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更新日:2024年1月26日

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書類・面接のポイント

シングルマザーだと転職は難しいのでしょうか?

最近、離婚してシングルマザーになりました。それと同時に転職活動を始めていますが、やはりシングルマザーだと選考で不利になるのでしょうか?

(33歳/求職中/独身・子どもあり)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

シングルマザーの転職は一般的なので、心配しすぎる必要はありません

家庭の変化と転職活動でいろいろと不安に感じることも多いかと思います。でも、心配しすぎる必要はありません。

シングルマザーになったタイミングで転職する人は多い

厚生労働省の「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果」によると、シングルマザーになる前から働いていた人のうち、シングルマザーになったことがきっかけで「転職した」と答えた人の割合は45.5%と半数近くになっています。

これだけの人が、シングルマザーになってから転職できていると考えれば、少し気が楽になるのではないでしょうか。

厚生労働省「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果」

シングルマザーかどうかよりもスキル・経験があるかが重要

転職では、企業が求めるスキル・経験を持っているかどうかが重要視されるので、その点で志望先企業を納得させることができれば、シングルマザーであるかどうかは問題にならないでしょう。

むしろ、シングルマザーであることに必要以上に干渉してくるような企業は考え直したほうがよいと思います。あなた自身にとっても、どのような企業なら育児と仕事を両立できるか見極める機会と考えて、転職活動を進めてみてください。

シングルマザーとして子育てをしながらの転職活動は、体力的にも時間的にも大変なことが多いかもしれませんが、シングルマザーであることを引け目に感じる必要はありません。

子持ちだと正社員への転職は難しい? 年齢的に不安です

まずは働く環境を整え、長期的な視点に立って転職先を選びましょう

シングルマザー 転職

体力的にも精神的にも負担がかかるシングルマザーの転職活動ですが、自分に合う企業を見つけて転職を成功させたいですよね。そこで、シングルマザーが転職活動で心がけることをお伝えします。

子どもとの生活基盤・サポート体制を固める

転職活動を行うにあたってなにより重要なのは、親である自分自身が健康であることです。体調を崩したり寝込んでしまったりしないためにも十分注意し、無理のないペースで活動を進めていきましょう。

転職後の生活を無理なく送るためには、実家のサポート、保育園と会社の距離、残業がどれくらいまでできるかなど、どこまでが対応可能でどこからが難しいのかを、自分の中で整理しておくことが大切です。

もちろん仕事が始まったらそのとおりにいかないこともありますが、「いざというときのために備えている」ということは転職活動でもプラスに働きます。

また、すべて一人で抱え込もうとせず、頼れる人には頼ることも大切です。実家のサポートが難しければ、ファミリーサポートセンターや、子どもが急な発熱や病気をしたときでも預けられる病児保育といった外部サービスに登録しておくと安心でしょう。これらは、転職活動の際だけでなく転職後にも心強い味方になります。

地域で子育てを支援するファミリーサポートセンター事業とは
共働きで子どもが病気にかかった場合は「病児保育」を活用しよう

勤務条件にこだわりすぎない

育児・家事と仕事の両立のため、「残業や休日出勤がない会社」「福利厚生が充実している会社」などを優先して企業選びをしてしまうのはやむを得ないでしょう。しかし、こうした条件面だけを重視して転職活動をするのは禁物です。

条件にとらわれすぎることで仕事の選択肢が狭まってしまうかもしれません。せっかく転職したのに、仕事にやりがいが感じられず長続きしなかったり、スキルアップにもつながらなかったりする可能性もあります。

また、書類選考や面接で転職理由を答える際も、家庭の事情を前面に出しすぎていないか注意しましょう。

応募先企業が気にしているのは、あくまで自社に対してどのように貢献してくれるかです。採用担当者には、「自分を採用することで会社にどういったメリットが生まれるか」という点を十分に伝えることが大切です。

面接対策 完全ガイド

長く働ける企業を選ぶ

これはすべての転職活動に当てはまることですが、転職する際は目先の待遇ではなく、将来性を考えて企業を選ぶようにしましょう。自分に合った仕事に就けず、またすぐに転職するとなれば、収入が途絶えてしまうなど生活面でも不安が生じます。

子どもが自立するまでの期間を考えると、長く働ける企業選びはシングルマザーにとってとくに重要です。スキルアップやキャリアアップが期待できるか、志望する業種や職種の需要がなくならないかなども踏まえながら考えていきましょう。

例えば求人検索で「女性活躍」「子育てと両立できる」などの条件を入れると、ある程度候補が絞れます。子育て中の女性が活躍している企業を選べば、同じように育児と両立しながら仕事をしている人も多いでしょうから、転職後も同僚として心の支えになってくれるはずです。

女性が活躍できる企業 子育て支援企業の見つけ方・選び方 ダイバーシティ経営企業100選

まとめ

シングルマザーになったタイミングで転職活動することについて、心配しすぎる必要はありません。

まずは働くための環境を整え、目先の条件だけでなく、長期的な視点に立って転職先を選びましょう。採用面接では、シングルマザーかどうかよりも、企業の求めるスキル・経験を持っていることや、働く決意と仕事への熱意を十分に伝えることが大切です。

とはいえ、育児と両立しながらの転職活動は、精神的にも時間的にも大変なことでしょう。できるだけ効率よく進めたいという方には、dodaのエージェントサービスの利用をおすすめします。

転職支援の実績が豊富なキャリアアドバイザーが、応募企業の選定や応募書類の添削、企業との日程調整などをサポートしてくれるので、忙しいシングルマザーにはぴったりのサービスです。ぜひdodaのエージェントサービスを活用してみてください。

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