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転職市場予測2021下半期
電気・機械
機械設計、回路設計、組み込み、生産技術、生産管理、技術営業…など モノづくりエンジニア

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電気・機械エンジニアの求人で注目すべきはIoT、半導体、工場の自動化・省人化など

dodaキャリアアドバイザー 加藤 亮太

電気・機械エンジニアの求人数は上半期に引き続き、業界によって差が生じている状況です。求人数が現状維持あるいは増えると考えられる業界としてはまず、IoT(モノのインターネット)や自動化を支える電子部品・半導体、半導体の製造に不可欠な半導体製造装置が挙げられます。

また、工場の自動化・省人化につながる工作機械を製造する企業や、自動運転や電装化にまつわる自動車関連業界、医療機器メーカーなどが、採用の熱意が高いでしょう。製造業のエンジニアの方々はこのようなトレンドを踏まえて転職の戦略をお考えください。

一方、エンジニア未経験者の求人は、新型コロナの感染拡大以降しばらく絞られていました。しかし、自動車の生産台数増と連動するような形で、サプライヤーやアウトソーシング業界の求人ニーズが回復してきています。アウトソーシング業界を中心に、未経験者を採用し、設計開発エンジニアとして育成する求人も見込めます。

製造業界は自動化・画像処理・ロボット化などで他業界のDX推進を支えている

製造業界は、ほかの多くの業界でトレンドとなっているDX推進を、自動化・画像処理・ロボット化などの技術で支えています。そのため、DXに貢献する技術領域や製品に関する求人ニーズは非常に高いといえるでしょう。

コロナ下でも投資が必要な技術領域は、ロボット、AI、音声処理、IoT、自動化、FA(ファクトリー・オートメーション)、自動運転、半導体、電子部品など。また、リモート化、オンライン化、分散化、省人化などが各社で推進されています。これらの技術領域や業務経験があると転職に有利になりそうです。

企業のイノベーション創出に必要なテクノロジーは共通してトレンドとなっています。筆頭が、テレワークや授業、診療のオンライン化といったオンライン・コミュニケーションに関する技術。また、コロナ下で定着したバーチャル会議・オンラインイベント、農業・工場の自動化・省人化に関わるVR(バーチャル・リアリティ)も注目すべき領域といえるでしょう。接触抑制技術全般や小売店でのスマート決済、インフラ、交通などの信頼性・セキュリティを支えるテクノロジーも同様です。

製造業界でも限定的ではありますがリモートワークの導入が進んでおり、居住地にかかわらず自社のニーズに合った人材を確保する動きが見られます。

電気・機械エンジニアはスキルだけでなく、中長期的なビジョンや正確な自己分析も重要

希望の転職をかなえた電気・機械エンジニアには、「転職を通じて何を実現したいのか」「自分に何ができて何ができないのか」「譲れない条件・妥協できる条件は何か」を理解できている人が多いのが特徴です。そのうえで、選考結果を踏まえてしなやかに軌道修正できることも共通しています。

また、入社後にそのポジションでどんなスキルを習得できるのか、そのスキルに市場価値はあるのかを意識される方が増えてきています。コロナ下で自動化・非対面化といったイノベーションが進む中で、より専門性の高い技術力を身につけたいというご希望が強くなっているようです。

しかし、スキルが合致しているだけでは十分でない場合があります。中長期的なビジョンを持ち、自分がどう成長したいか、そして転職先にどのような利益をもたらせるかをバランスよく語ることが求められます。背景には、コロナ禍で先行き不透明な中、しっかりと将来を見据えられている人材を採用したいという企業ニーズがあるようです。

そうした企業の視点を踏まえると、職務経歴書の自己PR欄には「これまで培ってきた経験・スキル」や「事例を交えた再現性のある成功体験」を盛り込むことを意識してください。仕事上の成功体験は「課題」「意図」「行動」「結果」の順に落とし込んで書くと伝わりやすくなります。そのうえで、社内外を問わず関係各所とどのように連携を取り、成果を出してきたのか、自身はその中でどのような役割を担ったのか、その経験を応募先でどのように活かせるかまで書けるとよいでしょう。

キャリアアドバイザーのサポートを活用して先が読めない不安を拭おう

先の読めない社会情勢でキャリアを形成していくことには大きな不安が伴い、行動を起こすことさえ困難に感じられることもあるのではないでしょうか。唯一絶対の安定した企業はもはや存在せず、正しい選択肢などないように感じられる方もいらっしゃるでしょう。

そのような状況下でミスマッチなく、自分に合った転職先を見つけるために重要なのが「自分を知ること」「企業を知ること」の2つについて理解を深めることです。これに有効なのは、「自分の考えを誰かに話し、フィードバックを受ける」こと。自分がそう考えるようになった理由や背景を尋ねられて対話を重ねていくと、自分自身の強みや希望がより深く理解できるようになるはずです。その対話の相手として、キャリアアドバイザーのサポートを大いに活用していただければと思います。

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

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