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転職市場予測 電気・機械エンジニアの転職市場動向 2026上半期

機械設計、回路設計、組み込み、生産技術、生産管理、技術営業、ものづくりエンジニア全般…など、2026年上半期(1月~6月)における電気・機械エンジニアの求人数の増減や求人トレンド、採用ニーズなどの転職市場予測をご紹介します。

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2026年上半期、電気・機械エンジニアの求人数は引き続き好調

2026年上半期の電気・機械エンジニアの求人動向は2025年下半期に引き続き好調で、求人数は横ばいもしくはやや増加する見込みです。背景には、製造業の設備投資が活発になっていることや、働き方改革により人員を増やそうとする動きがあること、AIやIoTなど新しい技術への対応が必要になっていることなどがあり、求人ニーズが高まっています。また、技術者の高齢化や若手不足を受け、企業は即戦力だけでなく経験が浅い若手や未経験者の採用にも積極的です。

以下で業界別の動きを詳しく見ていきましょう。

電気・機械エンジニアの転職、最新動向はキャリアアドバイザーにご相談を

自動車業界の求人動向

自動車業界では「CASE」「MaaS」関連の技術革新が引き続き進み、電気電子・ソフトウェア系エンジニアのニーズが高まっています。制御・通信・電源・構造設計など幅広い領域で人材が求められており、ほかの業界で身につけたスキルが活かしやすいのも特徴です。

また、SoC(System on Chip)など高集積化技術の導入も進み、車載向け半導体の設計・検証経験者の需要が拡大しています。ただし、EV市場はバッテリー技術や充電インフラの課題により一部で成長が鈍化しており、採用計画に影響が及ぶ可能性もあります。

CASEイメージ図 MaaSイメージ図

「CASE」はConnected・Autonomous/Automated・Shared・Electricの4つの英単語の頭文字で構成されており、それぞれコネクティッド(ネット接続)・自動運転・シェアリング・電動化を意味します。

「MaaS」は「Mobility as a Service(サービスとしての移動)」の略称で、複数の交通手段を最適化し、検索から決済まで一括のサービスとして提供することを意味します。

半導体業界の求人動向

半導体業界では、AI・IoT・自動車向けの需要が高まっていることを背景に採用が活発です。特に製造装置メーカーや設計開発部門では人材獲得競争が続いており、SoC設計、アナログ/デジタル回路、パッケージ技術などの専門性を持つ人材が高く評価されています。一方、景気後退への懸念や在庫調整の影響で、企業によっては特定分野の採用を抑制することもあります。また、プロジェクトの優先度に応じて採用計画を柔軟に変更するケースも見られます。

防衛・重工業・FA(ファクトリーオートメーション)業界の求人動向

防衛・重工業分野では、政府の防衛費増加やインフラ更新への需要により、航空機・船舶・ロボティクスなどの分野で設計・生産技術・品質保証エンジニアの採用が活発です。FA領域ではスマートファクトリー化が進み、制御設計・センサ技術・通信プロトコルに強い人材が求められています。特に重工業では、老朽化設備の更新や新規プロジェクトの立ち上げが進む中、プロジェクトマネジメント経験者のニーズも高まっています。

業界ごとの特性はあるものの、2026年上半期、電気・機械エンジニアの採用市場は全体として活発化する見込みです。転職を希望する方は早めの情報収集を心がけるとよいでしょう。

2026年上半期、電気・機械エンジニアの転職でアピールすべきことは?

2026年上半期、電気・機械エンジニアの中でも特に採用ニーズが高い職種の一つが、組み込みソフトウェアエンジニアです。評価ポイントとしては、大規模のプロジェクトをリードした経験や仕様検討から評価まで一通り携わった経験、扱えるプログラミング言語の多さ、ハードウェアの知見などが挙げられます。とりわけC言語、MATLAB/Simulink、Pythonのスキルは需要が高く、個人学習やスクールでの習得でも十分にアピール材料になります。

機械系エンジニアは設計開発、生産技術、品質保証・管理、サービスエンジニアなどの分野で採用が活発です。経験と志望先の親和性が最も重視される領域のため、製品の材質やサイズ、製造プロセス、使用CADソフトを具体的に示し、キャリアと応募企業とのマッチ度をアピールしましょう。

スキル面では、仕様検討から量産までの経験、駆動部など複雑な構造の設計技術、生産工程や素材・コストまで意識した設計ノウハウが重視されます。また、サプライチェーン全体に関わることが多い機械系エンジニアは、営業や商品企画、購買など非エンジニア職へ転身する事例も近年は比較的多く見られます。

製造業は海外展開する企業が多く、メールや会議で英語を使用する場面が一般的です。ソフトウェア・機械エンジニアの昇格要件に据える企業もあるので、英語力は忘れずアピールしましょう。

電気系エンジニアもニーズが高まっており、それは設備などを取り扱う強電、製品内の回路を取り扱う弱電のどちらのポジションでも変わりません。経験者は、電気工事士、電気主任技術者などの資格、PLCの経験、回路設計であれば仕様検討から評価まで一連の設計開発経験があると評価されやすいでしょう。特に弱電領域では、パワーエレクトロニクスやSoCに関連する採用ニーズが高まっており、これらの分野に関する知識や開発経験がある人材は高く評価されます。

現場を引っ張るリーダー候補であるミドル層は、専門性に加え、業務を前に進めるスキルや後輩指導力、チームや組織のことも考えられる視野の広さも求められます。ただし、近年は専門技術を極めたエキスパートとしてのキャリアを選択できる企業も増えています。専門性を高めれば収入増も期待できるため、専門家としてのキャリア形成も有力な選択肢といえるでしょう。

ベテラン層は専門性の高さとマネジメントスキルが大きな武器になります。特に中小・ベンチャー企業では、ベテランが持つ知見や組織運営力を取り入れて事業を伸ばしたいというニーズが強く、大手企業を早期退職し中小・ベンチャーの管理職へ転じるケースも増えています。

未経験からの転職では、プログラミング言語、電気工学、機械工学、力学、CADなど各領域の基礎知識を学生時代や自己研鑽で学んでいることを示す必要があります。社内外とのコミュニケーション力や自主的にPDCAを回す姿勢など、ポータブルスキルを具体的に業務へ活用した経験もアピールしてください。未経験歓迎の求人は希少で、採用枠が早期に埋まるため、気になる求人があれば早めの応募がおすすめです。

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電気・機械エンジニアでは採用ニーズの高まりを背景にキャリアの選択肢が広がる

電気・機械エンジニアの転職市場では、企業の採用戦略に変化が見られます。

一部の大手企業では、将来の競争力を高めるために組織体制や人事制度の見直しを進めており、若手が早期から活躍できる場を提供する動きが広がっています。また、大手企業出身のエンジニアが中小企業やスタートアップに転職する事例も増えています。マネジメント経験や高度な専門知識を活かしてほしいという企業からのニーズが高まっているためです。

「組み込みソフトウェア」や「パワーエレクトロニクス」の分野では、採用ニーズの高まりを背景に、企業がさまざまな工夫に取り組んでいます。例えば、関東圏での新拠点開設・増設を行うなど、首都圏での採用力とブランド力を強化する動きが加速。これまで関西や中部地方を中心に事業を展開してきた企業も、東京エリアへの進出を積極的に進めています。このようにエンジニアにとって、都市圏での新しいキャリア機会が広がっている状況です。

さらに、組み込みエンジニアの採用競争が激化する中で、新しい給与体系を導入する企業も登場しています。中には、技術職に特化した報酬制度を整備することで、内定辞退率の大幅な低下を実現した事例もあります。

技術を極めたいエンジニアに対して、マネジメント以外の昇格ルートを整備する動きも広がっています。専門性を評価する人事制度を導入し、マネジメント職への昇進だけでなく、スペシャリストとしてのキャリアを明確に描ける環境を整える企業が増加中です。これにより、技術者が長期的に活躍できる体制づくりが進んでおり、キャリアの選択肢が広がっています。

キャリアアドバイザーがあなたを深く理解し、理想のキャリア実現をサポートします

キャリアアドバイザーは、未経験の方、経験者の方を問わず価値観や希望する将来像、これまで培ってきた強みを理解した上で、理想に沿ったキャリアの実現を全力でサポートします。どんなキャリアを築きたいか漠然としている場合でもお気軽にご相談ください。あなたを深く理解した上で、より良い求人を提案します。客観的な転職市場分析や面接対策、応募書類の添削、企業へのプッシュなど具体的なサポートに関してもぜひご活用ください。

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