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転職成功に近づくポートフォリオの作り方
自己紹介や実績などの例文・見本も紹介

クリエイターが転職活動をする際、応募先企業にほぼ必須で提出するポートフォリオ。ただ成果物を並べただけでは、魅力的なアピール材料にはなりません。そこで、年間400人以上のクリエイターのキャリアカウンセリングを実施しているクリエイター職専門のキャリアアドバイザーに、転職が成功しやすいポートフォリオの作り方を聞いてみました。
どのような構成とボリュームで、何を説明すべきなのか、といった作り方の基本から、採用担当者が重視しているポイントまで、具体的な見本や例文を示しながら解説します。WebデザイナーやWebディレクターなど、職種ごとに書き方のポイントもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

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誰に何を伝える? 転職に使うポートフォリオとは

ポートフォリオとは、自分が今まで手掛けた案件の完成ビジュアルにその説明文を添えてPDFや紙にまとめたものです。「作品集」と捉えている人も多いでしょうが、転職活動時に応募先企業から提出を求められるポートフォリオは、採用担当者に自分の強みやスキルを伝えるものであり、単なる作品集とは役割が異なることをまず理解しておきましょう。

■ポートフォリオのイメージ

ポートフォリオのイメージ

履歴書や職務経歴書との違い

ポートフォリオは、応募書類のひとつとして履歴書や職務経歴書とともに提出します。どちらも応募者の経験や能力を企業に伝えるものですが、それぞれ下記のような特徴があります。

・履歴書/職務経歴書
テキストで、今までの経歴や関わってきたプロジェクト内容を把握してもらうための書類

・ポートフォリオ
ビジュアルをメインに、経験・スキルの幅広さや業務への取り組み方をアピールするための資料

転職活動のどのような場面で使う?

まず、ポートフォリオは書類選考時の判断材料になり、クリエイター職の転職ではとても重要視されています。Webデザイナーやイラストレーターはもちろん、最近はWebディレクター、編集・ライター職でも提出を求められる傾向にあります。

また、書類選考を通過し、面接を受けるときにも用いられます。特に現場の担当者との面接では、ポートフォリオをもとに手掛けた案件やスキルに対して質問されることが多いです。

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採用担当者が見ている5つのポイント

採用担当者は、ポートフォリオから5W1H(When-いつ・Who-だれが・Where-どこで・What-何を・Why-なぜ・How-どのように)の観点で情報を読み取り、応募者のスキルや経験を判断しています。採用担当者の目線を踏まえて、ポートフォリオで工夫すべきポイントを5つにまとめました。

ポイント1 いつ、どのくらいの期間で制作したか(When-いつ)

案件ごとに、制作期間は必ず書き添えましょう。短期間の案件であればアウトプットのスピードや、それに伴う質を、長期間の案件では携わった業務範囲などと合わせて、どのような業界や業務に豊富な知見があるのかを見られています。また、直近の案件のほうが参考にされることが多いでしょう。

ポイント2 チームの規模とポジション(Who-だれが Where-どこで)

案件ごとに、何人体制で業務にあたり、自分はどのような役回りをしていたのかを記載しましょう。採用担当者はそこから経験業務の範囲や、経験した案件の規模、また、どの程度裁量を持って働いていたのかを読み取ります。

ポイント3 どのようなツールをどの程度使えるのか(What-何を)

案件ごとに使用したツールを記載しておくとよいでしょう。応募先企業の業務に必要なツールを実務でどのくらい使ってきたか、制作物がどのくらいのレベルにあるかを判断します。

ポイント4 課題や解決方法の理解度(Why-なぜ)

ビジネス課題の特定から解決までの一連の流れの中で、何を担当し、なぜそのサイト構成やデザインが課題を解決するのか、理解して業務に活かしているかを見ています。全体のコンセプトを理解したうえでの働きかけや、自ら工夫した点を、ビジュアルとともに説明文で記載しましょう。上流工程から関わった経験があると説得力が出ます。

ポイント5 成果物による変化や効果の理解度(How-どのように)

採用担当者は制作しただけではなく、どのような実績につながったかを重要視しています。特にWebサイト制作の場合は、制作後もPDCAを回して改善に努め、効果検証しているかどうかが大切です。制作後に運用に携われる案件ではないとしても、顧客にとってどのようなインパクトを与えられたのかを伝えましょう。

採用担当者はこの5つのポイントをもとに、自社でも活躍してくれそうかを判断します。

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ポートフォリオの良い例/悪い例

ポートフォリオの実例は、Web上でもいろいろと公開されていますが、たくさんありすぎて何を参考にすればよいのか分からない人も多いでしょう。キャリアアドバイザーに、転職活動のシーンで良いとされる例、悪い例を取材しましたので、確認してみてください。

■ポートフォリオの良い例/悪い例

※双方ともに、同じ案件を解説しています

良い例

【良い例のここに注目】

・サイト画像が注目してほしい箇所ごとに切り貼りされている
・制作時期、ポジション、チーム体制など、案件情報が過不足なくまとめられている
・説明文からビジネス課題と目的、工夫点、成果などが読み取れる
・視覚的に読みやすくレイアウトされている

悪い例

【悪い例のここに注目】

・サイト画像が全体像のべた張りのみで、詳細が分かりにくい
・担当領域や制作体制など、案件の情報が少ない
・説明文からデザインの意図や目的、成果が読み取れない
・ポートフォリオ自体のデザイン・装飾が悪目立ちし、視認性を下げている

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強みが伝わるポートフォリオの作り方

ここからは、下記の5つのSTEPに沿って、あなたの強みを伝えやすいポートフォリオの作り方を詳しくご紹介します。

STEP1 案件をもれなく洗い出す

まずは、これまで担当した案件を規模や業界、担当範囲などで分類し、その中で代表的な案件や、自分の強みが伝わりそうな案件はどれかを考えましょう。経歴の中で、どの経験・スキルが評価されるかは企業ごとに異なる可能性が高いため、経験を網羅的に紹介することが大切です。そのうえで自分の強みや、直近の案件かどうかをもとに、どのくらいのスペースを取って紹介するかの強弱を決めてください。

分類方法やアピールする案件の強弱に自信がなければ、キャリアアドバイザーに相談して、客観的にどういった案件が企業にとって魅力的に見えるのか、教えてもらうとよいでしょう。

ポートフォリオの相談はキャリアアドバイザーへ
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STEP2 見やすい構成を考える

採用担当者にとって見やすい構成やボリュームを意識することも重要です。

媒体

紙、PDF、Web上に公開するなどの手段があります。近年、選考中のやりとりはメールが主であるため、PDFかWebが一般的です。WebデザイナーであればWeb公開、DTPデザイナーであれば紙など、特性にあった媒体を選ぶと印象に残りやすいでしょう。ただし、最も大切なのは中身なので、いずれの方法でもかまいません。ポートフォリオ作成ツールなどを利用しても大丈夫です。

デザイン

凝ったデザインでなくても問題ありません。文字の大きさ、色、フォントは視認性の高いものを、配置や飾りはデザイン性より見やすさを意識してください。

構成・ボリューム

表紙、自己紹介ページ、実績紹介ページでトータル10~20ページが目安です。PDFやWeb公開の場合は、メール受信やサイトを読み込む際に、応募先に大きな負荷がかからないサイズを心がけてください。

【ポートフォリオの構成例】

・表紙

デザインに決まりはありませんし、独自性をことさら強調する必要もありません。ポートフォリオである旨と自分の名前を記載し、1ページでまとめましょう。

・自己紹介ページ

自己紹介として、経歴や使用ツール、職務要約、資格、自己PRなどを1ページ程度にまとめましょう。

・実績紹介ページ

手掛けた案件1つにつき、1/2~2ページ程度を割いて、サイト画像と説明文を入れましょう。ポートフォリオのページ数は、合計10~20ページが目安で、多くても30ページ以内に収めてください。

よくある質問

Q応募する企業ごとに作り替えるべきですか?
応募先が求めているスキルや経験をアピールするほうが印象は良いので、入社する意欲が高い企業であれば、作り替えてみましょう。ただし、すべての企業ごとに作り替えるのは大変なので、自分の強みと経験をまんべんなく網羅した構成にして、どの企業にも対応できるようにするのが無難です。余裕があれば、企業によって魅力的に感じてもらえそうな案件を前に持ってくるなど、順番を入れ替えてみてください。
Qプライベートでの活動も入れるべきですか?
趣味で制作したWebサイト、知人に頼まれたイラスト仕事なども入れてかまいません。業務の中では扱わないジャンル、使わないスキルを用いた制作物であれば、さらなるアピール要素になります。業務と重なる内容であれば、無理に入れる必要はないでしょう。

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STEP3 自己紹介ページを作る

下の例のように経歴や自己PRを簡潔に記載しましょう。自己紹介の後に、実績紹介のページを設けることをおすすめしていますが、そちらで記載する内容のダイジェストページになるようなイメージです。

▽自己紹介ページの例

自己紹介ページの例

【自己紹介ページの作り方ポイント】

A プロフィール・経歴
基本情報と経歴を記入します。出身地やSNS、ブログなどのアカウント記載は任意です。SNSで積極的に業界情報を取得したり発信したりしている場合などは、プラスに捉えてもらえるかもしれません。
B 活かせるスキル
必ず書いてほしい項目です。使えるツールや習得している技術の経験年数を記載して熟練度を伝えます。スキルレベルが視覚的に分かりやすいチャート図を用意してもよいでしょう。資格や受賞歴は入れてもかまいませんが、実務での成果のほうが優先されるので、持っていなくても問題はありません。
C 職務要約
これまでの社歴と絡めて、どのような業務を担当してきたのかを簡潔に記載しましょう。数行程度でかまいません。
D 自己PR
好印象を与えられそうな強みを、実例とともに1~3つほど記載しましょう。志望度の高い企業でしたら、担当者に好まれそうな強みをアピールするのもOKです。
その他
今後どのような仕事に携わりたいか、といった将来のビジョンを入れるのもよいでしょう。ただし、企業が期待しているキャリアプランに沿っていないと見送りになる場合もあるので、慎重に判断してください。また、ブログでの情報発信や個人的な制作など、業務外の実績があればそれもアピールポイントになります。

よくある質問

Qポートフォリオでの自己紹介は、職務経歴書や履歴書と同じ内容でもよいのでしょうか?
同じ内容だとしても、自己PRでは言葉や取り上げる実績を変えてみましょう。職務要約は似通ってもかまいませんので、職務経歴書より短く端的な書き方を心がけてください。また、職務経歴書や履歴書ではこれまでの経歴を羅列するのに対し、ポートフォリオでは案件ごとに携わり方や工夫点などを掘り下げます。意外と内容は重複しないため、さほど気にしなくても大丈夫です。

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STEP4 実績紹介ページを作る

ポートフォリオで一番大切なのがこのページです。

取り上げる案件の選び方

STEP1の手順を思い出し、あなたの経験がまんべんなく伝わるよう案件をピックアップしてください。女性向けの商材を扱った華やかなもの、テキスト情報を分かりやすく整理したものなど、さまざまな方向性の仕事を選べば、経験の幅広さをアピールできます。自分の中で印象に残っている案件を取り上げるのもおすすめです。

掲載順

時系列で新しいものから始めるほか、成果が大きかった実績順、幅広い経験があるならカテゴリー別に並べるなどの方法があります。転職で目指す業界があるのなら、関連がある案件順も効果的。アピールしたい案件ほど前に配置しましょう。

▽実績紹介ページの例

実績紹介ページの例

【実績紹介ページの作り方ポイント】

A 担当クライアント/案件
依頼された企業名と案件名、Webサイトの場合はURLを記載。キャンペーンサイト、コーポレートサイトのLPなどの新デザインなのか、ECサイトなどのテンプレート更新なのかを書いて、規模感や難易度を伝えましょう。
B 案件のイメージ画像
Webサイトのキャプチャ画面を数点貼りましょう。サイト全体または一部分へのフォーカスなど、アピールしたいことによって掲載する範囲を変えてください。余裕があれば簡単な説明文を入れるとていねいです。
C 案件の情報
・制作期間…断続的なプロジェクトであれば、実際の作業期間の目安を入れましょう
・担当領域…運用か制作か、マネジメントの有無も記載
・制作ツール…どんなツールを使って制作したのかを記載
・制作体制…全体の規模感と関わった人数、自分のポジションを記載
D 案件の説明文
自分の書きやすい分け方が一番ですが、「課題」「目的」「行動」「結果」が漏れなく順番に読み取れることが大切です。上記の例では課題と背景を上部に箇条書きでまとめ、「工夫した点・実績」で目的や行動、結果を記載しています。月間PV数や直帰率の改善など、数字で表せる成果があると説得力が増します。

案件の説明文は、次章や後半の職種別のアピールポイントも参考にしてみてください。

よくある質問

Q掲載できる案件が少ない場合は、どうアピールすればよいですか?
デザイナー経験が浅い場合は、プライベートでの制作物も入れましょう。企業側にスキルの幅や自己研鑽意欲などを示せます。実務経験が少なく未経験に近い場合は、デザインスクールでの課題や独学での成果物などを載せてもよいでしょう。何を目的にどのような工夫をしたのかをきちんと伝えることが大切です。
Q案件のひとつひとつが長く、数が少ない場合は、どうアピールすればよいでしょうか?
長期の案件であれば、その中でも新規制作、リニューアル、運用などさまざまな段階があると思います。それぞれの段階で別のページを作り、どのような対応や工夫をしたのか、時系列で伝えるようにしましょう。
Q多くの案件に浅く広く関わったため、技術が未熟です。どうアピールすべきでしょうか?
数多くの経験を並列に並べるのではなく、それぞれの案件でアピールする強みを別々に設定し、情報に強弱をつけるとよいでしょう。幅広い経験は強みにもなります。客観的に強みになるか判断しづらければ、キャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。

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STEP5 案件の説明文を書く<例文付き>

STEP4の「D」にあたる案件の説明文の例とポイントを紹介します。例文は「目的」「課題」「行動」「結果」を1つの文章で紹介していますが、STEP4のように分けてもかまいません。採用担当者がじっくり読む部分なので、例文とポイントを参考に取り組んでみてください。

【例文1】

〇〇〇というWebサービス内で購買率向上を目的とした、サイトデザインのリニューアルを実施。Webデザイナーとして、課題であったアプリケーションのUI/UX改善を担当し、サイト内リンクの見直し、購入者情報の入力欄を整備しました。ABテストの結果としても非常に良好な結果が得られ、改修前に比べて1.5倍程度の購買率向上につなげることに成功しました。

評価につながるポイント

リニューアルによって得られた効果を、具体的な数字とともに伝えられています。

【例文2】

〇〇〇サービスの新規顧客獲得を目的としたサイトリニューアルに携わりました。ユーザーの利用頻度を上げるために、サービス内の分かりにくいポイントを解説したページを新設。情報を整理することで、新規ユーザーにも使いやすいサイト制作を心がけました。
20代女性がターゲット層のため、華やかなイラストと淡い色味を意識しました。結果として競合サービスに比べて、月間1位の売り上げを達成しています。

評価につながるポイント

目的やターゲットに適切に沿った工夫は、評価につながりやすいです。

【例文3】

〇〇〇様のキャンペーンサイトを制作しました。テレビCMや新聞広告など、露出の高いキャンペーンだったため、トップページではそれぞれのデバイスに最適化させた△△△といった機能を企画・制作。逆に、下層では各店舗で実施しているキャンペーン情報を伝えることを重視し、細かい機能追加よりも、情報の探しやすさや⾒やすさを意識して設計しました。結果としてXX%程度のCVRにつなげることにも成功し、翌年の受注にもつながりました。

評価につながるポイント

サイト内のページごとの役割を理解して設計する、ディレクション能力の高さがアピールできています。

【例文4】

〇〇〇社のオウンドサイト△△△の新着記事ページとバナー画像の制作を担当。記事は1カ月に30~40本、バナー画像は記事ごとに2~3種類をコンスタントに制作しています。点数が多く、スピード感が求められる環境の中で人物インタビューやノウハウ記事が重なることもあり、切り口を変えてそれそれが印象に残るデザインを心がけています。

評価につながるポイント

具体的な成果はないものの、業務量が数字で可視化されているため、仕事の遂行能力を評価できます。さらに、顧客からの反応も入れられるとより良いでしょう。

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ポートフォリオの作り方に関するよくある質問

Q センスに自信がありません。オリジナリティを出さなければいけませんか?

ポートフォリオはセンスよりも、これまでの実績や経験をアピールできる構成が大切です。案件選びと工夫点などの説明文の準備に時間を割きましょう。デザインが凝ったものを作るというより、見やすくて視線誘導が自然、かつ情報の強弱が分かりやすいデザインになっているか、ということを意識してください。もちろん、コンセプトに沿っていて効果につながっていれば、「センス」や「独自性」もプラスの評価につながります。

Q ポートフォリオ作成サービスを使っても問題ないでしょうか?

Web上で利用できるポートフォリオ作成サービスを使っても、選考に大きく影響することはありません。重要なのは採用担当者が見ている5つのポイント強みが伝わるポートフォリオの作り方で紹介した要素が入れられるかどうかです。一度、利用してみて、自分の強みが伝わる構成になりそうか試してみるのもよいでしょう。

Q ポートフォリオを使った面接対策は必要でしょうか?

ポートフォリオを提出した場合は、面接対策として事前にどの案件で何を話すか、考えておくことが必要です。面接の場で、提出書類を一緒に見ながら、自己PR や案件の詳細説明を求められることがあるからです。話題にしやすい案件をポートフォリオの先頭に持ってくるのも一手です。

Q 動画や立体物はどうポートフォリオにしますか?

基本は写真画像で貼り付けます。立体物であれば複数の角度から撮影し、動画であれば複数場面をキャプチャすると伝わりやすいでしょう。YouTubeの限定公開機能を利用する人もいます。

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【職種別】ポートフォリオのアピールポイント

職種が違えば、ポートフォリオで伝えるべきポイントも異なります。

Webデザイナー

課題を解決するためにどのような工夫をしたのかを伝えましょう。Webサイトは公開後も運営していくことが前提なので、ABテストをはじめ、効果を検証・改善した経験があると強みになります。

CGデザイナー、イラストレーター

制作物のクオリティに重きが置かれます。完成度やこだわりを伝えるために、細部のキャプチャを撮って、制作手順の説明などを入れましょう。チームで制作したものなら、どの部分を担当したかを明確にしてください。

Webディレクター、Webプロデューサー、UI/UXデザイナー

Webサイトの課題と解決策は多岐にわたるため、どのような場所でも結果を出せる根幹の思考力が問われます。課題特定から施策立案、実行、改善の一連の流れに沿ってWebサイト全体がどう変わったのかを見せましょう。Webサイトを改善する前後のキャプチャがあると分かりやすいです。説明文が多くなりそうであれば、要点をかいつまんだ箇条書きもあると読みやすくなります。

Web編集/Webライター

文章であっても、手掛けた記事や掲載サイトのキャプチャ画像は入れましょう。どのような意図で制作したのか、工夫点や公開後の運用フェーズでの改善行動を示して、PV数やCVR向上といった結果に結びつけることが望ましいです。

ポートフォリオは、クリエイターとしての実績を伝えるためには欠かせません。どうまとめたらよいのか、自分のスキルのどの部分を強みにすればよいのか迷ってしまう方も多いでしょう。キャリアアドバイザーならクリエイティブ領域の業務にも詳しく、採用担当者の目線も兼ね備えているので、ポートフォリオに対する客観的なアドバイスが可能です。転職を有利に進めるためにも、添削を受けて、ブラッシュアップしていくのがおすすめです。

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