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転職活動の準備

月次転職マーケットの”今”を知る! 2016年11月7日発表

転職求人倍率レポート(2016年10月)

「DODA転職求人倍率レポート」は、DODAの求人数と転職希望者数のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、DODAのオリジナルコンテンツです。求人倍率の数値は、転職希望者1人に対して何件の求人がどのくらいあるかを表しており、転職活動にあたってチャンスとなる時期や採用が活発な業種・職種が分かります。

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全体:求人倍率は、前月比-0.21ptの2.51倍。求人数、転職希望者数ともに最高値を更新

2016年10月の転職市場の概要

・2016年10月の求人倍率は、2.51倍(前月比-0.21pt/前年同月比+0.02pt)。
・求人数は前月比101.7%、転職希望者数は前月比110.4%。
・求人数は前年同月比124.3%、転職希望者数は前年同月比125.3%。
・求人数は23カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。
・業種別では、9業種のうち「IT・通信」「メディア」「金融」「メーカー」「商社・流通」「小売・外食」の6業種で求人数が増加。
求人数が特に伸びたのは、「小売・外食」(前月比108.1%)、「金融」(前月比105.0%)。
・職種別では、11職種のうち「技術系(IT・通信)」を除く10職種で求人数が増加。
求人数が特に伸びたのは、「販売・サービス系」(前月比109.8%)、「事務・アシスタント系」(前月比105.5%)。

2016年10月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

10月の求人倍率は2.51倍となり、求人数、転職希望者数ともに調査開始以来の最高値を更新しました。10月は下半期の採用計画の募集を始めた企業が多く、電機や自動車メーカー、Webサービスなどを中心に1社でさまざまな職種の求人を一斉に開始する動きがあったため、求人数が増加しました。転職希望者も、年明けに新天地に移ることを目標にして活動を始める人が増えたため、転職市場はこれまで以上に活発になっています。

業種別:「メディア」が、前年同月比+0.44ptの2.67倍。動画サービスの採用が活発化

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.51  -0.21  0.02 - -
IT・通信 6.32  -0.75  0.24 10+ 7
メディア 2.67  -0.21  0.44 7 3
金融 1.59  -0.16  -0.15 6 4
メディカル 2.82  -0.42  -0.98 9 3
メーカー 1.71  -0.04  0.13 10+ 10+
商社/流通 0.85  -0.05  0.12 3 3
小売/外食 1.22  -0.01  0.32 9 7
サービス 2.86  -0.31  -0.05 10+ 10+
その他 1.46  -0.21  0.13 4 3

求人倍率は、転職希望者が前月から増加したため、すべての業種で下降しました。前年同月比では、求人倍率が最も上昇したのは「メディア」で、+0.44ptの2.67倍でした。特にインターネットの動画配信サービスを手掛ける会社で採用が活発です。ディレクターや営業、エンジニアなどさまざまな職種の求人があります。またWebマーケティング会社やインターネット広告代理店では、業界未経験者を歓迎する求人が引き続き多く、業界未経験者はキャリアチェンジを狙える可能性があります。
「金融」では、ネット銀行やネット生保などで、マーケティングや管理部門の求人の増加が目立ちました。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:「技術系(電気・機械)」が4.79倍。組み込み、回路設計などの求人数が増加

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.51  -0.21  0.02 - -
営業系 2.51  -0.19  0.15 10+ 10+
企画・管理系 1.72  -0.15  0.04 10+ 8
技術系(IT・通信) 7.64  -1.04  0.36 10+ 5
技術系(電機・機械) 4.79  -0.07  0.10 10+ 5
技術系(メディカル) 2.94  -0.49  -1.26 5 2
技術系(化学・食品) 0.97  -0.04  0.05 2 2
技術系(建築・土木) 4.32  -0.28  -0.54 10+ 3
専門職 5.19  -0.51  1.13 8 2
クリエイティブ系 2.50  -0.05  0.13 7 3
販売・サービス系 1.30  -0.04  0.10 10+ 10
事務・アシスタント系 0.23  -0.02  0.00 2 9

職種別でも、11職種すべてで転職希望者が前月より増えたため、求人倍率は前月比で下降しました。前年同月比では、11職種中8職種で上昇しており、売り手市場の職種は増えています。
8月以降、職種別で求人倍率が高い順に「技術系(IT・通信)」」「専門職」「技術系(電気・機械)」の状況が続いていますが、10月は「技術系(IT・通信)」」「専門職」で転職希望者数が急増したため求人倍率が大幅に下降した一方、「技術系(電気・機械)」は横ばいとなりました。「技術系(電気・機械)」では、電機や自動車関連のメーカーで組み込みや回路設計、機械設計をはじめとしたポジションの採用が活発化しているため、求人数と転職希望者数が同じペースで増加しています。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2016年11月以降の転職マーケット

11月以降も引き続き求人数は増加し、求人倍率は上昇する見込みです。9、10月は、2カ月連続で求人倍率が下降しましたが、例年11月から年末にかけて求人倍率は上昇に転じる傾向があり、今年も同様の動きになると予想されます。そのため、これから転職活動を始める方にとっては、チャンスと言えるでしょう。
転職希望者は、年末にかけて新たに転職活動を始める方が減り、これまで転職活動をしていた方も活動のペースが緩やかになります。一方で、企業はここ数年採用が難しい市況が続いているため、前倒しで採用計画を充足させようと、年末まで意欲的な採用活動を行うようになっています。そのため、通常の時期よりも選考を有利に進められる可能性が高くなります。
早期の転職をお考えの方は、年末までに転職先を決めることを目標に、短期集中で転職活動を行うことをおすすめします。

転職求人倍率の定義

「転職求人倍率」は、DODAエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】転職求人倍率=求人数(採用予定人数)÷転職希望者数

【求人数】①当月中に新たに登録された新規求人数(採用予定人数)と、②前月からの繰越求人数(採用予定人数)の合算。

【転職希望者数】 ③当月中に新たに登録した新規登録者数と、 ④前月から継続登録している繰越登録者のうち当月1件以上の求人に応募した登録者の数を合算。

※求人数、転職希望者数ともに、DODAエージェントサービスに登録された求人、登録者を算出対象としています。
※繰越登録者数は、当月からさかのぼって6カ月以内の新規登録者数です。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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