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転職市場予測 2017下半期
メディカル

コラム・事例・インタビュー

MR、医療機器営業、CRA、臨床開発、研究職、治験関連、安全性情報…など

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経験者やオンコロジー領域を中心にニーズが高まる見込み

DODAキャリアアドバイザー  住永 正

メディカル業界の求人数は、全体としては微増の見通しです。求人数が多い主要4職種について転職市場動向を紹介します。

(1)MR
基本的には新薬開発などのタイミングに合わせて採用ニーズが高まりますが、2017年は目立ったプロジェクトはなさそうです。ここ1、2年でMRの採用が縮小し、業界におけるMRの数自体も減少しています。ただ、2017年度末~2018年初頭の組織改編や新薬上市に向けて製薬各社のMR補充の求人が出てきています。

(2)臨床開発
医薬メーカーのCRAの採用は、2017年に入って一段落した模様で、求人は減少傾向にあります。ただし、オンコロジー領域に限って求人ニーズは引き続き高い状況です。CRO(*1)におけるCRA採用は2016年まで活発に行われてきましたが、そのCRAが戦力化してきたのに伴って中途採用はやや抑え気味です。未経験可のCRA求人は減少する見込みです。

(3)研究職
研究職のニーズは引き続き高い状況で、求人数は堅調に推移しそうです。研究職の求人が増えているのは主にバイオベンチャーで、早期研究の場を求めるなら視野に入れるべき選択肢です。医薬メーカーでは再生医療、免疫療法、遺伝子解析などの分野の研究が増加しています。さらに政府がジェネリック医薬品の使用を推進していることから、ジェネリック医薬品の分析研究、製剤研究が盛んになっています。

(4)医療機器営業
求人数は微増の見込みです。医療機器メーカーは外資系企業が多く、2018年入社に向けた求人案件が10月ごろに市場に出てくるという季節要因が背景の一つとしてあります。また、医療機器業界ではグローバル大手企業を軸に業界再編が急速に進んでおり、M&Aに伴って随時求人が出てくる状況です。

*1  CRO:Contract Research Organization/開発業務受託機関/医薬品の研究・開発を請け負うアウトソーシング企業

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地域包括ケアシステム

高齢者が住み慣れた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指し、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築が、厚生労働省の提案により推進されています。医薬メーカーが地域の薬局や有料老人ホームなどと提携して、患者がきちんと薬を飲んでいるかをケアできる人的ネットワークを構築したり、大手CSO(*2)やベンチャーが、患者に医療が行き届く体制づくりを進めたりしています。これから、この動きに関わる求人が出てくると考えられます。

がん免疫療法(オンコロジー)

オンコロジー領域の求人ニーズは引き続き高いまま推移しそうです。なかでも免疫療法の知見がある人材の市場価値が高まっています。医薬メーカーのMRやCRAの求人は全体としては減少傾向にありますが、「オンコロジー領域の知識・経験がある人材ならぜひ採用したい」という状況はしばらく続きそうです。

MSL(Medical Science Liaison)

医薬の高度な専門知識をもとに、KOL(*3)に医薬品情報を提供したり、社内の関連部門の協業を支援したりするのがMSLです。MRよりも安全性情報としての役割が高く、医学・科学的な知識を踏まえて専門的な説明をすることが特徴です。メディカル業界でも重要な役割を担うポジションであり、MSLの求人は今後伸びていく見込みです。

*2  CSO:Contract Sales Organization/医薬品販売業務受託機関

*3  KOL:Key Opinion Leader/メディカル業界において医薬や医療機器の購買に影響力を持つ医師

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