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転職市場予測 2018上半期
化学・素材

コラム・事例・インタビュー

(化学・素材などの業界)研究、開発、品質管理、品質保証、技術営業、分析・評価…など

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自動車・半導体業界の好況を受け、化学系エンジニアのニーズは高い水準を維持

DODAキャリアアドバイザー  藤原 翼

化学系エンジニアの求人数は、2017年とほぼ変わらない水準で推移しそうです。

自動車の躍進に引っ張られる形で、ガラス繊維や炭素繊維などを材料に用いるFRP(Fiber Reinforced Plastics=繊維強化プラスチック)、セラミック、フィルム、塗料、電池など、自動車メーカー、自動車部品メーカーを顧客とする化学・素材メーカーの求人も堅調です。

また、自動運転システムや車載機器、グローバルで市場を拡大するスマートフォンなどに向けた半導体を用途とする材料へのニーズも高く、やはり求人は多い状況です。

職種では、素材開発のほか、製品の輸出先または生産拠点のある各国の法規制、環境・安全基準をクリアするための品質管理のニーズが継続的にあります。また、工場における製造オペレーターの求人も引き続き増加しています。

研究内容はほとんどの場合は社外秘ですから、「研究職」は非公開求人として募集されることが多いのが実情です。また、化学系の求人では、例えば「研究職」という職種名でも仕事の内容や幅は会社によって大きく異なります。研究と開発の兼務の場合もあれば、製造にまで関わる場合もあります。求人の職種名だけで決めつけず、転職エージェントを活用したり、情報収集のための転職活動をしてみることで自分にマッチする求人が明確になるでしょう。

注目のキーワード

自動車・半導体

化学系エンジニアの求人ニーズは、自動車・半導体業界の好況に負うところが大きくなっています。自動車の開発・製造においては、コスト削減や環境配慮が大きなテーマです。電気自動車(EV)向けの電池の開発や、燃費向上・CO2削減のための車体・部品の軽量化、加工を容易にするための金属から樹脂への切り替えなど、新しい素材を必要とする場面が多くあります。半導体のニーズは、グローバルで躍進するスマートフォン向けの大きな部分を占めます。また、自動運転システムでは、カメラやセンサーから得た画像・音声などの認識・処理にも半導体が必要となるため、そのための素材開発のニーズが急増しています。

30歳前後のリベンジ転職

転職を考える30歳前後の化学系エンジニアが増えています。化学業界は、リーマン・ショックや東日本大震災の影響を大きく受け、新卒採用を抑えていた時期がありました。そのころに新卒で社会に出て、希望する仕事に就けなかった方が少なくありません。数年経って転職市場が好転したことを受け、本来やりたかった仕事を改めて目指そうという方が増えています。また企業の採用意欲も一層高まっています。

製造オペレーター

2017年からの傾向として、工場における製造オペレーターの求人が目立って増えてきています。化学・素材だけでなく、食品業界でも同様の傾向があります。この背景には、少子高齢化による若年層の不足や、好況のため人材の流動性が高まっていることなどが挙げられます。

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