扶桑薬品工業株式会社

■事業内容：
医療用医薬品、医療機器及び診断薬の研究開発及び製造販売

■同社の工場・研究所の特徴：
（1）城東工場…第一注射剤工場と第二注射剤工場から成り、隣接して立体自動倉庫を設置しています。ポリアル（プラスチックボトル）入りの輸液、プレフィルドシリンジ製剤を生産しており、体外診断薬、医療機器・用具も製造しています。
（2）大東工場…1979年11月竣工の敷地約10,000平方メートル、床面積7,200平方メートルの内用剤専用工場です。散、錠、カプセル剤など多岐にわたる剤型の医薬品がこの工場で生産されています。
（3）岡山工場…約50,000平方メートルの敷地に工場棟、動力棟、物流センター、品質管理棟及び事務所棟（延床面積27,000平方メートル）を擁し、人工腎臓用透析液と輸液（プラスチック製ボトル型、バッグ型容器製品）の安定供給のための生産拠点として1985年に完成しました。現在はこれらのほか20mlプラスチック製アンプル（スノープル）製品、50・100ml注入針付溶解剤や、1～10mlの小型アンプル製品も生産しています。
（4）茨城工場…常磐自動車道中郷SA直下にある中郷工業団地に、透析剤・輸液剤の東日本における生産・供給拠点として、1995年5月に完成しました。その規模は敷地面積69,500平方メートル、延べ床面積51,000平方メートルと岡山工場を凌ぎます。透析剤・輸液剤のトップメーカーとして高品質を確保し、安定した製品供給を行い、社会的責務を全うすべく整備強化を図りました。
（5）研究開発センター…本社事務所・城東工場の北接地にある、敷地3,500平方メートル、床面積9,300平方メートルの地下1階、地上5階の研究棟です。地下に遺伝子治療研究施設と大動物飼育施設、1階に薬事、知的財産、学術部門、開発監査部門とカンファレンス室など、2階は中動物飼育施設、品質管理部門、理化学製剤研究部門、バイオテク研究部門と臨床開発部門、4階には安全性研究部門、薬理研究部門、小動物飼育施設と講堂が配されており、スタッフは「Ever Onward」を合言葉に日夜研究・開発に取組んでいます。