スマートフォン版で表示

いい転職が、未来を変える。DODA(デューダ)

転職市場予測 2017下半期
電気・機械

コラム・事例・インタビュー

機械設計、回路設計、組み込み、生産技術、生産管理、技術営業…など モノづくりエンジニア

このエントリーをはてなブックマークに追加

垂直統合から水平分業へ。社外・社内との連携に対応できる人材ニーズ高まる

DODAキャリアアドバイザー  岩村 正人

モノづくりエンジニアの求人数は、上半期から引き続き増加する見通しです。

好調の自動車業界が牽引する形で、自動車部品、産業機械とそれらを構成する電子部品などの業種を中心に、採用熱は高いまま推移するでしょう。製造業全般で、コスト削減・開発スピード向上がより強く求められるなか、先行開発、量産開発いずれのフェーズにおいてもエンジニアの不足感がより強まっています。

そのため、機械系、電気系、組み込み・ソフトウェア系を問わず、引き続き求人が多い状況です。これまで外注する傾向があった組み込み設計・開発の内製化が進みつつあり、SIerやサプライヤー、エンジニア派遣から完成品メーカーへの転職も珍しくなくなりました。また、40〜50代のミドル層や女性、外国籍のエンジニアの転職も以前より増えています。

生産性向上を目的とする「工場のスマート化」に取り組む動きも強まってきました。これを背景に、産業機械メーカーを中心に、生産工程を統合・制御するシステムの開発を担うIT・ソフトウェア系の人材ニーズが高まっています。

強い人手不足感から、エンジニアを直接採用しようとするだけでなく、他業種のメーカーや、IT・通信・ネットワーク各社と提携する動きも見られます。「選択と集中」の結果、企業間の事業譲渡も以前より増えてきました。国内の製造業からは、これまでの垂直統合モデルから水平分業への変化が見て取れます。社内でもポジションや役割が変わったり、社外・グループ外と連携する機会が増えていったりするなかで、転職という選択肢も視野に入れながら、自分自身でキャリアの舵取りをする必要が出てくるでしょう。

電気・機械の公開求人、今すぐチェック
電気・機械の求人を見る
DODAがおすすめ、電気・機械の求人特集
求人特集を見る

注目のキーワード

自動車

自動車業界の好調を受け、完成車メーカー、自動車部品メーカーだけでなく、総合電機、電子部品、化学メーカーなどでも、自動車向けの製品の売上比率が高まっています。背景には2つの要因があり、1つには、現状でグローバル展開がうまくいっていること、2つ目には、各社が生き残りを懸けて新しい技術開発を進めていることが挙げられます。電気自動車の開発も進んでいますし、自動運転の開発には、人工知能(AI)、センシング、画像認識・画像処理、無線・通信、その他情報機器のアプリケーション、セキュリティなど、多岐にわたる技術が必要とされています。

ミドル層、女性、外国籍のエンジニア

これまで転職事例が少なかったミドル層や女性、外国籍のエンジニアの転職事例が飛躍的に増えてきています。モノづくり系エンジニアは専門職のため、人手不足感が強い今の転職市場においてはスキル・経験がマッチしさえすれば、中小・中堅規模の企業から大手企業まで転職機会が広がっていると言えるでしょう。理想とする働き方を実現するために、転職を通じて就業環境を変えるチャンスだと言えます。

変化に対応できる人材

製造業は従来、自前主義の名のもと、企業内・グループ内での垂直統合モデルがとられてきました。しかし、新しい技術をスピード感を持って取り込んでいく必要があるなかで、自動車と電機、産業機械とIT・通信というような、業界や企業グループの垣根を越えた業務提携の動きが進んでいます。モノづくりエンジニアが、一つの会社内で同じ製品を担当し続けるケースは今後少なくなっていくと考えられます。今いる会社で働き続けるにしても、転職するにしても、常に起こりうる変化に柔軟に対応できることが、市場価値を高める上で重要になってきます。

このエントリーをはてなブックマークに追加
電気・機械の公開求人、今すぐチェック
電気・機械の求人を見る
DODAがおすすめ、電気・機械の求人特集
求人特集を見る
もっと詳しく転職市場の動向を知りたい方はエージェントサービスをご利用ください
エージェントサービスに申し込む(無料)

転職市場予測 11の分野をチェック

関連リンク