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転職・求人DODA(デューダ)トップ > メルカリのシリアルアントレプレナー松本が語る!~新規事業立ち上げのプロセス~ 1 キャリアーセミナーアーカイブ
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メルカリのシリアルアントレプレナー
松本が語る!
~新規事業立ち上げのプロセス~

株式会社メルカリ・松本龍祐

[index]
メルカリのシリアルアントレプレナー松本が語る!~新規事業立ち上げのプロセス~(2016.7.25)

[概要]

「メルカリ&リクルートライフスタイルの事例から学ぶ 新規ビジネス立ち上げの裏側」と題したトークイベントが 2016年3月9日に行われました。そこでシリアルアントレプレナー(連続起業家)である松本龍祐氏と、株式会社リクルートライフスタイルのイントレプレナー(社内起業家)である大宮英紀氏が、実際に携わったサービスの事例をもとに、新規ビジネスのアイデアが生まれた背景などについて講演しました。
今回はその中から、株式会社メルカリ 松本龍祐氏の講演の模様をレポートします。

                
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[profile]

松本龍祐 株式会社メルカリ 執行役員/株式会社ソウゾウ 代表取締役社長

大学在学中より出版系ベンチャー企業を立ち上げ、カフェなどを経営。2004年、中国企業のSNSビジネス立ち上げに参画、その後2006年にコミュニティ企画・運営に特化したコミュニティファクトリーを設立。2009年以降はソーシャルアプリ開発に特化し、開発に携わったスマートフォンアプリ『DECOPIC』が2,800万ダウンロードを記録。2012年9月にヤフー株式会社へコミュニティーファクトリーを売却。その後ヤフー株式会社開発室本部長を経て、2015年5月よりメルカリに参画。新規事業を担当する子会社、株式会社ソウゾウの代表取締役社長に就任し、2016年3月17日に同社よりスマートフォンアプリ「メルカリ アッテ」をリリース。

「アッテ」のサービスはこうやって誕生した!サービス発想までのプロセス

テーマの種を見つける

「メルカリ アッテ」は、地域コミュニティに特化したCtoCのサービスです。近隣地域に住むユーザー同士が、不要品の売買やスキル・サービスの取引、仲間募集などを無料で行うことができます。

このアプリを開発することになったきっかけは、メルカリの代表である山田からの「何か新しいサービスをつくろう」という、非常にざっくりとしたお題でした。新しいサービスを考えるとき、まず必要になるのがテーマ設定です。これが良いのではないか?と感じる「テーマの種」を見つけるのですが、ここで重要なのは、そのテーマの種に対して、さまざまな角度から事前のリサーチを行い複合的に考えることです。たとえば市場規模や競争環境はどうか、法的規制はないか、国内外に類似のサービスはないか、世の中のトレンドに合っているかなど。種を見つけたと思っても、それらの制約条件のいずれかに引っ掛かってしまうことがほとんどで、1000のアイデアを考えて2、3個がものになれば良い方だと思います。特に、トレンドを見極めることは大切で、大きく移り変わる世の中の流れに乗っているかどうかによって、そのサービスの勝ち負けの大部分は決まってくると言えます。

「メルカリ アッテ」の場合、すでにリリースしている「メルカリ」がモノを売り買いするアプリなので、次のテーマの種は「サービスのCtoCを手がけてみたい」というものでした。それも、ジャンルを絞るのではなく、全方位でカバーするようなサービスにしたいと考えました。その場合、近隣地域に住むユーザー同士をつなげるためには、必然的に現在位置情報を鍵にしたサービスになると考えられます。そこで目を向けたのが地域掲示板サービスでした。国内外の競合数十社のアプリをリサーチし、それぞれのユーザーインターフェイス(UI)や規模感、特徴、ユーザーから支持されているポイントなどを徹底的に比較しインプットしました。

コンセプトをつくる

テーマが決まれば、次はコンセプトづくりです。「CtoCサービスを全方位で行う」というテーマに沿って、多くの人に利用してもらうためには、なるべく簡単で直感的に操作できるUIにしたいと考えました。そこで、すべてのやりとりをメッセンジャーで完結させるチャットUIを採用。また、ビジネスモデルに関しては、無料の場合は3km範囲のユーザーに対してできる募集や宣伝を、有料でより広い範囲に対して行えるようにする仕組みを考えました。このようにしてコンセプトが固まってくる中で、チェックしなければいけないポイントが「なぜそのサービスをするのか」「なぜユーザーはそのサービスを使う必然性があるのか」「ほかのサービスがあるなかで、なぜ自分のサービスが勝てるのか」の3点です。これらを自らに問いかけ、明確な答えを出すことが、コンセプトをつくることだと考えています。

また、サービスモデル、UI、そしてビジネスモデルの3つは、それぞれを順番に検討したり、担当を分けたりするのではなく、1人の頭で行ったり来たりを繰り返しながら考えることが重要だと思います。なぜなら、このうち2つに対しては優れたアイデアがあっても、残り1つはいくら考えても成立する可能性を見いだせない…という状況であれば、その新規サービスは検討してもうまくいかないからです。

NEXT:ユーザーの意見は取り入れない方が良い?

                
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