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C#/.NET開発者が、いま押さえておきたい
Visual Studioアプリ開発のトレンド
日本マイクロソフト株式会社・井上 章
[index] C#/.NET開発者が、いま押さえておきたいVisual Studioアプリ開発のトレンド
- アプリケーション開発に求められている「Mobile first, Cloud first」という考え
- Visual Studio 2017のメリット① 開発の生産性を高める新機能
- Visual Studio 2017のメリット② Any developer, Any app, Any platformを体現するクロスプラットフォーム開発
- Visual Studio 2017のメリット③ C#の活躍の幅を広げる.NET Core
Visual Studio 2017のメリット① 開発の生産性を高める新機能
より開発者ファーストになったVisual Studio2017
・コーディングの効率性を高める機能が充実
Visual Studio 2017の画面を開くと、見た目は2013や2015とほとんど変わりません。しかし、細かいところでアップデートがかかっています。例えば、C#で開発をされる方にはなくてはならない入力支援の機能「インテリセンス」について。打ち込むと候補が表示され、ヘルプがなくてもある程度のコーディングができる機能で、これまでも搭載されていました。2017ではさらに、クラスだけを表示させたり、構造体だけ表示させたりと、フィルタリングをかける機能が追加されました。これによって、コーディングがより楽に行えます。
・開発に不可欠な「テスト」の機能もさらに進化
これまでVisual Studioにはテスト エクスプローラーという機能があり、テストを自動的に走らせることができました。2017では新たにライブ ユニット テストの機能を導入。テストコードがある場合、自動的にバックグラウンドでテストを走らせることができます。テストが完了すれば緑のチェックマークが表示され、失敗した場合には×が表示されます。
このように、コーディングやテストを含めた開発作業の生産性を高められるのがVisual Studio 2017です。
コーディングを加速させる無償のツールVisual Studio Code
もう一つ、Visual Studioのファミリーに、Visual Studio Codeがあり、こちらは無償で提供しているものです。先ほども触れましたが、通常のVisual Studioとはまったく違うツールです。
まず違う点は、Visual Studio Codeは起動が非常に速いということ。コーディングにおいてもレスポンスが速く、軽快に書いたり修正することができます。その半面、エディタの部類になるため、Visual Studioに備わっているような、ひな形を自動生成する機能や、テスト機能、チーム開発系の機能はVisual Studio Codeにはありません。Visual Studio CodeとVisual Studioとを、うまく併用していただくことがポイントになります。
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