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GEEK ACADEMY 先端を走る技を、ギークに学ぶ

掲載日:2015.11.16
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クラウド上のクエリエンジンなど最新技術トレンドに挑戦、実サービスで成果を出す

PROFILE GMOインターネット株式会社 次世代システム研究室 片野道雄 氏、佐藤史彦 氏

PROFILE

片野道雄 氏

次世代システム研究室 マネージャー チーフアーキテクト

片野道雄 氏

2005年4月、GMOメディアに入社。2008年3月、GMOインターネットに転籍、次世代システム研究室に所属。データベースエンジニアとして活動しながら、「GMOアプリクラウド」ではKPI解析のHadoopやUI設計を、「Gゲー」ではスマートフォン向けゲームプラットフォームやSNSのシステムを手がけるなどの経験を積む。

佐藤史彦 氏

次世代システム研究室 マネージャー チーフアーキテクト(2015年11月より)

佐藤史彦 氏

某老舗グルメサイトの開発に8年半従事する。飲食店検索サービス、FeliCaなどを用いた店頭タッチ サービス、ポイントサービスなどのさまざまなプロジェクトの開発から組織マネジメントまで一通り経験した後、2014年にGMOインターネットに入社。

GMOインターネット次世代システム研究室のメンバーに、最近の取り組みについて聞いていく。クラウド上のリアルタイム処理などの最新技術動向を商用サービスに積極的に取り入れる取り組みも進めている。そのほか、ロボット、Beaconなど最新技術トレンドの調査も欠かさない。

クラウドの最新トレンドを商用サービスに取り込む

──クラウド関連の技術トレンドについては、どのように見ていますか。
片野 今はHadoopやNoSQLなどの分散並列処理の技術が求められてきています。特にリアルタイム処理の重要性が高まっています。
数年前にアプリクラウドを立ち上げた頃はオープンソースで大量データを扱うにはHadoopのMapReduceとHive(MapReduceをSQLライクに記述するソフトウェア)によるバッチ処理が知られてきたところでしたが、今は新世代のHadoopエコシステムの分散処理が圧倒的に速くなり、大量のデータをアドホックにも検索できるようになりました。HDFS(Hadoop分散ファイルシステム)上の大量データに対して、Impala(MapReduceとHiveに代わる高速なクエリエンジン)を使って低レイテンシーでクエリを投げることができます。
私たちが開発に協力した「GMOプライベートDMP」では商用サービスでImpalaを活用しています。Impalaがなければ、大規模データをリアルタイムに処理する設計は実現できませんでした。
──今後注目すべき技術を教えてください。
片野 どこもそうだと思いますが、私たちもApache Sparkには注目しています。アドテク方面で開発に使い始めています。Sparkのポイントは、機械学習が分散処理で動くこと、これに尽きます。R言語などで作られた機械学習ライブラリは分散処理でスケールさせることが難しかったので、これは大きな変化です。
今、Hadoop上に形成されたエコシステムがSparkに移行していく方向にあります。ただし、現段階ではメモリーを大量に食うとか、ライブラリが安定していないとか、そういう問題が残っています。とはいえ、今一番ホットなオープンソースプロジェクトとして盛り上がっていて、みんなが使っていますから、これから良くなっていくでしょう。
──最新技術で商用サービスを作るチャンスがあるわけですね。そういう最新技術を使ったプロジェクトの山場はいかがでしたか?
片野 アジャイル開発は小刻みな開発プロセスを繰り返すので、ある期間だけの山場というものはなく毎週大変なのですが(笑)、プロジェクトの終盤では性能問題でかなり工夫しました。このあたりのノウハウは、私たちの蓄積になっています。

イベントのたびにPepperのプログラムが改良されていく

──佐藤さんはロボットのPepperの世話もしているとのことですが、どのような背景があったのですか。
佐藤 Pepperって、スマホ関連の人がよく扱っているイメージがあるじゃないですか。私もiOSアプリの開発に関わっていたら、Pepperもやるようになった、みたいな感じです(笑)。Pepperも大きな視点で見れば一種のモバイルアプリのプラットフォームですし、アプリストアもあります。
──2015年3月に開かれたGMOインターネットの株主総会でもPepperが登場しているのですね。
佐藤 Pepperには興味を持ってくれる人がたくさんいて、イベントでもPepperに登場してほしいという要請がときどきあります。株主総会もそのひとつです。社員の家族が会社に集まるGMOファミリーデイが2015年8月に開かれたのですが、そこでもPepperに登場してもらいました。イベントから要請があるたびに、どういう使い方がいいのか考えたり、終わった後は失敗したところを直しながら、「次はより進化させよう」とやってます。
──イベントに登場するたびにプログラムが改良されていく形ですね。Pepperのモーション制御など、踏み込んだ解説をBlogに書いていますね。
佐藤 実は私はもともと機械系でした。機械では力学、制御を中心に幅広く工学を学ぶので、この辺の題材も馴染みというか勘がありました。
──佐藤さんはGoogleが発表したBeacon(Bluetooth Low Energy発信機の応用分野)関連技術のEddystoneも調べていると聞きました。
佐藤 Googleが提唱するPhysical Web(Beaconを活用してあらゆる「モノ」にURLを付与できる技術、Eddystoneはそのためのプロトコル)が実現して、何ができるか。どれだけユーザー体験としていいものになるか。そこは未知数の部分がありますけれども、モノがURLを持つことが何を意味するのか、そこにフォーカスしたビジネスを起こせる可能性があるのかな、というところはありますね。場面によってはQRコードの代わりに使うのが適しているのは容易に想像できます。特に混雑した場所で使うことを考えると、Eddystoneのようなプロトコルを使ったURL発信は有利になるかもしれません。
──出てきたばかりの最新技術の活用法を考えることも、大事な仕事ということなのですね。

変化が好きで楽しめる人に来てほしい

──次世代システム研究室では、どんな人に来て欲しいですか。
佐藤 短期でプロジェクトを立ち上げられる人、新しい技術を活用したりできる人が向いていると思います。GMOと言うとインフラの会社、というイメージがあると思いますが、インフラの会社で大きくて安定しているからそれだけやっていれば良いとか、そういう事は一切ありません(笑)。
片野 「俺はこうだ」と凝り固まってる人は向いていません。「変化しろ」と言われ続けているような職場です。新しいことが好きで、変化を楽しめる人がいいですね。

【前編】フラット&アジャイルにグループ横断プロジェクトを支援する

ココが今回のギークの学びどころ

  • スピードとコミュニケーションを重視し、フラットな組織でアジャイルにプロジェクトに取り組む。
  • 最新技術を蓄積し、技術の底上げを目指す。新技術を調査、把握する取り組みを欠かさない。
  • 変化を楽しむ。新しい技術の導入、プロジェクトの立ち上げが好きな人を集める。
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