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転職市場予測2020上半期

電気・機械

機械設計、回路設計、組み込み、生産技術、生産管理、技術営業…など モノづくりエンジニア

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この記事は2020年1月に公開しました。
次回は2021年1月に更新予定です。

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モノづくりのサービス化が進み、製造業でもIT・ソフトウェア系エンジニアのニーズが顕著に

dodaキャリアアドバイザー 清水 優一

モノづくりエンジニアの求人数は、2020年上半期もほぼ変わらず推移しそうです。

会社の業績や方針によって濃淡はありつつも、製造業全般で見ると、エンジニアの採用意欲は持続するでしょう。大手を中心に求める経験やスキルの条件が上がっている傾向もありますが、その半面、中長期的な開発案件に関するニーズもあるので腰を据えて取り組める仕事を見極める好機でもあります。

求人の中身を見ると、製造業全般で見られるモノづくりのサービス化によるビジネスモデルの転換や、デジタル・トランスフォーメーションの動きを反映したものが少しずつ増えてきています。電気・機械系エンジニアのニーズも決して衰えるわけではありませんが、それ以上に、IT・ソフトウェアの企画、人工知能(AI)やIoTを活かした製品の開発を担える人材のニーズが顕著になっているのです。実務経験がなくても学生時代に数学や統計を学んだバックグラウンドがある人にはチャンスがあります。

自動車・自動車部品メーカーを中心とする自動車業界では、電気自動車(EV)開発、車載電池の生産技術のニーズが多くあります。さらに、自動運転車・コネクテッドカーによるMaaS(マース、モビリティのサービス化)への注力を強めており、この動きを推進するAI開発者や、IoTを用いたサービス企画、プロジェクトマネジャー、開発職の求人ニーズが高まっています。また、車載機器向けの電子部品、半導体などの電気設計・機械設計の求人も引き続き多く出てきています。

精密機器・総合電機では、新しいビジネスを構築することが課題となっています。自社の強みや要素技術を活かしながら、バイオ・ヘルスケア、IoT、センサー、エネルギー、車載機器など、各社が領域を絞り込んで新規事業の開発・市場拡大を狙っています。これに伴って、AI開発者やデータサイエンティスト、高周波回路設計や通信技術者などのIoT人材の採用が進んでいます。

生産工程でもシステム企画経験者などIT・ソフトウェア系が求められる

工場で使われる生産設備、産業用ロボットに関する、電気・機械・ソフトウェアの設計・開発職は比較的安定して求人があります。また、生産工程でもAI・IoTによる省人化の動きは加速しており、従来は生産設備の開発・調達などが中心だった生産技術のポジションにも、IT・ソフトウェア系エンジニアが求められるようになってきました。生産ラインに取り付けたセンサーからデータを集め、歩留まりを改善したり、機器の故障などを予測・検知したりして、安定稼働と生産性向上、計画的なメンテナンスを可能にするためです。

同じ「残業40時間」でも企業ごとに異なる実態

製造業の転職市場は全体としては活況ですが、各業種とも「積極採用している企業」と「採用を手控える企業」が明確に分かれています。また、求人情報に出ている待遇などの条件が同じに見えても、その背景や実態に大きな違いがある場合があります。例えば、「月の残業時間が40時間」と書かれていても、製品が売れない中でクレーム対応に追われているような職場もあれば、製品がよく売れ、さらに新しいことにも取り組んでいるために残業が多い職場もあります。転職活動を通じて、自身がやりたいことを整理し、企業の内情を可能な限り調べて転職先を検討することが重要です。

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