転職市場予測 クリエイティブ(Webデザイナー・ディレクター)の転職市場動向 2026下半期
Webプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、Web編集・コンテンツ企画、その他インターネット関連職…など、2026年下半期(7月~12月)のクリエイティブ職の求人数の増減や求人トレンド、採用ニーズなどの転職市場予測をご紹介します。転職を検討している方に向けて、今後の市場動向と求められるスキル、動き方のヒントをまとめています。
2026年下半期の求人動向は職種により差が。「成果創出」ができる人材のニーズが高い見込み
2026年下半期のクリエイティブ職の求人数は、全体として大きな増減はない見込みです。ただし、個々の職種やスキルによって求人の動向には差が出ると考えられます。生成AIの普及により定型的な制作業務は効率化・内製化が進む一方で、事業成果に直結する上流工程や戦略設計を担える人材へのニーズは高く、企業はより厳選した採用を行う傾向です。
【Webデザイナー】
生成AIに代替される業務もありますが、Figmaなどを活用した設計力や、マーケティング部門と連携し売り上げ目標に対するPDCAを回した経験、マネジメント経験を持つ人材の希少性は高まり、こうした人材の獲得競争は今後も続く見込みです。
【UXデザイナー】
ここ数年来のUXデザイナーの採用ニーズはやや落ち着いており、企業は厳選採用にシフトしています。一方で志望者は増加しており、需要と供給のミスマッチが生じやすい状況です。経験や実績を具体的に示すことが転職成功のポイントになります。
【UIデザイナー】
ユーザー視点を踏まえたアウトプットが求められるため、AIによる代替が難しく企業からのニーズは高い状況です。Webデザイナーからキャリアチェンジを目指す方も増えています。
キャリアチェンジにあたっては、自主制作でもUIデザインのアウトプットを作成し、ポートフォリオにUI観点での工夫や設計意図を記載することが重要です。実務未経験でも、学習や努力の積み重ねが評価につながる可能性があります。
【Webディレクター】
規模の大きな案件のプロジェクト経験やメインディレクター経験、特定ジャンルでの実績を持つ人材は引き続き需要が高く、複数内定の獲得や条件交渉が進みやすい傾向です。
これらの動向を踏まえ、自身のスキルがどの領域で活かせるのかを整理した上で転職戦略を立てることが重要です。
2026年下半期、クリエイティブ職の転職で評価につながる経験・スキル
クリエイティブ職の転職では、スキルそのものだけでなく、それをどのように事業成果やユーザー価値に結びつけたかが重視される傾向です。経験や職種ごとに評価されやすいポイントを押さえましょう。
若手の場合
経験が浅くても、意欲やポテンシャル、主体性が評価されます。職務経歴書では、自己研鑽の内容や取り組みだけでなく、成果を出すためにどのように考え行動したかを具体的に記載することが重要です。ポートフォリオには自主制作や個人での取り組みを積極的に盛り込みましょう。
中堅・ベテランの場合
これまでの経験から強みとなる案件を整理し、担当領域や成果を具体的に言語化することが求められます。ユーザーの反応や改善結果など得られた成果まで示すことで、説得力が高まります。
【Webディレクター】評価につながる経験や資格
案件規模や関与した範囲、サイト種別などを具体的に整理し、自身の得意領域を明確にすることが重要です。開発経験がある場合は技術理解、分析ツールを活用した改善経験がある場合はマーケティング視点が評価されやすくなります。
【UI/UXデザイナー】評価につながる経験や資格
ユーザーリサーチから改善提案、実装まで一貫して担える力が求められます。AIが進化する中でも、人の感情や行動を踏まえた設計力は引き続き重要です。
【Webデザイナー】評価につながる経験や資格
生成AIの普及により定型業務は代替される傾向にあります。デザインやコーディングに加え、売り上げやKPI達成に向けた取り組み、仮説検証やPDCAなどマーケティング視点を持った経験が評価されやすくなっています。
クリエイティブ職の収入・残業・休日は?
クリエイティブ職の収入や休日の平均相場は以下のとおりです。
クリエイティブ職の仕事データ
収入
年収
403.9万円
年間ボーナス
90.0万円
残業・休日
月間残業時間
24.0時間
年間休日
94.8日
一人で悩まず第三者の視点を活用 情報収集から始める転職活動
クリエイティブ職の転職市場は、同じ職種でも求められるスキルや役割が細分化されています。特に生成AIの活用促進により職務内容が変化しているため、最新の市場動向を踏まえて自身の立ち位置を把握することが重要です。
転職活動では、求人票だけでは見えにくい評価ポイントや企業が求める人物像を理解することが重要です。キャリアアドバイザーに相談することで、自身の経験がどのように評価されるのか、どのような準備をすべきかを具体的に知ることができます。
まずは情報収集からでも問題ありません。市場の変化を踏まえたアドバイスを受けながら、自分に合ったキャリアの選択肢を広げていきましょう。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
【経歴】
株式会社インテリジェンス(現・パーソルキャリア株式会社)で法人営業職を経験後、IT系SaaS企業にてセールス、マーケティング、インサイドセールスを担当。その後、パーソルキャリアにキャリアアドバイザーとして復帰し、クリエイティブ職種専任として法人視点を活かしたサポートを強みとしている。
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