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コラム・事例・インタビュー

転職市場予測2018下半期
IT・通信

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データ活用やセキュリティをはじめITエンジニアのニーズが高まる

dodaキャリアアドバイザー 遠藤 勇太

2018年下半期のITエンジニア求人は、引き続き豊富な状態が続きます。特に金融や製造業、自動車メーカーといった業界では、数年前から注目されていたフィンテック、IoT、さらにはディープラーニングに代表されるAI領域での開発プロジェクトが本格的に増えてきたこともあり、自社のIT事業部門や研究開発部門でのエンジニア採用を活発化させています。これには近年続いてきた内製化の流れも大きく影響していると言えるでしょう。

特に求人ニーズが大きく高まっているのはデータサイエンティストです。販売・サービス業や人材会社など、自社の顧客データを活かして新規事業の創出や既存事業の成長・改善を目指そうとする企業、さらにはデータを活用した経営・事業支援を行うコンサルティング会社など、採用熱が強まっています。

また、Amazon Web Services、Google Cloud Platform、Microsoft Azureといったクラウドサービスの普及に伴い、インフラエンジニアの中でも特にセキュリティ分野に強みを持つエンジニアへのニーズが高まっています。クラウドを利用してさまざまなサービスを展開している多くの事業会社が、セキュリティに強いエンジニアを自社内で抱えておきたいと考えているようです。

データサイエンティストやセキュリティエンジニアといった近年登場してきた新しい職種はマーケットに経験者が不足しており、需給のバランスが取れていません。そのため未経験者に門戸を開く企業も多く、データやセキュリティに関する知識や資格があれば他職種からのキャリアチェンジもしやすい状況です。

IT業界以外の事業会社やWebサービス系企業がエンジニア採用に注力している影響でSIerからそれらの会社に転職するITエンジニアが増えています。そのためSIerでも人材に対するニーズは強まっており、多くのSIerは未経験者を採用して自社の教育・研修でエンジニアを育てていくという戦略にシフトしています。異業界・他職種からの転職希望者にも十分にチャンスがあるほか、上流工程へのキャリアアップ、より良い労働環境や待遇アップを目指したSIer間での転職も成功しやすい状況であると言えるでしょう。

注目の職種

データサイエンティスト

ここ数年、ディープラーニングや人工知能とも密接に関係しているデータサイエンティストの仕事が急速に認知され始めたことにより、統計解析やデータ分析を学ぶ学生が徐々に増えています。求人ニーズに対する経験者の数はまだまだ少ないものの多くの企業が自社データの利活用を急いでいるため、理系出身で学生時代にそれらの分野を学習していた経験がある人であれば、実務経験がなくても採用するという傾向が強まっています。

金融の業界知識があるエンジニア

仮想通貨を中心にフィンテック、ブロックチェーンといったキーワードが注目されていますが、これらが関係するプロジェクトに参加する場合でも、金融業界の業務知識は欠かせません。そのため、銀行、証券、保険、クレジット関連の業務知識や銀行の基幹システム、証券系の株取引・トレーディングシステムに関する知識など、金融業界特有のミッションクリティカルなシステムの開発経験があるエンジニアへのニーズが高まっています。

セキュリティエンジニア

クラウド環境の拡大とあわせて、クラウドを運用する事業会社でのニーズが高まっている職種です。サーバやネットワークの設計・構築を行うインフラエンジニアからのキャリアチェンジが一般的ですが、比較的新しい職種であることもあり、情報セキュリティスペシャリストなどのセキュリティ関連資格やクラウドに関する知識があれば、経験がなくてもセキュリティエンジニアとして採用する企業が多いようです。

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