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転職市場予測 2018上半期
電気・機械

コラム・事例・インタビュー

機械設計、回路設計、組み込み、生産技術、生産管理、技術営業…など モノづくりエンジニア

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求人ニーズは堅調。業種・製品の垣根をまたぐ転職も当たり前に

DODAキャリアアドバイザー  岩村 正人

モノづくりエンジニアの求人数は、引き続き増加の見通しです。

自動車・自動車部品メーカーをはじめ、車載機器向けの電子部品、半導体などを中心に、製造業全般で採用熱は引き続き高い状況が続きます。製造業では1〜3月は求人数が減るのが通常ですが、そうした季節要因を帳消しにして余りある求人ニーズがあります。その背景は、将来に向けた先行開発の面での求人ニーズ、さらに量産開発でも開発スピードとコスト削減が強く求められていることです。働き方改革の影響などで生産性アップと適正な人員配置の取り組みが進んでいることもあり、人員補強のための求人ニーズは堅調です。機械系、電気系、組み込みソフトウェアを問わず、エンジニアの不足感は慢性化しつつあります。

一方で、モノづくり系のベンチャーが台頭する兆しも見えています。これまでは、完成品メーカーといえば大手企業でした。しかし最近では、共同で利用できる開発スペースができたり、クラウドファンディングによる資金調達などで、小規模な組織でもモノづくりがしやすい環境ができつつあります。ここ1、2年でそうしたベンチャーがエンジニアを募集するケースも出てきており、家電・IoT領域を中心に今後増加していくものと考えられます。

モノづくりエンジニアの転職では業種間の垣根は低くなり、組織規模の違いが転職のハードルになることも少なくなってきています。キャリアの可能性が広がる中で、自分の過去の経験の「何が」高く評価されるのかを見定める必要があるでしょう。そのためには、自分自身で自己分析するだけでなく、キャリアアドバイザーから客観的なアドバイスをもらったり、実際に転職活動をしてみて、さまざまな会社や仕事の情報に直接触れることが大事です。 また、自己分析は自分の知識・技術・携わった製品などを洗い出して、「現在と未来」に分けて考えることをおすすめします。「現在」は「今やりたいこと・できることは何か、それは市場から必要とされているか」と考えるとよいでしょう。「未来」は「将来的にやりたいことは何か、そのために何をすれば実現に近づくか」と考えるとまとまりやすくなります。

注目のキーワード

自動車

完成車メーカー、自動車部品メーカーが伸びているだけでなく、総合電機、電子部品・半導体、化学メーカーなどでも、自動車向けの製品の売り上げ比率が高まっています。足元では北米や新興国を中心に販売が好調なことに加え、世界的に自動運転や電気自動車(EV)の研究開発が急速に進んでおり、半導体、電池、無線・通信、カメラ、ソナー、レーダーなどのセンシングなど、さまざまな領域の技術が必要とされています。

大量採用

製造業全体の傾向ではありませんが、大手企業の一部で、開発・生産にかかわらず、1つの職種で数十人単位の募集をかけるケースが見られます。そのような募集は、今後成長が期待できる分野・製品への投資に伴う採用という色合いが濃いため、チャレンジングな仕事ができる可能性が高いでしょう。

業種のボーダーレス化

従来、モノづくりエンジニアの求人は、同業種・同製品の経験者を求めるのが一般的でしたが、ここ数年でその垣根はほぼ消えつつあります。求人にわざわざ「異業種経験者歓迎」などと書くこともなくなりました。キャリアの可能性は広がっていますので、広く視野を持って今後のキャリアを考えていくとよいでしょう。

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