dodaイベント・セミナー講師紹介 Vol.01
dodaイベント・セミナー講師紹介 Vol.01
株式会社人材研究所 曽和 利光氏
企業向けコンサルの経験から、
企業視点で個人に寄り添った情報を提供
講師紹介
曽和 利光(そわ・としみつ)氏
株式会社人材研究所 代表取締役社長
【略歴】
「人と、組織の可能性を信じる世界」の構築を目指し、人材・採用コンサルティングや採用アウトソーシングをはじめとするさまざまな事業を展開する株式会社人材研究所の代表取締役社長として活躍。
「組織」「人事」「心理学」をクロスさせた独自の手法を用いて、企業の人事部への指南を行うと同時に、これまで2万人を超える就職希望者の面接を行った経験から、新卒および中途採用の就職活動者への活動指南を各種メディアのコラムなどで展開している。現在は、Yahoo!ニュース、日経、労政時報、Business Insider、キャリコネ等でコラムを連載中。
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講師インタビュー
「誰かの役に立ちたい」という思いを大切にしながら講師として活動
私が代表取締役社長を務める株式会社人材研究所は、企業向けの人材・採用コンサルティングを主な事業としています。大企業からベンチャー企業まで、当社に問い合わせしてくださる企業の問題を解決し、組織に所属する人を幸せにすることを目指しています。
しかし、企業向けのコンサルティングでは、支援を必要としている転職希望者に情報を届けることができないので、私は企業向けのコンサルティングと並行して、転職希望者を支援するためにセミナー講師としても活動しているんです。著作や記事コンテンツを世に出しているのも同じ思いからです。
現在に至るまでに、私もさまざまな経験をしてきました。キャリアに空白期間もありますし、早期退職も二度経験しています。これらの経験を伝えることで、転職希望者の人生を好転させられるような支援を行いたいと考えています。
講師は、他者の夢の実現を支援する存在です。「誰かの役に立ちたい」という気持ちは、大学の教育学部に在籍していたころから変わっていません。セミナーでは、転職活動に困難を感じている方の助けになるような情報を届けたいと考えています。
事例や具体例、会話形式を活用してイメージしやすい形で情報を届けることを徹底
講師として活動する上で大切にしているのは、転職活動でブラックボックスになっている領域に対する疑問や誤解をベースに話を開始することです。例えば、多くの方は面接に落ちる原因を「自分が会社に合っていなかったから」だと誤解していますが、実は情報不足を原因として面接に落ちるケースが多いんです。このように、セミナーでは多くの転職希望者に共通する疑問や誤解から話を始めるようにしています。これにより、正しい情報を適切に伝えることができるからです。
また、セミナーでは事実やデータに基づいた情報を届けるように心がけています。人事領域の情報には抽象度が高く、人に伝わりにくいものも少なくないので、すべての参加者に平等に情報が届くように、私のセミナーでは事実やデータを大切にしています。さらに、専門用語はできるだけ使わずに、事例や具体例、会話形式を活用しながら、セミナーの参加者がイメージしやすい形で情報を届けています。
事業会社に所属して人事として活動していたころは、私も正しい内容を体系的に伝えることだけを考えていました。しかし、講師としてセミナーに登壇して個人の方に向けた話をするようになり、転職希望者の中にどのような疑問や誤解があるのかが明確に分かるようになったんです。そして、疑問や誤解を残したままでは、正しい内容も伝わらないことを学びました。
転職活動には多くの誤解があります。例えば、多くの転職希望者は受験のような感覚で面接に臨んでいます。「1つの質問にうまく答えられない場合、マイナス10点」と考えてしまうのですね。しかし、これは面接時の評価の実態と異なります。面接で趣味を聞かれたときに「趣味はありません」と答えても、それだけで評価が悪くなることはないんです。採用担当者は、多面的な質問の1つとして趣味について聞いているだけなので、趣味がない場合は正直に回答して、ほかの質問にていねいに回答できれば大丈夫です。
このようにセミナーを通して、参加者の疑問や誤解を1つずつ解消していくと、セミナーのアンケートに喜びの声を書いてくださる方が増えていきます。これは私にとっても大きな喜びです。また、オンラインのセミナーで拍手のボタンでリアクションをくれることもうれしいですね。数百人が参加するセミナーでは、一人ひとりの参加者の顔を見ることはできないので、拍手のボタンを押してくれると励みになります。
転職セミナーは「今さら聞けない、誰にも聞けない」疑問を解消する機会
転職希望者にとって、転職セミナーは貴重な機会だと考えています。それは転職に関する内容を人に相談するのが難しいからです。「今さら人に聞けない」という疑問を抱えたまま転職に臨む方も多いでしょう。
転職セミナーでは、質疑応答の時間を用いて、それらの疑問を講師に直接尋ねることができます。また、ほかの転職希望者が疑問に感じている内容にも触れられます。学生のころに行った就職活動のように、同じ立場の人々と情報を共有しながら転職を進められるようになるんです。このように転職セミナーは「今さら聞けない、誰にも聞けない」疑問を解消する場になると考えています。
私のセミナーは、特に次のような方におすすめです。
- 企業側の視点を把握して、転職活動を戦略的に進めたい人
- 事実やデータで裏付けされた転職情報を知りたい人
- 採用担当者の視点から、採用と不採用のポイントを把握したい人
- 自己PRのポイントを把握して、選考突破率を高めたい人
- 書類選考および面接を突破するための実践的なテクニックを知りたい人
私はこれまでに1,000社以上の企業の採用担当者にトレーニングを提供してきました。セミナーを含めると、さらに多くの採用担当者に情報を届けています。そのため企業や採用担当者の視点に基づいた情報を届けられる点が私のセミナーの強みです。
転職希望者が出会う採用担当者や面接官は、必ずしも面接に慣れているわけではありません。ベテラン面接官のような採用担当者のみを想定して転職活動を行うと、思うような結果に結び付かない場合があります。私のセミナーでは、転職活動の実態を前提として戦略や実践的なテクニックをお伝えしています。
行動量を増やし、自分の可能性を広げよう
転職活動を成功させるために大切なのは、行動量を増やすことです。転職希望者からすると「転職活動の期間を短くしたい。受ける面接の数を少なくしたい」と考えるのは当然だと思います。しかし、転職は人生の大きな転機ですので、効率のみを重視せずに、一定のリソースを割くべきだと考えています。
実際に、数多くの面接を受ける中で、当初は想定していなかったようなキャリアが見つかる場合もあります。企業選びの段階では自分に合っていないと感じていても、面接を受けることで企業のイメージが変わる場合もあるんです。
無駄な行動を増やしてほしいと言うつもりはありませんが、現在の自分が想像していない可能性を見つけるための行動量は維持してほしいと思っています。特に現代はインターネットが発達しているため、積極的な情報収集を行い、自分からどんどん行動してほしいです。
転職活動にはさまざまな悩みがつきものです。「今の会社を本当に辞めてもよいのか」「候補企業が次々と現れる中、何を基準に決断すべきなのか」のように、不安を抱えながら活動している方も少なくないでしょう。
転職活動に不安や行き詰まりを感じた場合は、私のセミナーにぜひともご参加ください。一人で悩みすぎず、他者の視点を取り入れることで転職活動が大きく変化する場合があります。セミナー参加者一人ひとりに有意義な情報を届けられるように努めますので、人生の転機を良い形で迎えられるように頑張りましょう。
講師の登壇イベントの紹介
ここでは、曽和講師が登壇するセミナーの概要と魅力をお伝えします。
登壇イベントでの評判
曽和講師のセミナーは、採用担当者の視点を徹底的に深掘りした上で、具体例も交えて実践的なテクニックを提供してくれる点が好評です。以下では、参加者の声をいくつか紹介します。
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企画・管理(50代)
講師の方が明るくて内容も共感でき楽しく学べました。
(2024年5月実施:採用のプロが語る!自己PRのポイント解説セミナー~志望動機や自己分析のコツも伝授~) -
医療系専門職(20代後半)
講師の先生が優しい雰囲気であるのが良かったのと、人事担当者がどういう立場で何を考えて面接を行うのかを具体的に教えてくれたので面接に対する緊張が少し解けました。
(2024年8月実施:受かるコツが分かる!書類選考・面接突破のポイント解説セミナー~採用のプロが語る~) -
事務・アシスタント(30代前半)
講師の方はとても親しみやすく、実際の面接をイメージしながら聞かせていただくことができました。
(2024年4月実施:採用のプロが語る!自己PRのポイント解説セミナー~志望動機や自己分析のコツも伝授~)
講師の監修記事・セミナーレポート・書籍・連載のご紹介
監修記事
セミナーレポート
書籍
- 「コミュ障のための面接戦略」(星海社新書)
- 「会社を成長させる新卒採用[戦略編]・[面接編]」(クロスメディア・パブリッシング)
- 「人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則」(ソシム)
- 「悪人の作った会社はなぜ伸びるのか? 人事のプロによる逆説のマネジメント」(星海社新書)
- 「『ネットワーク採用』とは何か」(労務行政)
- 「早期内定のトリセツ 就活探偵団が突撃取材」(日本経済新聞出版)
- 「『できる人事』と『ダメ人事』の習慣」(明日香出版社)
- 「就活『後ろ倒し』の衝撃(東洋経済新報社)
- 「知名度ゼロでも『この会社で働きたい』と思われる社長の採用ルール48」(東洋経済新報社)
DVD
- 「120分でわかる!! 就職面接の新常識」(ヒューマンアカデミー)
- 「人事採用『方法序説』」(人材研究所)
連載
- 「曽和利光の就活相談室」(日本経済新聞 電子版)
- 「曽和利光の『採用担当者があなたの会社を魅力的にする』」(キャリコネニュース)
- 「シゴト悩み相談室 」(リクナビ NEXT ジャーナル)
- 「【連載】口説きの技術」(マイナビ中途採用サポネット)
- 「【連載】評価制度を語る」(マイナビ中途採用サポネット)
- 「採用専門家コラム 」(採用成功ナビ)
- 「悩まないキャリアの歩き方」(TENSHOCK)
- 「職場の20代がわからない」(OCEANS)
- 「HR Watcher」(WEB労政時報 ※会員専用)
- 「人事が変われば、日本が変わる」(月刊人事マネジメント)
- 「新明解説 『採用』で組織を変える!」(月刊人事マネジメント)