なぜWebデザイナーはキャリアパスを考えたほうがいい?
Webデザイナーは、Web・インターネット業界とともに成長してきた比較的新しい職種です。そのため、経験を積んで将来どのようにステップアップしていくのか、想像しづらいという人も多いでしょう。
しかし、自分の将来やキャリアパスを描くことにより、下記のように多くのメリットが生まれます。
- 思い描く将来像と、今の自分の経験・スキルを比較してギャップを把握できる
- 自分にとって必要な経験やスキルが明確になり、日々の業務でもスキルアップにつながる行動がとりやすい
- 転職先企業を適切に選べるようになり、入社後のミスマッチが減る
- 面接・書類の志望動機に説得力が出て選考を通過しやすくなる
- 周囲の変化に惑わされず、自分らしい働き方を実現できる
- 目先の収入に惑わされず、計画的に生涯の年収アップに向けた行動を取れる
Webデザイナーは、制作を請け負う企業から自社のWebサービスを持つ会社へ移ったりと、事業内容を替えて経験を積んでいく以外にも、Webディレクターになったり、アートディレクターになったりと、職種を替えながらキャリアアップしていく人も多い仕事です。
これからWebデザイナーを目指す人も、Webデザイナーになったあと、自分がどのような仕事をしたいのかを考えておくと、描いたキャリアに向けて伸ばすべきスキルが分かり、応募する企業を見定めやすくなるでしょう。
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履歴書を作成する(無料)Webデザイナーのキャリアパスにはどんなものがある?
Webデザイナーのキャリアを2つの軸で考える
自分に合ったキャリアを選択するためには、「業務フェーズ」と「企業」、この2つを軸として考えてみてください。ただし、Web・インターネット業界は技術やトレンドが移り変わりやすい業界なので、求められるスキルや業務の範囲が変化し、この軸には当てはまらないようなキャリアパスも出てくるでしょう。
■業務フェーズ軸
「デザイン」「ディレクション」など、Web制作の一連の流れに沿って業務範囲を示しています。自分の経験業務によって応用できる業務範囲が変わりますし、将来的に担当したい業務によって積むべき経験が異なります。すべてが当てはまるわけではありませんが、業務と職種はおおよそ下記の図のように結びついています。
Web業界のキャリアステップと業務フェーズ
■企業軸
所属する企業の業種やビジネスモデルによって、求められる経験・スキルや働き方が異なります。どのような特性を持つ企業で働いたか、働きたいかを軸のひとつとして考えましょう。下記はおおまかな企業の分類と特性です。
【企業ごとの特性】
・事業会社
企画やマーケティング経験を積みやすい、同一サービスに長く携わることができる、運用改善経験を積むことができる
・Webサービス会社(BtoB)
固有の業界・サービスに特化し専門性を高められる
・Webサービス会社(BtoC)
業務や施策のスピード感がある、新たな技術トレンドを積極的に導入するため、制作スキルのレベルが高い
・制作会社
汎用的なスキルをスピーディーに積める、多彩な分野の案件を手掛けられる
また、「業務フェーズ」「企業」の2軸以外にも、Webデザイナーのキャリアを考えるうえで強みになる知識・経験として以下のようなものがあります。
・業界経験
特定業界に知見が深いとテクニカルスキルがあると判断され、企業から評価を得られます。特にECサイトや金融業界は、業界知識や経験が必要とされる分野です。
・携わった案件の規模感
WebサービスやWebサイトの規模感により、立ち回り方や担当範囲が異なります。規模感が小さければ、メンバー1人あたりの業務範囲が広くなり、肩書はデザイナーながらディレクター経験を積んでいるという人も。一方、規模感の大きなサイトでは、案件を進行するために多くの関係者と折衝することがあり、交渉・調整スキルが備わっていることが強みとなるため、規模感によりアピールポイントが異なります。
・運用経験
制作だけではなく、運用してPDCAを回しながら改善した経験の有無は、ポジションによっては非常に重要視されます
・マーケティング知識
上流工程になるほど、知識があるとプラスアルファの評価につながります。
Webデザイナーのキャリアマップ
企業 | 企業 | 業務フェーズ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
企業分類 | 代表企業例 | デザイン・ コーディング |
ディレクション | 情報設計 (UI/UX) |
全体統括・ 要件定義 |
企画・戦略 | |
事業会社 | 制作部門 あり |
資生堂、サントリー、 良品計画 など |
○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
制作部門 なし |
- | - | - | - | ○ | ○ | |
Web サービス |
toB | freee、クスリバンク、 メドレーなど |
○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
toC | Google、楽天、 クックパッド など |
○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | |
制作会社 | チームラボ、IMJ、 カヤック など |
◎ | ◎ | ○ | ○ | △ |
【キャリアマップの見方】
このマップは、Web関連職の人が働く企業を分類し、それぞれの企業で企画から制作までのWeb制作の一連の業務でどのような経験・知識・スキルが身につく、または活かしやすいか、ということを◎〇△-で判定しています。企業の分類や業務フェーズの内容については「Webデザイナーのキャリアを2つの軸で考える」をご確認ください。
【記号の見方】
企業分類ごとに、各業務の経験・スキル・知識を活かせるか否かを判定
◎非常に活かしやすい
〇活かしやすい
△業務内容によっては活かせる
-当てはまる業務が少ない
例えば、「制作会社」では、デザインやディレクションの経験・スキルが非常に活かしやすく、情報設計、全体統括・要件定義の経験も活かしやすい、企画戦略の経験は業務によっては活かしやすい、と判断することができます。
【キャリアマップの活かし方】
現在Webデザイナーとして働いている人が、自分が今いる企業や将来目指したいポジションで一般的に身につきやすい、または必要とされる経験・知識・スキルを把握することができます。また、表をダウンロードして、自分が今いる企業と業務フェーズ、将来目指したい企業や業務フェーズの位置をマークしてみましょう。転職しやすい業務や企業が明確になり、目標地点までに足りないスキルを把握することができます。
もし、あなたの経歴をもとに、キャリアの方向性としてどのような展望が描けるかを具体的に知りたいのであれば転職エージェントの利用もおすすめです。キャリアアドバイザーに相談すれば、業界でのあなたの立ち位置が分かり、希望に沿ったキャリアを一緒に考えることもできます。
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次の章からは、このキャリアマップを活かしつつ、将来の可能性をどのように探っていくのかを解説します。
Webデザイナーのキャリアパスの描き方
以下の4つの手順に沿って、自分のキャリアパスを考えてみましょう。
STEP1 自分の志向性を確認する
Webデザイナーのキャリアの方向性は、大きく2つに分けられます。1つ目は、UI/UX設計や多彩な業界経験を積み、制作の現場で経験の幅広さや技術の専門性を活かす「スペシャリスト」。2つ目は企画や全体統括といった上流工程のディレクションを行う、または現場でデザイナーを育てる「マネジメント」です。自分がこの2つのどちらに進みたいのか考えてみてください。ただし、完全にどちらか一方に決めてしまわなくても大丈夫です。どちらかといえばマネジメント寄りに進みたいが、トレンド技術についての知見や実績も積めるような環境で働きたい、といった志向を整理することが大事です。
自分の志向性がなんとなく把握できれば、転職先や働き方を選ぶときの軸のひとつにできます。転職エージェントなどのサービスを利用する場合でも、先にこの志向性を伝えると希望にマッチした求人を紹介してもらいやすくなります。
Point過去や将来を想像しながら志向性を探りましょう
- デザインを通して、どのようなことを実現したいのかを思い浮かべてみましょう。「価値の高い事業にしたい」「ユーザーの使いやすいサイトにしたい」などの思いがヒントになります。3年後にどんな仕事をしていたいか、と自分に問いかけてみるのもいいでしょう。
- 自分の志向性が「マネジメント」「スペシャリスト」のどちらにどのくらいの割合で強いのかを知っておきましょう。「ずっと現場でデザインに関わりたいし、後継者育成にも携わってみたい」など具体的に言語化してみると考えやすいかもしれません。
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履歴書を作成する(無料)STEP2 キャリアの棚卸し・自己分析
次にダウンロードしたキャリアマップの中で、今の自分がどのポジションに当てはまるのかを知りましょう。まず、「企業」の縦軸から自分の所属する企業を選び、その後は横軸を順にスライドして「業務フェーズ」の列の条件を見ていってください。一般的にその企業で経験しやすい業務フェーズやビジネスモデルに〇や◎が付いています。
業務フェーズごとの担当業務の範囲は企業や部門によって異なるので、キャリアマップで◎が付いていても、今のあなたは「その業務の経験が浅い」または「経験がない」こともあると思います。ご自身でどこまで当てはまるかを考えてみてください。
自分のポジションを把握するイメージ
Point業務フェーズ軸のスキル・経験を洗い出すコツ
- 職種にとらわれずに、業務フェーズ軸の経験が少しでもないかどうかを洗い出してください。Webデザイナーでも、案件によって一部ディレクション業務を担当したことがあるかもしれません。
- 今までに経験した業務フェーズが少ない場合は、マップの範囲にない経験やスキルもまとめておきましょう。例えば、html形式のメール配信システムの利用、ABテストの経験、自主的なWebサイト制作の経験なども、企業に評価される可能性があります。
関連リンク
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STEP3 目指すポジション/目指しやすいポジションを知る
マップ上で自分の立ち位置を確認した後は、自分が目指すポジションについて2軸で考えてみましょう。企業軸で自分が最終的に働きたい企業形態を選んだら、業務フェーズ軸で、「自分の興味がある業務」を探してみてください。そこが「自分のキャリアパスの到達地点」と考えましょう。
また、同じ企業軸の中で業務フェーズを変える転職は、業界知識や企業分類の特性を活かせるため、比較的目指しやすいと言えます。企業軸が異なる行であっても、業務フェーズ軸の◎や〇の重なりがあれば、今までの経験を活かせるため、転職しやすい「目指しやすいポジション」だと考えてください。
自分のポジションを把握するイメージ
【このキャリアマップから読み取れること】
・目指すポジションで働くには、情報設計や全体統括や要件定義などの上流工程の経験が足りない
・Webサービス会社のデザイン・コーディングの仕事なら、転職して即戦力で働けそう
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履歴書を作成する(無料)STEP4 目指すポジションを実現するルートを計画
最後はSTEP3で把握した目指すポジションにたどり着くための道筋を探りましょう。3つの方法に分けてご紹介します。
目指すポジションと自分のポジションにギャップがない場合
今持っている能力を存分にアピールすれば即戦力になる人材として企業から評価される可能性があります。転職先の企業との共通点を洗い出して、自分の経験やスキルを転職先でも活かせることを具体的なエピソードとともに伝えてください。
目指すポジションとのギャップを現在の会社で埋める場合
目指すポジションに採用されるにはスキルや経験が足りない場合、まずは現在の会社で経験を積むという方法があります。
例えば、目指すポジションに対してディレクション経験が足りないのであれば、社内で積極的に手を挙げて案件の顧客折衝やディレクションを担当する、社内でWebディレクター職に転向するといったスキルの積み方があります。
目指すポジションとのギャップを、キャリアアップする目的で転職を重ねて埋める場合
現在の会社ではこれ以上経験を積めない、または今の職場を離れたいという人には、不足する経験やスキルを埋めるために別の企業へ転職し、最終地点に到達するまでに1つ2つステップを挟むことがおすすめです。
例えば、目指すポジションに対してディレクション経験が足りないのであれば、小規模でディレクションを含めた全工程の業務経験が積みやすい会社に転職して、徐々にWebデザイナーからWebディレクターとしての経験を積む方法です。
Point制作会社から制作会社への転職という選択肢
業務内容や働くスタイルが変わらないと思われがちな制作会社同士の転職ですが、きちんと会社の業務内容で判断して選べば、新たなスキルが身につく転職が可能です。制作会社とひと口にいっても、事業会社のサイト運用を多く担っている会社、toB案件に強い会社、さまざまな業界の幅広い業務をまかせてもらいやすい会社、裁量権があり働き方をコントロールしやすい会社など、案件の動かし方や働き方はさまざまです。
制作会社はみな同じ、とひとくくりに考えずに、業務内容を調べ、分からなければキャリアアドバイザーに聞いて判断してみましょう。
Pointキャリアパスは難しく考えず、気軽に転職エージェントへ相談を
- 今のキャリアでは目指す企業・職種への転職がかなわない、とあきらめることはありません。キャリアパスを描くことは、今後のスキルアップやアピールポイントの見直しタイミングだと考えましょう。
- 自分がこの先どのようなキャリアを築きたいか、展望か浮かばない、やってみたい仕事はあるけれど、スキル差の埋め方が分からないとお悩みなら、ぜひ転職エージェントを利用してみてください。専門のキャリアアドバイザーがあなただけの答えを導くお手伝いをします。
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Webクリエイターの4つの転職モデルケース
ここでは、具体的にどのような職種や業務を担当していた人が、どのように考えて自分のキャリアパスを選び取っていったのか、代表的な4つのケースをご紹介。あわせて、転職を成功させたポイントについて、キャリアアドバイザーに聞いてみました。
ケース1:Webデザイナーから、ディレクションの経験をアピールしてWebディレクターにキャリアチェンジ
【転職前】事業会社(メーカー)/Webデザイナー
【転職後】Webサービス(toC)/Webディレクター
メーカーで社内の開発・保守チームに属し、Webデザインを担当していたが、将来的な年収アップと幅広い業務スキルの習得を見据えて転職活動を開始。Webディレクター経験はないものの、ディレクションに近い経験をアピールしてWebディレクターとして採用される。
【キャリアアドバイザーに聞くキャリアパスのポイント】
将来的にWebプロデューサーを目指したいとのことで、まずはWebディレクターとしての経験が積める転職先を探しました。ディレクター経験はないため、大手企業での選考は苦戦しました。しかし、社内システムでの課題改善提案や、企画案の提出といった経験があったため、新しいWebサービスの提供を始めた会社では、旺盛な意欲と経験が買われ見事内定に。この方の場合はいずれ上流の仕事を担当したいとの思いから、社内で積極的に企画や案件統括に関わっていたことが強みです。自分のキャリアパスをイメージできたら、今の会社にいるときから行動開始しておくと、転職が有利になるかもしれません。
ケース2:労働環境の改善を求めて始めた転職活動で、熱意をもって取り組んできた経験をもとに、UI・UXデザイナーに転向
【転職前】制作会社/Webデザイナー・ディレクター
【転職後】Webサービス(toB)/UI・UXデザイナー
Webサイト制作会社にWebデザイナーとして入社し、徐々にWebディレクターも兼任。転職を思い立ったきっかけは長時間労働の改善だが、Webサイトのユーザビリティを向上させたいという思いがあったため、UI・UXデザイナーとして転職。
【キャリアアドバイザーに聞くキャリアパスのポイント】
当初は労働環境の改善を目的としてさまざまな企業に応募していましたが、転職理由や志望動機が条件面に起因していたためか活動が難航。そこで、再度経歴を整理するうちに、サイトのユーザビリティに関する志向性と知見があることが分かり、UI・UXデザイナーとしての応募を薦めました。熱をもって語れる経験や実現したいことがはっきりしたせいか、Webサービス企業からの内定も出るように。結果として働き方の改善も実現できています。自分の経験を棚卸しし、改めて志向を考えてみることで、活路が開けた良い例でしょう。
ケース3:事業会社の企画全体統括を目指して、制作会社にステップ転職
【転職前】制作会社/Webデザイナー
【転職後】制作会社/Webデザイナー
中小企業が顧客のWebサイト制作会社でWebデザインを担当していたが、BtoCの事業会社で長期的な案件統括に携わりたいと転職を決意。転職活動の結果、まずは必要なスキルを身につけることが必要と考え、BtoC系のWebサービスを請け負う制作会社へ内定。
【キャリアアドバイザーに聞くキャリアパスのポイント】
ご自身の目指す企業や業務は明確でしたが、ディレクションや要件定義などの業務経験と、ECサイトの運用経験が不足していました。特にECや金融業界ではサイトの運用知見が重視されるのです。そこで、BtoC系Webサービス会社を顧客に持つ制作会社に的を絞りました。即戦力として経歴も評価してもらえますし、数年後には事業会社に受かるだけのスキルも磨けるでしょう。一足とびに希望企業に内定をもらうのが難しい場合は、あえて修業の時期を作るほうが近道の場合があります。
ケース4:インハウスデザイナーとして自分らしい働き方を実現
【転職前】制作会社/Webデザイナー
【転職後】事業会社/Webデザイナー(アートディレクター候補)
もともとは年収アップを希望して転職活動を開始。事業会社で管理職へキャリアアップしていく展望だったが、現場で活躍し続けることを魅力に感じ、事業会社のインハウスデザイナーとして内定。ゆくゆくはアートディレクターを目指す。
【キャリアアドバイザーに聞くキャリアパスのポイント】
年収アップを目的に事業会社の管理職を目指すとのことでしたが、話を進めるにつれ、現場で働くことへの思いが強いと分かりました。制作物の品質を統括するアートディレクターであれば、現場での業務は維持しつつ、年収アップも狙えることをご説明し、目標を変更。アートディレクター職を設けている事業会社を中心に受け、将来のアートディレクター候補兼Webデザイナーとして内定。希望のかなえ方は何通りもあるので、キャリアアドバイザーと話してみることも大切です。
ツールを使って履歴書を簡単作成
履歴書を作成する(無料)Web業界の変化や技術のトレンド
日々移り変わりの激しいWeb業界で、自分らしいキャリアパスを考えるには、業界の動きや技術トレンドを把握しておくことも大切です。
Web業界の動向
最近ではDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の流れも受け、以前はWebサービス企業のプラットフォームを利用していたメーカーなどが、自社ECサイトやデジタルマーケティングに注力するように。そのため、事業会社のWeb制作領域の中途採用が積極的に行われています。
また、Webサイトと動画、SNSとの連携もますます増えてくるでしょうから、知見のある人は重宝される可能性も高いです。
Web業界で求められるスキルの変化
Web業界では、最近ではデザインツールによるデザインやコーディングだけでなく、より複合的な知識や経験が求められる傾向にあります。WebマーケティングやSEOの知識、UI・UXのデザイン経験など、ハイブリッドな人材ほど高く評価され、Webディレクターやプロデューサー、Webマーケターなどへのステップアップが可能になります。
この記事では、さまざまな転職モデルケースやWeb業界の動向などを通して、Webデザイナーのキャリアパスの描き方を考えてきました。キャリアパスには多くの選択肢があるので、自分だけで悩まずに転職エージェントに登録してキャリアアドバイザーに相談してみるのがおすすめです。
豊富な経験から客観的なアドバイスができるので、自分では気づいていない選択肢や志向性が明らかになるかもしれません。
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履歴書を作成する(無料)この記事を監修したキャリアアドバイザー
戸田 貴希(とだ・たかき)
IT領域のキャリアアドバイザーを担当し、現在はクリエイティブ領域専任のキャリアアドバイザーを担当しています。
年間数百人以上の方とお話しし、転職のご相談から入社までのサポートをさせていただいています。
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