開催レポート 海外・アジア転職イベント
アジアキャリアセミナー グローバルキャリアアドバイザーが語る50分で分かるアジア転職基本情報 2023.04.20 実施事後レポート
海外転職支援実績が豊富で、自身もアジアでの勤務経験があるグローバルキャリアアドバイザーが登壇し、アジア転職に興味を持ち始めた方・これから転職活動を始める方に向けたセミナーを開催。
dodaで求人を扱っているアジアの10の国とエリアについて、それぞれで求められる語学力・求人傾向をはじめ、各エリアの暮らしの様子・ビザ取得条件など…転職活動の一歩目に知っておきたい情報を解説しました。今回は、当日のハイライトをお伝えします。
登壇者紹介
パーソルキャリア株式会社 グローバルキャリアグループ
ゼネラルマネジャー(グローバルキャリアアドバイザー)
都築 徹
当日のプログラム
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・各エリアの仕事と暮らし
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・自分のキャリアからターゲットを絞る
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・汎用的なスキル・経験とは…?
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・アジア転職の進め方
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・忘れちゃいけないビザ取得要件
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・コロナは海外転職には逆風、今だからこそ考えたいこと
セミナー内容紹介
セミナー当日のプログラムの中から、海外転職の希望者から実際によく相談されるQ&Aをいくつかご紹介します。
ビジネスレベルの英語力がなくても、大丈夫?
都築:国やエリアにもよりますが、ビジネスレベルの英語力がなくても業界・職種の経験を活かして海外転職をした事例は多くあります。例えばDさんは、英語は日常会話レベルでしたが、日本でのITエンジニアの経験を評価されて、ベトナムの日系IT通信会社で日系顧客担当の技術営業として採用されました。
ほかにも、英語はほとんど話せないGさんが、長年携わった製薬会社での製造現場管理経験を活かして、中国の大手メーカーの新規工場の管理者として転職、給与アップも同時にかなえられたという事例もあります。
未経験だけれど、語学力を活かして海外で働きたい!
都築:語学力を活かしての未経験からの転職も、企業によって可能です。実際に、中国系の航空会社の客室常務員として働いていたHさんは、中国語が話せることが評価され、営業未経験から中国の日系IT企業に法人営業として採用されました。
海外転職のフローってなんだか難しそう…。具体的にどう進めたらいいの?
都築:情報を収集して、求人に応募、書類選考、面接、内定という一連の流れは国内での転職活動と変わりませんが、国やエリアによっては日本語の履歴書・職務経歴書以外に英文のレジュメが必要な場合もあります。
また、アジア転職でよく見ていただきたいのは、企業情報・仕事内容・給与です。現地でどのよう生活をするか、イメージを描くことが大切です。dodaでもアジア転職の情報として各エリアの暮らし・生活費などもサイトに掲載していますが、もっと詳しく知りたいという場合は、dodaエージェントサービスに登録のうえ、dodaグローバルキャリアアドバイザーにお気軽にお問い合わせください。
※dodaのエージェントサービスは国内在住の方がご利用いただけます。
海外在住の方はこちら。
応募したい国のビザ取得要件を満たしていない場合はどうしたらいいの?
あきらめるしかない…?
都築:転職を希望する国・エリアのビザ取得要件に対して、例えば「学位がない」「就労経験が足りない」ことが分かった場合でも、海外転職の道をあきらめる必要はありません。実例を紹介すると、短大で英文学を専攻し、卒業後は空港のグランドスタッフや販売職として経験を積んだ20代のEさんは、英語力を活かしてマレーシアへの転職を希望していました。短大卒のためマレーシアの一般的な就労ビザを取得することはできませんでしたが、マレーシアで海外からの誘致に力を入れているBPO企業では短大卒でのビザ取得が可能と知り、BPO企業に絞って転職活動に注力。カスタマーサービス職での転職を成功させました。
このような事例以外にも、通信制の大学で働きながら学位を取る方法や、まず国内で転職して足りない経験を培うなど、方法はさまざま。アジアにつながる働き方を見つけた事例はdodaでも多くありますので、「次に取るべき行動が分からない・自信が持てない」という方は、dodaエージェントサービスに登録のうえdodaグローバルキャリアアドバイザーのサポートをご活用いただきたいと思います。
※ビザ取得要件については、現地事情により変更になる場合があります。最新の情報は、各国・エリアの大使館やdodaグローバルキャリアアドバイザーを通じてご確認ください。
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