スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

転職市場予測 企画・マーケティングの転職市場動向 2025上半期

企画、マーケティング、広報、販売促進、プロモーション、商品企画、商品開発、リサーチ、市場調査、広告、宣伝…など、2025年上半期の企画・マーケティングにおける求人数の増減や求人トレンド、採用ニーズなどの転職市場予測をご紹介します。

シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年上半期、企画・マーケティング職の求人数は引き続き高水準

2025年上半期、企画・マーケティング職の求人数は2024年下半期と比べて大きく変わらないものの高水準であり、転職のチャンスは広がると予想されます。コロナ感染症が5類に移行して1年以上経ってからも、引き続き企画・マーケティング職の人材は不足していると思われます。

その中でも、特に経験者のニーズは高くなる見込みです。その背景には、近年商品やサービスが多様化してきているため他社との差別化を図りたい企業が、商品企画やマーケティングのスキルを持つ即戦力の採用に積極的になっているという事情があります。

これまでの経験を活かしてほかの企業に移りたい、と考えている人にとってチャンスが広がっていると言えるでしょう。

一方、未経験者をターゲットにした求人は希少なものとなるでしょう。もともと事業会社では未経験から企画・マーケティング職を育てる際は、新卒採用や社内異動を活用する傾向があります。そのため中途入社で未経験から企画・マーケティング職に就きたい場合には広告代理店からキャリアをスタートさせるのが一般的でした。しかし、この1~2年はその求人枠も減りつつあります。

企画・マーケティング職の転職、最新動向はキャリアアドバイザーにご相談を

2025年上半期、企画・マーケティングの転職では、求人内容と経験・スキルの親和性をアピールしよう

2025年上半期の企画・マーケティング職は仕事内容と親和性のある経験を持っているかが見られる傾向があります。いずれの職種も仕事内容や挑むべき課題が企業によって異なるため、求められる経験は求人ごとに異なります。求人募集の内容を読み込み、そのポジションと親和性の高い経験・スキルをアピールしましょう。

例えばWebマーケティングでは広告、SNS、Webサイト、CRMなど、一口に企画・マーケティングの職種といっても専門領域はさまざまなため、どの領域での経験があるか、どのくらいの経験があるかの専門性が見られる傾向にあります。また、商品企画や商材によって仕事の内容や進め方が異なるため、志望する業界と経験やスキルの親和性が求められることが多いです。

企画職では、「BIツールを使って業務の可視化・効率化に取り組んだ経験」や「目標に対して○%の達成率を記録したこと」「○時間の工数削減を実現したこと」など、あなたがいかに事業に貢献してきたかを具体的な戦略や数字とともに示すことが重要です。商品企画の場合は、扱っている商材の親和性や仕事の進め方、企業規模の近さも求められます。

マーケティング職では、例えば、SNSマーケティングを行うポジションでは「SNSでの集客経験」など、EC運営に取り組むポジションでは「ECのマーケティングに関するスキル」などポジションと親和性の高い経験やスキルをアピールできると効果的です。特に販促では、チラシ、カタログPOP、イベントといったオフラインの集客に加えて、SNSやオウンドメディアなどオンラインの集客が重視される傾向にあるため、SNSやWeb広告の運用などデジタル領域に関する経験があるか、自己研鑽をしているかがポイントとなりやすいでしょう。

未経験者を求めるポジションは希少ではあるものの、少しでも企画・マーケティング職の経験がある第二新卒など若手人材を育てる目的での求人はまだまだ見られます。これまでの業務経験に加えて、なぜ転職したいのか、転職先でどんなマーケティングスキルを身につけたいのかなどの意欲を積極的にアピールしましょう。

未経験者の場合でも、個人でのSNS運用やYouTube動画の編集・YouTubeチャンネルの運用などの経験も自己PRに加え、企画・マーケティング職としてのポテンシャルをアピールするとプラスに働く場合もあります。

あなたの強みは? 自分のアピールポイントが見つかる「自己PR」発掘診断(無料)

企画・マーケティングでは、賃上げやジョブ型雇用への移行が進んでいる

企画・マーケティング職では、引き続き賃上げのトレンドが続いています。

また、ジョブ(職務内容)を明確に定義してその遂行に必要なスキルや経験を持つ人材を採用する「ジョブ型雇用」※への移行を進める企業が一定数見られます。“仕事に人をつける”ジョブ型雇用には、働き手がマーケティングや企画といった専門的な業務に専念できるメリットがあります。また、職種ごとに年収レンジを設ける企業も増えており、年功序列ではなく経験に基づいた賃金評価が行われるのも利点の一つと言えるでしょう。

フレックスタイム制や時差出勤など多様な働き方が選べる求人は引き続き見られ、転職後もそうした希望はかないやすいでしょう。また、知り合いの紹介を利用したリファラル、一度転職した社員を再び雇用するアルムナイ、スカウトなど採用手法は多様化しており、明確に応募すると決めていない人もカジュアルに企業のことを知れる「カジュアル面談」の機会が設けられるケースも増加しています。

※参考:「ジョブ型雇用とは? メンバーシップ型雇用との違い」(ホンネの転職白書)

キャリアカウンセリングで今の自分を知り、未来の自分を探すことをお手伝いします

キャリアカウンセリングを自分の考えや気持ちの整理にご活用ください。これまで意識していなかった強みや仕事に求めるもの、どんなキャリアを描きたいかに気づくことで、納得感のある企業選びができます。また、自分がこの先に何をかなえたいかを知ることで新たなキャリアの可能性が見いだせるかもしれません。

さらに、業界や職種について広く深く理解したキャリアアドバイザーであれば、これまでの経験を思いがけない業界や職種で活かせることをお伝えできることもあります。ぜひ、今の自分を知り、未来の自分を探してみましょう。

シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加
希望をかなえるには?キャリアアドバイザーに相談する
エージェントサービスに申し込む(無料)
あなたに合った働き方や企業風土を知ろう
キャリアタイプ診断(無料)
今の仕事の満足度と向いている仕事が分かる
転職タイプ診断(無料)

この記事を監修したキャリアアドバイザー

シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

ステップで分かる転職ノウハウ

  • リモートワーク(ハイブリッドワーク・フルリモート)の実態調査