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GEEK ACADEMY 先端を走る技を、ギークに学ぶ

掲載日:2014.1.16
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少人数チームで230カ国を相手に、AWSとRailsでAndroid向けアドネットワークを運営

株式会社メタップス プラットフォーム事業部 システム開発チーム マネージャー 小森谷一生 氏

SIerにてエンジニアとして従事。その後Livedoor、GREEと活躍の場を移し、現在はMetapsで開発部門のマネージャーを務める。主にLL系言語(Perl,PHP,Ruby)による大規模サーバサイド開発、SmartPhone向けSocial Game Platform開発、Feature Phone、Smart Phone広告システム開発に強みを持つ。


後編では、メタップスでエンジニアチームを率いる小森谷一生氏に、エンジニアとしての振り返り、チームを率いる工夫などを聞いた。多国籍・異文化のチームで最も心掛けているのは「目的を共有」することだ。

SIerからWeb業界、ソーシャルゲーム、そしてアドテクへ転身

──2004年にSIerから当時のライブドアに転職したことが、Web業界に入るきっかけと聞きました。
SIerでは官公庁相手のシステムをVB(Visual Basic)で作っていました。「Webの仕事をしたい」と思い、当時、野球チーム買収に名乗りを上げたりして有名になっていたライブドアに入社しました。入社してみると、技術レベルが前の会社に比べて何段階も上だと思いました。
──メタップスには誘われて入ったそうですね。
Facebookのメッセージで「飲みに行こう」と言われて(笑)。自分はライブドア時代は携帯電話向けサービス、グリー時代はスマートフォン向けプラットフォームとその時代の主流のトレンドを追いかけてきましたが、今は何かといったら「アドテクだろう」、といった話をしました。
──旧ライブドア、グリーを経て、メタップスに転職したわけですが、ギャップを感じたことはありますか?
グリーでは大人数のチームで働いていたのですが、メタップスに来た当初はエンジニアは3人でした(笑)。大人数から少人数のチームになって、やり方が全然変わりました。少人数のチームは、大人数のチームとはスピードを出す方法が違います。

RubyとRailsを採用した理由

──メタップスで開発フレームワークにRuby on Railsを選んだ背景には、どんな考えがあったのですか。
素早く開発サイクルを回すことを考えて、自然にRuby on Railsになりました。アドテクの分野ではレスポンスタイムが重要とされていて、「Railsは遅いのでは」という意見もあったのですが、開発速度の方を優先させた形です。私たちの相手にしているAndroidスマートフォンは、国によってはかなり遅い回線で接続している場合もあり、数msの速度の違いを競うよりも、表示速度を上げる工夫など、他に開発上の工夫をするべき点がたくさんあったからです。
もう一つの理由として、データ収集のFluentd、運用ツールCapistranoなど、使っているツールもRuby製のものが多く、Rubyの採用が自然だったということもあります。今後人を増やすときにも、開発言語がRubyの方が人材と採りやすいという考えもありました。
──ライブドアではPerl、グリーではPHP、メタップスではRubyと異なるプログラミング言語を使ってきたわけですが、違和感はありませんでしたか?
LL(軽量言語)ということで共通する部分もあります。特に違和感はありません。
──Amazonクラウドに仮想的なプライベートクラウドを作るサービスAmazon VPC(Virtual Private Cloud)を使い、アベイラビリティゾーン(AZ)を2分割、つまりデータセンターを二つ使っているということですが、これはデータセンターのダウンに備えているということでしょうか。
そうです。サービスを継続して運用するための工夫です。以前にUSのリージョンがつながらない事態になったことがありますが、即座に違うリージョンに切り替えることでダウンせず運用できました。

多国籍・異文化のチームを、「目的の共有」で動かす

──毎朝10時から「朝会」を開いているということですが、どういうきっかけで導入したのですか?
僕がマネージャーになってから導入しました。開発手法のScrumでも、チームの状況を共有するミーティングを毎朝行うことがよい、と言われています。国籍、文化が違うスタッフもいるので、毎朝顔を揃えようと。毎回、5分で終わらせます。
──メタップスに来て、印象に残ったことはありますか?
例えば、通信速度を改善するためどうするか、フランス人と日本人がホワイトボードを囲んでアイデアを出し合っていたりしている光景などでしょうか。私たちの会社は社長がグローバルなサービスを意識しているためなのか、異なる文化のスタッフを集めています。世界を一つのマーケットとして考えると、その結果は異文化を相手にする、ということになりますから。
──少人数のチームで成果を出すために、どのような工夫をしているのですか。
一番大きな工夫は、組織としての目標を共有することです。ホームページに「世界を変えよう」と書いてあるのですが、みんなその意識で働いています。
──一緒に仕事をする「チーム」をどのように捉えていますか?
「目的が共有されたユニット」です。チームの中には、いろいろな人がいます。スキルの種類、レベルもまちまちです。それでも目的を共有して、一つの方向に力が向かうよう意識します。開発者は往々にして開発手段にこだわってしまうことがありますが、「手段を目的としない」ことも大事です。
──説明の言葉がとても論理的で、外国語に翻訳しても通じやすい表現だと思います。多国籍のチームで働いていることと関係がありますか?
私自身は英語は得意ではありません。それでも、多国籍チームで働くうちに、外国の人にも共有しやすい話し方をするようになったということはあるかもしれません。

「少人数チームで230カ国を相手に、AWSとRailsでAndroid向けアドネットワークを運営」:インタビュー前編へ戻る

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ココが今回のギークの学びどころ

  • 目的を共有する! 手段にこだわるのではなく、チームの目的を達成するために働く
  • チームのスピードが大事。素早い開発サイクルで、次々と発生する課題に対応していく
  • 最先端の主流トレンドを見極める。今はアドテクがWebエンジニアの最先端だと判断

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