dodaイベント・セミナー講師紹介 Vol.04
dodaイベント・セミナー講師紹介 Vol.04
フィールドアップ合同会社 田上 誠司氏
誰しもが持っている資質を磨くことで強みになる
ストレングスファインダーを用いて「自分が本当にしたいこと」の発見を支援
講師紹介
田上 誠司(たがみ・せいじ)氏
フィールドアップ合同会社代表
【略歴】
「人の可能性が未来を創る」をコンセプトに掲げ、人が成長するための「場(Field)」を創るために、新入社員から経営者まで幅広い層に向けたコーチングサービスを提供するフィールドアップ合同会社の代表として活躍。
日本最大級のコーチングファームで学んだコーチングの手法を活かして、これまでに300人以上の管理職および経営者に対して1on1のコーチングを実施している。また、人と企業の関わりを分析してきた経験をもとに、転職者に対する支援にも力を入れている。
趣味は旅行。自分の知らない場所に行きたいとの思いが強く、南極やエベレストを訪れた経験もある。
講師インタビュー
仕事を通じて幸福を感じられる人を増やしたい
私は大手飲料メーカーで製品開発の業務に携わっていたことがあります。その際、どのようなコミュニケーションが存在すると組織の中の人のモチベーションが高まるのかについて考えました。そのときにプレゼンテーションやファシリテーションの技術を学び、コーチングに出会っています。その後はコーチングファームで、300人以上の管理職および経営者に対して1on1のコーチングを実施してきました。そして、人のモチベーションが高まると、組織のパフォーマンスも向上すると確信を持ちました。
このような私の経験を活かして、さまざまな思いを抱える転職希望者を支援したいと考え、講師としての活動を始めました。多くの方は「やりがいのある仕事に就きたい」「年収を上げたい」「市場価値を高めたい」など考えていることが多いです。転職希望者とともに仕事をすることで本当に得たいものは何かを探求しサポートができることは、私にとっての大きなやりがいになっています。
仕事には、生活のためのお金を得る側面もありますが、それがすべてではありません。私は、仕事を通じて人に影響を与え、一歩前進していくお手伝いができることに大きな喜びを感じます。仕事をすることに自分の人生にとって意味を感じられる、幸福を感じられる人が増えると、日本全体の生産性向上にもつながるはずです。
参加者の立場で、弱みを強みに変えるテクニックを伝授
講師としてセミナーに登壇する際、私は独り善がりに自分の話したいことを伝えるだけにならないよう注意しています。講師の存在は、参加者がいて初めて成り立つものです。セミナーでは、参加者の立場で物事を考え、参加者にとって価値のある情報を提供することを大切にしています。また、講師として楽しんでいる姿を見せることも重要だと考えていますね。私の楽しむ姿が参加者の楽しむ姿につながるようなセミナーにしたいと常に思っているんです。
講師として活動をしながら、私は日々さまざまな学びを得ています。その中の1つは「人間は一人ひとりが個性的で、それぞれ強みを持っている」というものです。転職活動に限らず、多くの人はテストの点数や、数字で示せる目標の達成率といった定量的な尺度で自分を評価します。しかし、それ以上に大切なものがあるんです。それは自分自身を活かす方法を見つけることです。
私のセミナーでは、ストレングスファインダーという手法を用いて、弱みと思われる部分を強みに変える方法を提供しています。例えば、自分について「人間関係に興味がない」「人の気持ちを汲み取れない」と認識している人がいるとします。これらの特徴は組織で働く際に不利になると感じるかもしれませんが、視点を変えるとこれらの特徴は「相手の感情に左右されず、すべての人に公平に接する」という強みになるんです。
このように弱みを裏返して強みにすると、広い視野を持って転職活動に臨めるようになります。そして自分の特徴を明確化できると、自分に合う仕事や会社も見えてきます。そのためには、自己分析を行ったり自分を俯瞰したりするための時間をしっかりと確保し、転職活動に活かすことが重要です。
これらの考え方を伝えて、「ありがとう」「勇気づけられた」「これからやってみたい」といった言葉をもらえる瞬間に、私は大きな喜びを感じます。人々が前向きになる瞬間に立ち会えることが、私にとっての大きなやりがいなんです。
転職セミナーは自分を俯瞰する機会として有意義
転職セミナーに参加することで、忙しい中で自分のために時間を確保でき、狭くなりがちな視野を広げられると考えています。また、転職セミナーでの質疑応答の時間も貴重です。質問を積極的に行うと、セミナーのテーマをより深く理解できる場合があるからです。参加者には、些細な内容でも遠慮せず質問してほしいと考えています。
目の前の仕事ややるべきことに追われている転職希望者も多いはずです。そのような方には、自分を俯瞰する機会として転職セミナーを活用してほしいと思います。弱みを強みに変える方法も含めて、新しい気づきを得られると転職活動に新たな展望が開けるはずです。
「すべきこと」よりも「したいこと」を大切に転職活動を進めてほしい
転職活動では「すべきこと」よりも「したいこと」を大切にしてください。資格やスキルも重要ですが、それ以上に「自分が本当にしたいこと」の言語化が重要です。その際には、「自分にはしたいことがある」との思い込みも大切ですね。ない前提で考えてしまうと、ないと結論づけてしまうからです。
「自分が本当にしたいこと」を見つけるためには、どのような瞬間に感情が大きく動くのかを探していきましょう。うれしいと感じたり、悲しいと感じたり、ワクワクしたりドキドキしたりする瞬間を知ることができると、自分のしたいことも見えてくるはずです。
転職希望者一人ひとりには強みがあります。それを信じ、自分を活かすことを大切にしてほしいと思います。そのために必要な考え方は、私がしっかりとお伝えします。
登壇イベントでの評判
田上講師のセミナーは、ストレングスファインダーを活用して、転職希望者が本来持っている「資質」を見つける方法を提供してくれる点が好評です。以下では、参加者の声をいくつか紹介します。
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事務・アシスタント(30代後半)
久しぶりの転職活動で自己分析や過去の経験の活かし方、アピールの方法に悩んでいたのでこれからの転職活動に活かせるのではないかと少し自身が持てました。
(2024年5月実施:ストレングスファインダーで発見!自分の強みを見つけるセミナー) -
販売・サービス(40代後半)
先生のお話が分かりやすく、堅苦しくないのが本当に良かった。
(2024年6月実施:ストレングスファインダーで発見!自分の強みを見つけるセミナー) -
企画・管理(20代後半)
社会人になって7年が経ち、自分の強みっていったい何だろう…と悩んでいたこともあり、非常にためになる講座でした。過去の自分の経験を振り返りながら、自分の「したい!」を追求していきたいと思います。
(2024年9月実施:ストレングスファインダーで発見!自分の強みを見つけるセミナー)