東海カーボン株式会社

■事業内容：
（1）カーボンブラック…自動車タイヤ・各種ゴム製品の補修材、印刷インキ・塗料・樹脂の着色材、導電性付与材
（2）ファインカーボン…特殊炭素製品（放電加工用、半導体用、連続鋳造用、冶金用など）、CVD-SiC製品、グラッシーカーボン、不浸透性黒鉛製品（化学装置用耐蝕材料）、電機用ブラシ、C／Cコンポジット
（3）スメルティング＆ライニング…アルミ精錬用カソード、高炉用ブロック、炭素電極、押出成形黒鉛
（4）黒鉛電極…電気製鋼炉用（普通鋼、特殊鋼および鋳鍛鋼用）、金属精錬電気炉用、焼却灰溶融炉用など
（5）工業炉・関連製品…セラミックコンデンサー、IC基盤焼成、粉末冶金焼結、鉄鋼部品焼入・焼戻等用。金属、セラミックス材料熱処理用等（関連会社「東海高熱工業株式会社」の製品）
（6）摩擦材、摺動材…建設機械、農業機械、産業機械、船舶、オートバイなどの摩擦材、油圧機械用摺動材、油圧ポンプ部品、集電材など
（7）負極材…車載用リチウムイオン電池の負極材など

■基本理念：
基本理念は「信頼の絆」です。信頼の絆とは企業といわゆるステークホルダー（顧客、株主、従業員、社会などに代表される）との間の信頼の絆を意味しています。企業はこの信頼の絆の上に成り立ち、その活動を継続することができると考えます。そしてこの信頼の絆を支えるのは企業とステークホルダーとの間の価値の循環であると考えます。価値の循環とはステークホルダーから企業への経営資源の付託と、企業がそれを活用して生み出す付加価値（製品・サービスといった財や利益）のステークホルダーへの還元が循環することを意味します。このような価値の循環を通じてステークホルダーがそれぞれの目的を実現するための手段を提供し、その付託に確実に応えることによりさらに強固な信頼を築いていきたいと考えています。

■特徴：
炭素（カーボン）業界のパイオニアとして日本をリードし、そのクオリティを世界へ広げてきた100年企業です。1918年に東海電極製造(株)として設立し、1992年には東洋カーボン(株)と合併。2030年までの長期ビジョン（先端素材とソリューションで持続可能な社会の実現に貢献する）のもと、歴史と伝統を重んじるとともに、サステナブルな価値創出に向けた、積極的なグローバル展開と技術革新を追求し続けています。