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転職Q&A

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転職活動の準備

エンジニアに英語力は必要?おすすめの勉強方法は?

エンジニアとして働く上で英語力は必要でしょうか? 英語があまり得意ではないので、何から始めればよいか分かりません。エンジニアに適した勉強法があれば教えてください。

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清水 宏将(しみず・こうすけ)

CCNP

応用技術者試験

新卒で商社系SIerへ入社し、拠点間ネットワークや大規模ネットワークに携わるインフラエンジニアとして約4年従事。在職中に受けたキャリアカウンセリングをきっかけにパーソルキャリア株式会社に入社。現在は、IT領域の中でもインフラエンジニアやセキュリティエンジニア(主にネットワークセキュリティ)を中心に、スキルアセスメントを踏まえたキャリアプランの提案を強みとして転職支援を行っている。

エンジニアに英語力が必要な理由

エンジニア 英語力のイメージ

近年、多くの産業のグローバル化が進み、外国籍の人材を採用する企業も徐々に増えてきました。このような背景から、企業規模や事業内容にかかわらず、さまざまな業界や職種において英語力を求められる傾向が強くなっています。

エンジニアも英語力が重視されている職種の一つです。ここでは、なぜエンジニアには英語力が必要とされているのか解説していきたいと思います。

英語力を求める企業が増加

最近は、エンジニアの採用でも英語力を求める企業が増えてきました。その理由の一つは、世界で発表される新技術をいち早くキャッチするために必要になるからです。

IT技術は日々急速なスピードで進化し、世界中で新たなサービスが次々と生まれています。これらの海外の新しい技術を取り入れて国内でサービスを展開したり、自社のシステムをグローバル展開したりするためには、英語力が欠かせません。

2つ目の理由として、海外企業や海外人材と協働する機会が増えてきたことが挙げられます。

日本ではIT専門人材が慢性的に不足していて、企業の人材獲得競争は激化する一方となっています。その打開策として、優秀な知識や経験を持つ海外の人材を積極的に採用する動きが出てきました。また、コストが低く豊富な労働力があるインドやベトナムなどの海外企業にシステム開発を委託するオフショア開発も増えています。

結果として、外国人とコミュニケーションをとる機会が多くなり、仕事を円滑に進めるためにも英語力が欠かせなくなってきているのです。

ドキュメント・カンファレンスが英語

最新の技術情報や海外の新サービスなどは英語で書かれていることが一般的です。

新たなスキルを身につけたり、最新技術の学習をしたりする際には、仕様書やマニュアル、技術設計書などさまざまなドキュメントを理解しなければならないため、英語のリーディング力が必要になります。

また、Web会議やミーティングなどのカンファレンスではスピーキングやリスニングも必要になります。海外に拠点を持つ企業や外国人採用に積極的なグローバル企業では、英語を公用語として定めているケースも多くなってきました。このような企業は今後も増えていくと予想されるため、リーディングだけではなく、日常のコミュニケーション手段として高い英語力が求められるでしょう。

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英語力があることのメリット

エンジニアに英語力があるとどんなメリットがあるのか見てみましょう。

最新トレンドをいち早く仕入れられる

エンジニアに英語力があれば、得られる情報の量や質を向上させることができます。

最先端のIT技術や新サービスは海外から導入されるケースが多く、それらの技術を取り入れる際に必要となる仕様書、技術設計書、マニュアルなどは英語で記述されています。

変化の激しい競争を勝ち抜くためには、最先端の技術や新しいサービスに関する情報について、日本語訳を待たずに英語の一次情報で読み解くことできるほうが圧倒的に有利と言えます。

英語力があるとこれらの情報をいち早く仕入れられるため、大きなメリットになるでしょう。

不具合発生時の解析に役立つ

不具合が発生した際には、インターネットなどでさまざまな事例や同様の現象を調べて情報収集を行います。このときに英語力があれば、日本だけでなく世界中の事例や解決方法にアクセスすることができます。

検索対象が広がることで、解決策を早く見つけられ、解析に要する時間を短縮することができるでしょう。

外資系企業への転職がしやすい

IT業界はGAFAなどの多国籍企業を筆頭にグローバル化が進んでいる外資系企業が多く、外国人とのコミュニケーションや英文のドキュメントを読み解くなど、英語を使う機会が多いです。エンジニアとしての知識や経験に加えて、英語力があればこのような外資系企業への転職も有利になるでしょう。

また、エンジニアとしてのスキルと英語力を併せ持っている求職者の市場価値は比較的高いため、待遇面でも期待が持てるかもしれません。

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英語のおすすめ勉強方法

英語力は大きく分けて、ライティング、リーディング、リスニング、スピーキングに分類されます。

エンジニアの場合、さまざまな技術関係のドキュメントを読み込むためのリーディング力、メールやチャットによるコミュニケーション手段としてのライティング力、さらにカンファレンスで発言したり意見を聞いたりするためのスピーキングやリスニングなどトータルな英語力が求められます。

とはいえ、ご自身が担当する業務や役割によって、4つのうちどの英語力が最も優先されるべきなのかは異なります。次のような勉強方法で自分が身につけるべき英語力を磨いていきましょう。

英会話スクールに通う

会議での発言や外国人エンジニアとのやりとりなど、英語を話す機会が多いようであれば、英会話スクールに通って実用的で実践的な英会話をネイティブから学ぶとよいでしょう。

最近では、オンラインによるマンツーマン指導で講義を受けることもできるため、自宅にいながら外国人とコミュニケーションを図る機会を増やすことができます。

公式ドキュメントを読む

英語で書かれた技術関連の公式ドキュメントを読むことは、リーディング力アップに効果的です。

初めのうちは翻訳システムなども取り入れながらで構いません。英文にできるだけ多く触れて慣れることで、少しずつ語彙が増え、よく出るフレーズなどが分かるようになり、理解力も高まるでしょう。

また、IT技術に関するドキュメントであれば、実務に役立つプログラミングに特化した英語力を速く身につけることができるでしょう。

TOEICやTOEFLの参考書で勉強する

英語の勉強を何から始めたらよいか分からない場合は、TOEICやTOEFLの参考書を使ってスタートするのも一つの方法です。

これらの資格試験は、受験英語ではなく、ビジネスシーンや日常の生活場面で必要とされる総合的な英語力を試すものです。TOEICではライティングやスピーキングの項目も用意されているので、トータルな英語力が身につけられるでしょう。

また、勉強後に受験をして高得点を取ることができれば、転職の際のアピール材料としても役立つでしょう。

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