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エンジニア 転職 失敗のイメージ

エンジニアの転職~成功・失敗事例から学ぶ成功の秘訣とは

転職活動を始める前は、失敗しないかどうか不安を感じる方も多いと思います。エンジニアで転職に失敗している人には何が足りなかったのでしょうか? ここでは、エンジニアが転職する際に何に気を付ければよいか、成功事例・失敗事例をもとにポイントを紹介していきます。

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エンジニアの転職成功事例

エンジニアとして希望どおりの会社に転職し、新たな分野でスキルや経験を活かした仕事に就けるなど、満足のいく形で転職を成功させる人には一定の傾向があります。

その1つは、転職する理由や目的が明確であること、もう1つは現在の自分のスキルや強みを正確に把握して、企業が評価する点をきちんと押さえた説得力のあるアピールができることです。

今回は年収アップを実現した2つの転職成功事例を紹介し、そのポイントについて解説します。

【転職成功事例1】基盤設計経験を活かし、大手Webサービス企業の基盤エンジニアへ転職したAさん

【プロフィール】 Aさん 33歳 男性

【勤務会社】 インフラシステム保守企業で常駐基盤設計運用業務に従事

【年収】 510万円 → 600万円

【勤務地】 東京

【転職先決定までの経緯】

(1)「自社のWebサービスを支える基盤エンジニアになる」という夢の実現のため転職活動を開始。

(2)Web企業に評価される経験や知識の理解不足、職務経歴書の表現が分からない、という理由でdodaキャリアアドバイザーに相談。

(3)職務経歴書に記載した業務内容や自己研鑽内容が高く評価され、7社のWeb企業から面接依頼。その結果、大手Webサービス企業に内定。

年収アップ転職の成功のポイント

Aさんのケースでは、これまでの経験を整理して自身の強みを明確にできたことが成功のポイントです。

具体的には、Web企業で求められるミッションクリティカル性と大規模トラフィックの負荷分散について、自らの経験を「いつ」「何を」「どのように」と細分化して徹底的に言語化しました。経験の整理をしつつ、同時並行でインフラエンジニアとしての強みを自己認識できたことで転職活動に自信を持って取り組むことができました。

また、職務経歴書の工夫を怠らず、単なる業務内容の記載だけでなく、普段の業務で工夫した点や苦労から学んだ点などを盛り込んで、転職後も成果を出せるという再現性のある経験をアピールすることで、求人企業からの高い評価を得ることができました。

【転職成功事例2】転職で上流工程への挑戦を実現したBさん

【プロフィール】 Bさん 30歳 男性

【勤務会社】 二~三次請けのSIer(システムインテグレーター)

【年収】 400万円 → 500万円

【勤務地】 東京

【転職先決定までの経緯】

(1)構築業務がメインである現職から、要件定義・設計業務まで担当できるSIerへのキャリアアップ転職を目指す。

(2)転職活動当初はWebから企業に直接応募していたが、書類選考を通過できずdodaエージェントサービスに登録。

(3)キャリアアドバイザーがイチから職務経歴書を見直し、再作成。

(4)職務経歴書を改善した結果、書類選考の通過率は当初の3倍に。希望企業から内定を獲得。

年収アップ転職の成功のポイント

Bさんの場合は、書類選考で不採用になってしまう原因究明をしっかり行い、キャリアアドバイザーに相談をして、添削や助言を受けながら職務経歴書の見直しと再作成に取り組んだことが成功のポイントです。

それまでの書類選考の不採用理由が、職務経歴書の内容が薄く、募集企業にアピールできていなかったことが理由だったため、企業が求めることを「技術」と「技術以外」に分けてポイントを簡潔に整理し、効果的に企業にアピールする内容を盛り込みました。その結果「面接で会ってみたい」と採用担当者に思わせる職務経歴書ができ、書類選考の通過率向上につながりました。

なお、エンジニアの方の中には、「技術」に関するアピールは得意でも、「技術以外」のアピールはイメージしにくいという方もいるかもしれません。ですが、ご自分では気づかないだけで、過去の経験を振り返り、見方をちょっと変えればアピールポイントは意外とあるものです。例えば、Bさんのように上流工程へのキャリアアップを目指す方であれば、担当したプロジェクトにおいて「能動的に働きかけたポイント」や、上流工程で求められることの多い「顧客折衝」や「プロジェクト管理の経験」などが有効な記載例です。

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エンジニアの転職失敗事例

「希望する企業の選考がうまくいかない」「転職したものの希望の仕事内容と違っていた」など、転職活動が期待した結果に結びつかないこともあります。なぜその企業に入りたいのか、そこでどんな仕事をしたいのかなど、キャリアの方向性や将来の目標などがなく、「大手だから安心」「雰囲気が良さそう」などイメージや知名度を優先して選んでしまう場合によく見られます。

このようにご自身の中に仕事に対する明確な目標や「軸」がないと、企業が求めている仕事内容と自分のやりたいことにミスマッチが起きて、転職後に「こんなはずじゃなかった」と不満を抱きやすくなってしまいます。転職しようと決めたら、自分の転職軸を一度見直してから企業選びを始めることをお勧めします。

また、実際に働きながら転職活動をする際には、時間管理やモチベーション維持にもさまざまな支障が起きてしまいます。ここでは、次の失敗事例をもとに、ご自身の転職を成功に導くようにポイントを押さえておきましょう。

【転職失敗事例1】面接調整を思うようにできず、面接機会を失ってしまったCさん

【プロフィール】  Cさん 30歳 男性

【職種】 SIer勤務。金融系のインフラ基盤の設計構築を担うインフラエンジニア

【転職活動の経緯】

(1)事業会社の社内SEを目指し転職活動をスタート。

(2)当初は自分で転職活動を進め、何社か書類選考通過の連絡を受け取り、忙しい合間を縫って面接調整を進めていたが、ミッションクリティカルなシステムを担当していることもあり、面接当日に急なトラブルに巻き込まれて仕事を抜けられず、面接に行けない状況に。

(3)その結果、ほかの応募者の採用が決まり、内定を得ることができなかった。

(4)1人で面接調整をすることに限界を感じ、dodaのエージェントサービスに登録。

失敗から学ぶ転職成功のポイント

仕事と転職活動を両立させ、うまく面接スケジュールの調整を行えるかどうかが最初のポイントです。

Cさんのように仕事をしながら転職活動を進める中で、多くのエンジニアの方が現職業務と面接調整の両立に苦戦しています。
とりわけインフラエンジニアの方は、業務トラブルや障害対応などが発生し、貴重な面接機会を失ってしまうケースも多々あります。

特に採用枠が1人で人気の高い社内SEのポジションや年度中に採用したい企業のポジションは、一度チャンスを逃すともう面接の機会を与えてもらえない場合もあるため注意が必要です。

【転職失敗事例2】第一希望のみ応募していたDさん

【プロフィール】 Dさん 33歳 男性

【職種】 通信キャリア向けのネットワーク設計

【転職活動の経緯】

(1)転職活動が初めてで慎重な性格もあり、キャリアアドバイザーから複数の企業の求人を提案されたが、一社一社進めたいという強い意向により、当初最も関心の強い企業を1社に絞って転職活動を進めた。

(2)書類選考を通過し、一次、二次面接も順調に通過したが、最終選考で不採用となり、内定を得ることはできなかった。

(3)あらためてほかの企業に応募しようとしたが、興味を持っていた企業の採用はすべて終了し、チャンスを失ってしまった。

(4)アドバイスどおり転職活動を始めた当初から別の企業も視野に入れて面接を受けておけばよかったと後悔。その後、Dさんは第一希望が不採用になってしまった落胆で転職活動のモチベーションが大きく下がってしまい、最終的には転職活動を一度やめる判断に至った。

失敗から学ぶ転職活動のポイント

チャンスがあれば、より多くの企業に並行して応募することが内定を獲得するためのポイントです。

転職活動では、第一希望の企業から内定を得られるとは限りません。そのため、興味があれば複数の企業に同時進行で応募し、選考を進めることが大切です。また、転職活動をする人の多くが、複数の面接を受ける中で志望企業の順位が応募当初から大きく入れ替わっています。初めての転職活動の場合は特に成功のポイントが分からず、後々後悔することが多いのが実情ですので、必ず複数の選考を進めるよう心がけてください。

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成功事例、失敗事例から学んだことを活かしつつ、転職活動を効率よく進めるためにも、また書類選考と面接の通過率を向上させるためにも、転職エージェントサービスやキャリアアドバイザーを上手に活用しましょう。

履歴書・職務経歴書の改善や面接対策では、採用企業が求める人材要件を正確に把握することが大切です。しかし、お一人の転職活動で企業の情報を収集することは容易ではありません。dodaでは、転職活動支援のプロフェッショナルであるITエンジニア専任のキャリアアドバイザーが、情報提供や履歴書・職務経歴書のブラッシュアップをアドバイスいたします。dodaのキャリアアドバイザー活用もご検討ください。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

小田部 大輝(こたべ・ひろき)

新卒でウェディングプランナーを4年経験した後、パーソルキャリア株式会社に入社。現在はキャリアアドバイザーとしてIT領域の方々を中心に支援を行う。一人ひとりの状況や感情に寄り添ったサポートを得意とする。また、自分自身の転職経験も踏まえ、転職活動のリアルなアドバイスや転職を希望する方々と同じ目線に立ってのフィードバックなどを通じて伴走することを心がけている。

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