株式会社新日本設備計画

■事業内容： 建築設備の計画・設計・監理業務、既存建築物の調査・研究・リニューアル計画の相談に関する業務 ■当社の特徴： 当社は建築設備工学の分野で最初に学位をうけた桜井省吾氏のもとで研究を重ね、1972年1月に大阪にて設立し、同2月には福岡に九州事務所を、また2002年1月には東京事務所を開設するに至りました。 当社は会社の企業理念である「優れた技術力と創造力により、建築設備の進展を通して社会に貢献する。」を最重視し、医療・福祉、庁舎、研究施設、住宅等中心に文教施設などの公共建築物の設計を数多く手掛けてきました。これからも更なる技術の向上を目指し、「計画」「実行」「チェック」「改善」を繰り返し高品質で都市機能を生かすシステムプランナーとして、社員全員が一層寄与できるように努めていきます。 ■設計事例： （1）徳島大学医学部附属病院西病棟…日常的な安全性・信頼性に加え、大地震など災害時の耐震性を考慮しています。日常の運転操作や部屋の使い勝手など使用者のニーズに合った設備計画に加え、地球環境に配慮し、各種の省エネルギー手法による、エネルギーの削減や経済性にも考慮しています。また、設備管理の容易化やメンテナンスに配慮しています。 （2）京都大学iPS細胞研究所…蓄熱槽と小型ヒートポンプチラーにより、超低負荷にも効率を変化することなくフレキシブルに対応できるエネルギー供給システムを構築しました。年間を通じて必要な温水は、スクリューヒートポンプの温熱・冷熱の同時取り出しによる熱回収システムを採用しています。また、地下1階の床下に氷蓄熱槽を設け、エネルギーの平準化を図っており、冷凍機の主熱源機器として、ターボ冷凍機を採用しました。 （3）ナショナルトレーニングセンター中核拠点施設…自然との共生・環境との調和並びに建築との融合を基本として地球環境への保全、特に地球温暖化防止とオゾン層破壊防止の対策を講じ、可能な限りの省エネルギー対策・省資源対策を施すと共に自然エネルギーを有効に利用しました。一流のアスリートより要求される「気流のない空調・騒音」「人間の汗から発生する体臭の臭気対策」「炭酸マグネシュウムの飛散防止対策等を適切に行える空調方式」としました。