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更新日:2020年7月20日

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書類・面接のポイント

面接の「オフィスカジュアル」って、どんな服装?

広告業界の面接に行きます。指定の服装が「オフィスカジュアル」なのですが、これまでスーツ以外で面接を受けたことがありません。どのよう格好をしていけば失礼にならないのでしょうか。

(26歳/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

石橋寿子(いしばし・ひさこ)
国家資格 キャリアコンサルタント

新卒で塾の運営会社へ入社。その後、英会話学校に転職し、約7年間、新規・既存顧客に対しカウンターセールスを担当。マネジメント経験を経て、当社に入社。現在、営業職・販売サービス職に従事している方々を中心に幅広く転職サポートを実施。
プライベートでは1児のママ。長期的なキャリアプラン、人生プランをともに考えるパートナーとなれるような提案を心がけている。

オフィスカジュアルの基本的なルール

今回のご質問のように、とくに転職活動が初めての方は服装で悩まれることが多いようです。一般的に、面接はリクルートスーツやビジネス用のスーツで受けることが多いですが、広告業界以外にも、アパレル業界やWeb・IT系企業、あるいは面接時に私服を指定する企業では、きっちりとしたスーツよりも「オフィスカジュアル」と呼ばれる服装が好まれます。

採用面接 オフィスカジュアル

オフィスカジュアルとは、一言で表すと「オフィスにふさわしいカジュアルな服装」です。フォーマル過ぎず、それでいて仕事をするうえで失礼のない服装なのですが、オフィスカジュアルにも一定のマナーがあるので、基本的なルールを押さえて面接に臨みましょう。

避けたいNGポイント

オフィスカジュアルで気をつけなければならないのは、「肌の露出を控える」「清潔感を保つ」「個性的になり過ぎない」という3つのポイントです。この3つを押さえておかないと、面接官の第一印象が悪くなり、「ビジネスマナーを知らない人」と判断されてしまいます。

たとえ夏の暑い時期でも、胸元が大きく開いたトップスやノースリーブのシャツ、透け感が強い生地の服は控えましょう。指先しか見えないほどの長袖や、過度に鮮やかな色合いの服装もNGです。さらに、露出が少なく、かつ黒やベージュなどの色合いの服でも、派手な刺繍や模様が入っている、あるいはデザインが体のラインを強調しているなどの個性的な服装も好ましくありません。

外見はあなたを表す大切な要素の一つ。思わぬところでマイナス評価を受けないよう、好印象を心がけましょう。

オフィスカジュアルでも基本的にはジャケットを着用しましょう

NGポイントが多く、一見難しく感じられるオフィスカジュアルですが、基本さえ守ればコーディネートはそれほど難しくありません。オフィスカジュアルをキレイにまとめるための基本を順番に見ていきましょう。

オフィスカジュアルのコーディネート例

オフィスカジュアルのコーディネートで基本になるのがジャケットの着用です。これは、スーツの上着だけを着るということではなく、「少しシャープな印象になるようにカジュアルなジャケットを着用する」という意味です。例えば、ノーカラーのブラウスとスカートというシンプルな組み合わせでも、ジャケットを羽織ることで全体の印象が引き締まります。

さらに、ベーシックカラーと呼ばれる黒・紺・白・ベージュを押さえれば、比較的簡単にオフィスカジュアルをコーディネートできます。ジャケット・トップス・ボトムスをすべて同じ色でそろえるのもよいですが、組み合わせを考えて、差し色を合わせた2色のコーディネートにすれば、面接官にも「落ち着いて仕事ができる人」という印象を与えます。

トップスを丸首の白いブラウスにするのであれば黒や紺のスカートとジャケット、トップスを黒のVネックシャツにするのならベージュのジャケットとボトムスというように、女性らしいおしゃれを意識しつつ安心感を与えるコーディネートにしてみましょう。

オフィスカジュアル 女性

また、オフィスカジュアルでは、足元も重要なポイントです。基本になるのはパンプスですが、ヒールが高く派手なものは印象が悪くなりますので、ベーシックなカラーとデザインで3~5センチ以内のパンプスを選ぶようにします。なお、夏場でも、かかとがないミュールは避けましょう。

業界によって特徴があります

オフィスカジュアルの基本コーディネートは上で紹介したとおりなのですが、実は「どこまでをオフィスカジュアルとするか」という基準はあいまいで業界によっても特徴があります。例えば広告業界の場合、最先端の情報の発信を仕事内容にしますから、服装にも流行が取り入れられることが多く、一般的なオフィスカジュアルだと業界のイメージに合わない可能性があるのです。

広告業界のオフィスカジュアルは、「基本を押さえつつ流行も取り入れたスタイル」です。ジャケットに8分丈のパンツを合わせて活動的なイメージを演出したり、プレゼンや商談のシーンでは上下セットのパンツスーツで真剣さ、誠実さを感じさせる雰囲気にしたりするなど、TPOに合わせて上手にコーディネートされています。

さらに、トップスはやわらかく女性らしさを出したブラウスやニットを使い分けるなど、自分らしさを演出しつつビジネスマナーを守ったコーディネートが楽しまれています。

また、アパレル業界で面接に私服が指定された場合、オフィスカジュアルに比べてより私服に近い服装が適しています。もちろんその場合には、志望先企業が取り扱っていないブランド・競合ブランドの服は避けましょう。

オフィスカジュアルは「仕事に合った自分らしさ」をアピールすることにつながりますから、面接を受ける業界に合わせて上手にコーディネートしましょう。

面接ではメイクも印象を分けるポイントに

面接では、オフィスカジュアルのコーディネートだけでなく、もちろんメイクも重要なポイントになります。メイクの好みは人それぞれ異なりますが、面接における適切なメイクで自分を表現しましょう。

メイクで気をつけるポイント

面接におけるメイクの狙いは、面接官に誠実で信頼できる印象を与えることです。面接ではお互いに顔を見て話しますから、過度に濃いメイクや表情が分かりにくいメイクは、相手の印象を悪くさせる可能性があります。

面接にふさわしいとされるメイクは、表情が明るく見える、健康的なナチュラルメイクです。これは面接時だけではなく採用された後も気をつけるべきポイントになりますから、しっかりと身につけておきましょう。また、髪の毛は下ろしていても構いませんが、触りながら話すのがクセになっている人は結んでおきましょう。

なお、オフィスカジュアルだからといってノーメイクや薄すぎるメイクにすると、顔色が悪く見えたり、清潔感を損なったりする可能性もありますから、控えたほうがよいでしょう。

オフィスカジュアルでの面接では、自分のビジネスマナーや人柄が浮き彫りになります。「仕事にふさわしいカジュアルな服装とメイク」という基本を忘れずコーディネートし、自分のよさがアピールできるよう心がけましょう。

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