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転職活動の準備

現役プログラマーにおすすめの副業とは?気をつけることはある?

副業に興味を持っています。現在プログラマー(PG)として勤務しているのですが、週末の空いた時間を利用して人脈を広げたり、スキルアップをしながら副収入を得られたりできればと考えています。プログラマーのスキルを活かせるおすすめの副業はありますか? また、副業をする際に注意することがあれば教えてください。

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田中 優紀(たなか・ゆき)

国家資格キャリアコンサルタント

私自身も1度転職を経験していますが、情報が溢れている時代ではあるものの、自分自身に合った転職活動の進め方やキャリアに対する教えやアドバイスを貰うタイミングはあまりなかったと感じております。もやもやとしているお気持ちが、少しでも晴れるようなお手伝いが出来たらと考えておりますので、是非、ひとりで悩まずにお気軽にご相談頂けますと幸いです!

土日に副業するプログラマーが増えています

プログラマー 副業のイメージ

働き方改革の一環として、副業・兼業を促進する動きが活発になってきたことに加え、個人のスキルを売買するプラットフォームやサービスが増えてきました。土日や平日の隙間時間に副業をしている人の話も以前に比べてよく聞くと思います。

※参考 :「副業・兼業の促進に関するガイドライン」パンフレット | 厚生労働省

特に現在はIT人材不足でエンジニアの売り手市場でもあるので、質問者のような現役プログラマーにとっては、案件が選びやすく副業を始めるのにいいタイミングだと言えるかもしれません。プログラミングが求められる副業案件は、比較的単価が高めな傾向もあります。

ここでは、土日に副業することのメリットや報酬の目安について解説します。

プログラマーが土日にプログラミングするメリット

本業では、自分の興味や関心の有無とは関係なく、与えられた業務や役割をこなすことが求められますが、副業の場合は自分が興味を持っている分野ややりたい仕事を自分で選択できます。自分の専門分野だけではなく周辺領域の技術分野や、新しい職種にチャレンジすることもできるので、スキルの幅が広がるでしょう。

副業で得た知識や技術が本業へ活かせると、仕事へのモチベーションが高まり前向きに取り組めるという意見もあります。新たな経験やスキルなど、収入を得ながら実績を積んでいけることも大きなメリットです。

また、本業では関わることのない人との出会いもメリットの一つです。社会人になってからはどうしても仕事以外の出会いが少なくなってしまいますが、副業を通じて異業種や異職種の人脈が広がることで、将来的に新たな仕事につながるかもしれません。

副業で稼げる金額の目安

現役プログラマーが副業で得られる報酬の目安は、土日だけ継続した場合でおおよそ「月1万~10万円」程度といわれています。

パーソル総合研究所、副業実態・意識調査結果【個人編】を公表。加速する副業。正社員の10.9%が副業実施中、1年以内の開始41.3% - パーソル総合研究所

案件によって1件あたり1万円未満のものから20万円を超えるものまでさまざまですが、高単価案件は「類似の実績○件以上」や「実務経験○年以上」など、プロとしてのスキルや実績が求められることが多くなります。そのため、副業を始めてすぐには何十万円も稼ぐことは難しいかもしれません。半年先、1年先など長期的な目標を立てて、まずは簡単な案件から応募していき、実績を積み上げていくことが大切です。

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プログラマーにおすすめの副業4選

プログラマーの副業におすすめの仕事を4つご紹介します。

Webサイト制作

クライアントからの依頼を受けて新規のWebサイトを制作したり、既存のページをリニューアルしたりする業務です。

Web制作の中でもフロントエンドの開発に携わる場合はHTMLやCSS、JavaScriptなどのスキル、サーバー側の処理を担当するバックエンドの開発ではPHPやRubyなどの言語のスキルに加え、APIやフレームワーク、セキュリティやデータベースの構築スキルなどが求められます。

スマホアプリ開発

スマホアプリ開発もプログラマーの副業として人気で、大きく受託開発と自前での開発の2つに分かれます。

受託開発の場合は企画書や要件定義の内容をもとにスマホアプリ開発を行います。クライアント企業の商品やサービスによって開発環境が異なり、高収入を見込める案件が多い傾向がありますが、その分実務経験や高いスキルが求められます。仕事を請ける上で当然ですが、納期厳守が必須なため、一定程度のまとまった作業時間を確保できないと難しいでしょう。

自前でのスマホアプリ開発の収入源は、広告とアプリの有料化(月額課金)があります。企画からデザイン、開発や運用まですべて1人で行う必要があり、すぐに報酬にはつながりませんが、企画力やマーケティングスキルがあれば、のちのち高収入を得られるかもしれません。

システム開発

クライアントの業務システムの新規開発・機能追加・改善などを行います。中規模案件以上になると案件自体は複数名のエンジニアによるチームで進め、その一部の開発を副業で請け負うケースが多くなります。チームメンバーとのコミュニケーション方法など、本業とは異なる進め方に戸惑うこともあるかもしれませんが、納品したら作業完了となるため、スキルや知識があれば副業として請けやすい仕事と言えるでしょう。

Webライティング

プログラマーの人手不足を背景に、プログラミングに関するWebライティングも副業として需要が高くなっています。

プログラマーやプログラマーを目指す人をターゲットにしたWebメディアも多く、「独学で学びたい」や「エンジニアになる方法」などプログラミングのノウハウを知りたいユーザー向けには、現役プログラマーの知識や経験が役に立つでしょう。

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副業する際に気をつけること

土日を利用して現役プログラマーが副業をする際には、本業への影響や収入が増えた場合の税金の申告など、気をつけるべきことがいくつかあります。次のポイントはぜひ押さえておきましょう。

会社の就業規則を確認する

まずは、必ず勤務先の就業規則で副業が禁止されていないか確認してください。

働き方の多様化が進み、副業を容認する会社が増加している傾向にはありますが、労働時間の超過や本業への影響により全面禁止としている場合や、競合他社への情報漏洩などを防ぐため許可制をとっているケースもあります。

これらに違反して副業を始めると、雇用契約違反として懲戒処分の対象となる恐れもありますので注意が必要です。

確定申告の要不要を確認する

副業をして年間の課税所得が20万円を超えた場合、確定申告が必要になります。ここでいう「所得」とは、得られた収入から業務上必要な経費を差し引いた金額のことです。

アルバイトやパートなどで働く場合は、業務上必要な備品などは会社が用意するため、収入はすべて所得になります。一方個人で仕事を請け負う場合は、通信費や光熱費、消耗品費や接待交際費などの経費を収入から差し引いた金額が所得となります。直接受け取った収入額と住民税などの課税基準となる所得額は同じではないので注意しましょう。また、住民税は20万円以下の収入でも申告・納税は必要なため、忘れずに対応しましょう。

本業に支障を出さない

本業がある現役プログラマーの場合、副業は余裕をもって始めることが大切です。まずは、副業の目的を明確にし、費やす時間や収入額など小さな目標を立てて、成功したら徐々に受託する案件を増やしていくとよいでしょう。

土日だけでなく、夜間なども含めプライベートな時間に副業を詰め込みすぎてしまうと、ストレスから体調を崩してしまう恐れもあります。ペースをつかめないまま副業を多く受託しすぎてしまい、時間に追われてモチベーションが下がってしまっては本末転倒です。寝不足が続いて本業に支障を出さないようにも注意しましょう。

収入の増加だけでなく、新たな分野で経験を積みスキルアップができるなど、プログラマーにとって副業のメリットは大きいと言えます。現職で副業が禁止されているものの、ご自身の可能性を今後広げていきたいと考えているのであれば、副業が認められている会社への転職を検討してみてはいかがでしょうか。

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