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ストレングスファインダーとは?
転職活動への活かし方や診断結果の見方が分かる無料のセミナーも紹介

更新日:2024/3/6

田上 誠司/顔写真

監修者:田上 誠司(たがみ・せいじ)氏 (フィールドアップ代表)

dodaではストレングスファインダーを使って自分の強みや特性を理解するための無料オンラインセミナーを開催しています。「転職活動で重要になる自己分析に活用した」「転職を考えていなくても今後の仕事に活かせる、この先のキャリアを考えるヒントになる」といった多くの反響をいただきました。
本記事はセミナーで講師を務めている田上氏が、「ストレングスファインダー」という強み診断テストの特徴や転職活動への活かし方を解説します。

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ストレングスファインダーとは? 受けるメリットは?

ストレングスファインダー(正式名:クリフトンストレングス)とは、自分の中のもっとも特徴的な才能や強みを導き出すことができるオンラインの才能診断ツールです。診断を通じて自分の才能を理解し、それを強みに変えていくことを目的として開発されました。

なお、ここでの才能とは、一般的な意味とは少し異なり、「自然に繰り返される思考、感情または行動のパターン」(※)を指しています。

ストレングスファインダーは米国のGallup社が提供している有料のサービスで、診断では34の自分の資質を知ることができます。
dodaではストレングスファインダーの活用法を解説するセミナーを実施していますが、セミナー自体は、ストレングスファインダーの診断を受けていなくても参加可能です。

(※出典:GALLUP「クリフトンストレングスの科学について知る」)

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ストレングスファインダーを受けるメリット

ストレングスファインダーを受けることで得られる具体的なメリットは、以下の3つが挙げられます。

自分の資質が分かる

ストレングスファインダーでは無意識に生まれる思考や感情、行動を分析し、自分の資質を見いだすことができます。診断を受けることで、今まで気付かなかった自分の傾向が分かるので、仕事を進めるうえで向いているやり方を見つけられるでしょう。

自分にとってやりがいのある仕事が分かる

ストレングスファインダーの結果を通して、自分が何に喜びを感じ、何にストレスを感じるのかを理解することで、自分にとってやりがいのある仕事も見えてきます。自分の価値観と合わない働き方を続けても、やりがいを見いだすことは困難です。今の働き方に疑問を感じている人は、ストレングスファインダーを通じて、キャリアを見直すのも一つの選択肢でしょう。

他者への理解が深まる

ストレングスファインダーによって、自分自身の資質が分かるのはもちろんのこと、他者との資質の違いも認識できるようになります。他人との違いを理解することで、相手の価値観にも理解を示せるようになるため、結果的に仕事も進めやすくなるでしょう。

ストレングスファインダーで分かる資質や、結果を見る際の観点

ストレングスファインダーで判定できる資質は全34種類です。各資質は大きく以下の4つに分類されます。

人間関係構築力

人間関係構築力の資質は「人とのつながりたい」「関係性を築きたい」資質です。

  • 適応性
  • 共感性
  • 個別化
  • 運命思考
  • 調和性
  • ポジティブ
  • 成長促進
  • 包含
  • 親密性
影響力

影響力の資質は「人に影響を与えたい」「人を動かしたい」資質です。

  • 活発性
  • 競争性
  • 自我
  • 指令性
  • 最上志向
  • 社交性
  • コミュニケーション
  • 自己確信
実行力

実行力の資質は「何かを実行したい」「完遂したい」資質です。

  • 達成欲
  • 公平性
  • 目標志向
  • アレンジ
  • 慎重さ
  • 責任感
  • 信念
  • 規律性
  • 回復思考
戦略的思考力

戦略的思考力の資質は「考えたい」「頭脳活動をしたい」資質です。

  • 分析思考
  • 着想
  • 学習欲
  • 原点思考
  • 収集心
  • 戦略性
  • 未来志向
  • 内省

人間関係構築力

簡単に言い換えると、人とのつながりや信頼関係を構築する能力のことです。ストレングスファインダーでは、「適応性」「運命思考」「成長促進」「共感性」「調和性」「包含」「個別化」「ポジティブ」「親密性」の9つが該当します。

これらの項目が上位に表示された人は、人との関係を大切にします。組織作りや周りの人との関係づくり、チームワークに意識を向ける傾向があり、組織や個人をまとめあげることに自分の資質を活かすことができます。組織の規模にかかわらず、人間関係を円滑にする能力は重宝されるため、人間関係構築力が高い人は、あらゆる職場で活躍できるでしょう。

影響力

簡単に言い換えると、自らの言動によって、他者の行動や考え方に変化を与える力のことです。ストレングスファインダーでは、「活発性」「指令性」「コミュニケーション」「競争性」「最上志向」「自己確信」「自我」「社交性」の8つが該当します。

これらの項目が上位に表示された人は、周りの人に影響を与えることに意識を向ける傾向があり、リーダーや管理職として、リーダーシップを発揮する場面で自分の資質を活かすことができます。また、自発性や向上心が高いことから、周りを巻き込んで新しいことにチャレンジすることで大きな成果をあげることができる可能性を持っています。

実行力

簡単に言い換えると、自分で行動して成し遂げる力のことです。ストレングスファインダーでは、「達成欲」「アレンジ」「信念」「公平性」「慎重さ」「規律性」「目標志向」「責任感」「回復志向」の9つが該当します。

これらの項目が上位に表示された人は、物事を実現させる能力にたけています。一貫性があり、物事の優先順位をしっかりと判別できるため、周りからの信頼を得られやすく、リーダーに抜てきされる機会も多いでしょう。

戦略的思考力

簡単に言い換えると、自ら問題を発見し、論理的に分析し、問題解決に導く力のことです。ストレングスファインダーでは、「分析思考」「原点思考」「未来志向」「着想」「収集心」「内省」「学習欲」「戦略性」の8つが該当します。

これらの項目が上位に表示された人は、物事の本質を見抜く能力や、論理的な判断を下す能力に長けています。そのため、組織のブレーンとして、リーダーを補佐しながら組織に貢献するポジションに抜てきされる機会が多いでしょう。

ストレングスファインダーの結果を見る際に押さえたい観点

ストレングスファインダーの結果を見る際は、「資質=強み」ではないということを理解しておきましょう。資質は、時と場合によって強みになることもあれば、弱みになることもあります。

開発元の米国Gallup社は、資質を強みとしてうまく活用できている状態を「バルコニー状態」、逆に資質を活かしきれず、弱みとなっている状態を「ベースメント(地下室)状態」と呼んでいます。

例えば、責任感があることは基本的に強みと言えますが、責任感が強すぎると、何でも自分一人で抱え込んでしまう傾向があり、その点が逆に弱みになってしまうといえます。

このように、資質の強みと弱みは表裏一体であることを理解し、資質を強みとして最大限に活かせるよう、自らをマネジメントすることが大切です。具体的には、自分の持つ資質だとどのようなベースメント状態になりやすいのか、活かせている場合はどのようなバルコニー状態になるのかを把握し、バルコニー状態を続けるための方法を考える必要があるでしょう。転職活動の際には、このバルコニー状態をアピールし、伸ばしていくことが大切です。

転職活動でのストレングスファインダーの活用方法

ストレングスファインダーは、診断を受けてそれで終わりでは、宝の持ち腐れです。ここでは、ストレングスファインダーの活用方法についてご紹介します。

強みになりえる資質を適切にアピールする

ストレングスファインダーによって自分の強みとなる資質が分かったら、それを適切に発揮していくことが大切です。もし今の環境では自分の強みを十分に発揮できないのであれば、その理由を考え、自分の強みを発揮できるよう、転職などによって環境を変える勇気も必要でしょう。

なお、転職活動においても、ストレングスファインダーは自己分析ツールの一つとして活用できます。ストレングスファインダーの結果と過去の経験をひもづけることで、書類選考や面接時の「自分の強み」に落とし込んでいけば、より説得力のあるアピールにつながるでしょう。

弱みになりそうな資質を管理して悪い結果を防ぐ

ストレングスファインダーによって、自分の弱み(本来は強みであるはずが、ベースメントになっている状態)が分かったら、それを適切にコントロールすることが大切です。ストレングスファインダーでは、弱みを克服するのではなく、管理することを推奨しています。無理に弱みを改善しようとするのではなく、弱みによって悪い結果が引き起こされるのを防ぐ方法を考えましょう。

また、転職活動の面接では「弱み」を聞かれるケースがあります。ストレングスファインダーの結果を踏まえて回答すれば、より説得力のある内容になるでしょう。

面接で強み・弱みを質問されたら?正しい答え方と回答例文

面接で長所・短所を質問されたら?正しい答え方と回答例文

doda開催のストレングスファインダーの活用法を解説するセミナーもおすすめ

dodaでは、ストレングスファインダーを使って転職活動で活かせる強みを見つけるための無料オンラインセミナー「ストレングスファインダーで発見!自分の強みを見つけるセミナー」を不定期で開催しています。
セミナーでは、これからの時代に求められる人物像から、これまでのキャリアの棚卸し方法、ストレングスファインダーを使った強みの見つけ方まで、網羅的にご紹介。参加後、すぐに活かせる転職活動のヒントを数多くお届けしています。

参加者の声

  • 30代・営業職

    ストレングスファインダーを知りませんでした。このようなものがあり、どういったものなのか、「強み」はスキルだけが強みではないこと、そして強みを活かすという本当の意味は、その強みをもっていかに苦手をクリアしていくかなど、大変勉強になりました。また参加させていただきたいです。

  • 20代・販売サービス職

    自分に強みはないと思っていたため、次の職を探すのに就きたい職はあるものの、向いているのか不安で、妥協しようか挑戦しようか悩んでいたところでした。過去にどんなときに喜びを感じ、力を発揮できていたかを振り返ることができて、やっぱり自分はこういう仕事がしたいんだ、と考え直すことができました。これから求人を探す際に活かすことができそうです。ありがとうございました。

  • 40代・販売サービス職

    自分の強みをうまく見つけられずに悩んでいましたが、考え方のヒントを頂いて、少し前に進めそうです。強みは、毒にも薬にもなるというお話なので、薬になる部分を見つけて、うまく言語化して話せたらいいなと思います。

当イベントは毎月定期的に開催しています。ストレングスファインダーを受講していない方でも参加可能です。直近の開催日程は以下からご確認ください。

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「自分の強みを見つけるセミナー」

自分の強みが分からないと悩む方に向けて、ストレングスファインダーを活用し、自分の強みを見つける方法と転職活動での活かし方を1時間でお伝えします。

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dodaのストレングスファインダーのセミナーはどんな人におすすめ?

ストレングスファインダーのセミナーは、自分の強みが分からないと悩んでいる人、強みを活かして自分に向いている仕事を見つけたいと考えている人におすすめです。

特に転職活動中の人や、転職を検討している人であれば、仕事探しはもちろん、履歴書や面接の自己PRを考えるための自己分析ツールとして非常に役立つでしょう。dodaの無料診断ツールと併用すれば、さらに高い効果を期待できます。

自分に合った働き方を見つけるために診断やイベントを活用しよう

自分が本来持っている資質を理解し、自分自身の強みを知ることは、非常に有益です。特に、転職は人生の転機にもなりうる重要なイベントであるため、ストレングスファインダーを通じて、自分のキャリアを見直すことには、大きな意味があるでしょう。

なお、ストレングスファインダーの診断方法としては、公式サイトから診断を受ける方法のほかに、書籍を購入して付属のアクセスコードから診断を受ける方法や、アプリから課金をしてスマホから診断を受ける方法もあります。詳細は米国Gallup社の公式サイトでご確認ください。

ストレングスファインダーの受診サイト(外部サイト)

自分の強みの見つけ方が分かるdodaオンラインセミナーは完全無料、当日はカメラオフで参加できるため、興味のある人は、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。

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