebのフレームワークであるASP.NETを使って、それらをホスティングする先のクラウドのプラットフォームとして、Azure Web Appというサービス上で展開をする。これが、今までのMicrosoftの組み合わせです。

一方で、次のような組み合わせもあります。
Visual Studio Code Node.js Azure Web App
このVisual Studio Codeは、今までのVisual Studioとはまったく別のツールです。Visual Studioが主にWindowsの開発向けだったのに対して、Visual Studio Codeは、LinuxやmacOSでも使える開発ツールとして、高機能なエディタの位置付けで出てきたものです。Visual Studio Codeについては後ほどご紹介します。そのVisual Studio Codeを用いて、オープンソースのフレームワークであるNode.jsを使い、Webアプリケーションを作ってAzure上にホストしていく。こういった組み合わせも可能です。

さらに、Visual Studio C++ Windows Device
Visual Studioと、今まで通りのC++を使ったネイティブの開発です。そして、それらをWindowsのデバイス上に展開していく。このような組み合わせもできます。

さらに、今日の主なテーマとなるのが、次の組み合わせです。
Visual Studio C# iOS Device
Visual Studioを使い、かつC#という言語を使って、iOSやAndroid向けのアプリケーションを開発する。そういったことも、今できるようになっています。

その中心となるのがVisual Studioと呼ばれるツールです。最初のバージョンであるVisual Studio 97から数えると、今年でちょうど20年の歴史を積んできた製品です。今回は2017年3月7日にリリースされた最新版Visual Studio 2017について、これまでのバージョンとの違いをご紹介していきます。

Microsoftの掲げるビジョン「Any developer, Any app, Any platform」

NEXT:開発者ファーストを追求したVisual Studio 2017の新機能

Xamarinを使ったクロスプラットフォーム開発の求人は非公開求人の中にあるかもしれません
エージェントサービスに申し込む(無料)
キャリアのヒントや転職ノウハウを習得できるイベント情報はこちら
dodaのイベント情報を見る
ITエンジニアとしての経験を活かせる求人を探す
業務系アプリケーションエンジニア・プログラマの求人一覧へ
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加