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転職市場予測 2018上半期
建築・土木

コラム・事例・インタビュー

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新築から既存物件の保全・有効活用へと移行。異業種への転職チャンスも広がる

DODAキャリアアドバイザー  坂口 大樹

建築・土木技術者の求人数は、緩やかに上昇する見込みです。

2020年の東京オリンピックに向けてニーズが高まっていた交通機関や観光・商業施設の整備に関わる求人は、オリンピック開催決定後に急増したのに比べると一段落した印象です。一方で、既存の建物の改修・リフォームに関わる求人ニーズが増えてきています。大規模インフラについても老朽化対策の必要性は引き続き大きく、建築・土木の人材不足感はいまだ高い状況です。

求人が増えるもう一つの背景として、建設業以外の業種で建築・内装の技術者に対するニーズが高まっていることが挙げられます。コンビニエンスストア、ファストフードなどの多数の店舗を展開する小売業や、多くの不動産を所有するメーカー、金融会社、インフラ企業などを中心に、さまざまな業種で建築担当者を社内に置くケースが増えているのです。

長時間勤務や休みが取りにくい就業環境を改善するために、建設業界以外を視野に入れて転職を考える人が多い状況にありますが、建設各社も待遇や環境の是正を進めています。

建築・土木の知識や経験は専門性が高く希少価値がありますので、同業界の転職、違う業界へのキャリアチェンジ、いずれのケースでも、今までの経験を活かしたうえで環境改善がかなう可能性が高まっています。

注目のキーワード

新築から改修、保全へ

日本の人口が減少局面に入ったといわれる中、新築物件の過剰供給による空室率の高さが問題になっています。そのため、不動産のトレンドは、個人住宅も、企業が所有するオフィスビルや商業施設についても、新築物件の建築を加速するのではなく、すでにある建物をリフォームしたり、リノベーションで付加価値を付けたりして有効活用する方向へ、考え方が変わってきているのです。今後は、既存物件に関わる建築技術者の求人が増えていくと考えられます。

異業種への転職

流通・小売をはじめとするさまざまな業界で、建築担当のポジションの求人が増えています。建築担当の仕事は企画が中心で、実際の工事は外注します。例えばコンビニエンスストアなど全国に何千もの店舗を展開する企業で、店舗の建設・運営コスト最適化を図ったり、オフィスなどの不動産を効率的に活用して生産性を高めたりなど、業績向上に貢献する役割を担います。それ以外にも、建設会社での経験・資格を活かして、デベロッパーや不動産管理会社、建材メーカーといった業種に転職する道もあります。

女性・シニア層の活躍

建設業界では、現場レベルでの人材不足感がいまだ強く、建設各社はその解消に向けて、女性やシニア層の技術者の採用を増やしたり、就業環境の改善に力を入れたりしています。特にシニア層については、彼らが持つ職人的な知識が継承され、若手の育成につながることも期待されています。

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