スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

転職市場予測2020上半期

建築・土木

設計、建築施工管理、土木施工管理、設計監理、設備保守、プラント関連…など

このエントリーをはてなブックマークに追加

ストック事業へのシフトを背景に建築・土木技術者の求人ニーズが広がる

dodaキャリアアドバイザー 吉川 佳佑

建築・土木技術者の求人数は、緩やかに増加する見通しです。

これまでは、2020年以降の新規案件減少やストック事業へのシフトを見越して大手企業は採用をやや抑える傾向にありましたが、2020年夏以降に工期を先延ばしされていた案件が動き始めるといった動きがあります。また中堅・中小企業の求人は堅調に推移していくでしょう。

建築業界の大きなトレンドとして、「新規に建設する事業」から「既存物件を改修して有効活用するストック事業」への転換が進んでいます。住宅、商業・公共施設のいずれについても既存物件の修繕・改修のニーズがより明確になってきました。特に住宅は、建設会社、工務店だけでなく買取再販会社などでも、リフォーム、リノベーションに関わる内装の設計・施工管理などを中心とした求人が増えています。

また、最近目立つキーワードとして「水処理」が挙げられます。水処理施設や、工場、オフィス、住宅など、建物があるところなら必ずニーズがあり、配管設計や電気設備など施工管理の経験者・有資格者を幅広く受け入れています。

橋、ダム、トンネルなどの大規模インフラについては老朽化対策の必要性は引き続き高い状況です。近年、特に水による自然災害の多さと被害の甚大さが深刻で、これから河川・港湾周りで土木系技術者のニーズが高まることが考えられます。

BIM導入、建物リスク診断、ファシリティマネジャーなど、広がる経験者採用

建築技術者としての経験を活かせる設計・施工管理以外の仕事の選択肢が広がりつつあります。例えば、BIM(Building Information Modeling=ビム、3Dモデリング)導入の営業職の求人が増えています。大手ゼネコンでは既にBIM導入が進んでいますが、中小ゼネコンでも設計・施工の情報共有目的や、業務効率化で人員不足をカバーしようと導入を検討するケースが増えているためです。

また、建物の老朽化に伴い、建物の耐震診断、リスク診断の求人も目立つようになってきており、建築技術者を保険会社などが採用する例も出てきています。

施主側のファシリティマネジャーも要注目の職種です。不動産を所有する事業会社には、総務部、管財部などファシリティマネジメントの機能を持つ部門があります。自社の不動産を投資的な観点でいかに有効活用するかを考え、建設会社・内装会社などへの発注を担当します。店舗や事業所、工場、物流拠点などの建設のほか、「働き方改革」の一環としてオフィスを改修するニーズも増えており、求人が多く出てきている状況です。

数年前は、人材不足から残業や休日出勤の多い就労環境が業界全体で大きな問題になっていました。しかしここ2~3年で、働き方改革を進める、あるいはBIMなどITを用いて業務効率化を図るなどして、一定の生産性向上を果たす企業も出てきている中、建築技術者は転職によって、より自分に合った「働き方」を選択できるようになってきました。

このエントリーをはてなブックマークに追加

アンケートにご協力ください。このコンテンツは役に立ちましたか?

建築・土木の公開求人(全件)を見る
求人を見る
完全週休2日制(土日祝休)の建築・土木の求人を見る
求人を見る
もっと詳しく転職市場の動向を知るならdodaの専門スタッフに相談
エージェントサービスに申し込む(無料)

doda転職フェア(東京)