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月次転職マーケットの”今”を知る! 2019年4月8日発表

転職求人倍率レポート(2019年3月)

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は2.17倍。求人数は最高値から横ばいを維持

2019年3月の転職市場の概要

・2019年3月の求人倍率は、2.17倍(前月比+0.04pt/前年同月比-0.32pt)。
・求人数は前月比99.9%、転職希望者数は前月比98.3%。
・求人数は前年同月比102.7%、転職希望者数は前年同月比118.1%。

・業種別では、8業種(「その他」を除く)のうち「IT・通信」「メディカル」「小売・外食」の3業種で前月から求人数が増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「小売・外食」(前月比107.6%)、「IT・通信」(前月比106.0%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「金融」(前年同月比132.4%)、「IT・通信」(前年同月比107.9%)。

・職種別では、11職種のうち「技術系(IT・通信)」「技術系(メディカル)」「技術系(建築・土木)」「専門職」「販売・サービス系」の5職種で前月から求人数が増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「技術系(IT・通信)」(前月比105.7%)、「専門職」(前月比104.0%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「事務・アシスタント系」(前年同月比136.6%)、「技術系(IT・通信)」(前年同月比111.8%)。

2019年3月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

3月の求人数は前月比99.9%となり、調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新した2月から横ばいでした。例年3月は翌年度に採用予定の募集が数多く出るため、求人数は増加の傾向が続いていましたが、今年はそれほど増えなかったことが微減の要因となりました。企業が中途採用をする求人はほぼ出そろっており、今年の3月は次の年度の採用活動よりもすでに募集しているポジションの採用充足に力を入れる企業が多かったためと考えられます。
転職希望者数も年度末の繁忙期の影響などで前月比98.3%と減少しました。転職希望者数の減少幅が求人数のそれに比べて大きかったため、求人倍率は0.04pt上昇し2.17倍となりました。

前年同月比では、求人倍率は0.32pt下降しました。求人数は102.7%、転職希望者数は118.1%と、転職希望者数が求人数の伸びを上回る状態が続き、求人が多い市況が続く中で、転職活動を始める人が昨年よりも増加しています。

業種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比では「小売・外食」、前年同月比では「金融」

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.17   0.04   -0.32 - -
IT・通信 6.04   0.65 -0.28 10+ 9
メディア 1.44   -0.06   -0.89 6 4
金融 1.77   0.08   0.21 10+ 6
メディカル 1.61   0.04   -0.45 7 5
メーカー 1.76   -0.06   -0.20 10+ 10+
商社/流通 0.85   0.01   -0.10 4 5
小売/外食 0.82   0.09   -0.21 8 10+
サービス 2.44   -0.10   -0.43 10+ 10+
その他 0.87   0.07   -0.82 4 4

求人倍率は、前月比では8業種(「その他」を除く)のうち上昇幅の大きな順に、「IT・通信」「小売・外食」「金融」「メディカル」「商社・流通」の5業種で上昇しました。前年同月比では「金融」で上昇しました。

求人数は、前月比では8業種のうち増加率の高い順に「小売・外食」「IT・通信」「メディカル」の3業種で求人数が増加。前年同月比では増加率の高い順に「金融」「IT・通信」「メーカー」「サービス」の4業種で増加しました。

前月比で求人の増加率が特に高かった「小売・外食」(前月比107.6%)では、コンビニエンスストアやチェーンの飲食店でスーパーバイザーや店長候補などのマネジメントに関係する仕事の求人が増加しました。
「IT・通信」(前月比106.0%)では、システムインテグレータやWebサービスで採用が活発化しており、求人数は前年同月比でも107.99%と特に増加率の高い業種となりました。

前年同月比で求人の増加率が特に高かった「金融」(前年同月比132.4%)では、生命保険で求人数の多い状態が続いており、営業職や事務職の求人が特に目立ちます。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比では「技術系(IT・通信)」、前年同月比では「事務・アシスタント系」

職種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.17   0.04   -0.32 - -
営業系 2.00   0.01   -0.56 10+ 10+
企画・管理系 1.66   -0.08   -0.09 10+ 10+
技術系(IT・通信) 7.95   0.73   -0.07 10+ 6
技術系(電気・機械) 4.44   -0.24   -0.55 10+ 8
技術系(メディカル) 1.52   0.00   -0.65 4 3
技術系(化学・食品) 1.22   -0.09   -0.21 4 3
技術系(建築・土木) 3.57   -0.10   -0.58 10+ 4
専門職 6.62   0.38   -0.42 10+ 2
クリエイティブ系 1.30   -0.09   -0.75 5 4
販売・サービス系 1.00 0.04   -0.19 10+ 10+
事務・アシスタント系 0.22   0.00   0.02 3 10+

求人倍率は、前月比では11職種のうち上昇幅の大きな順に、「技術系(IT・通信)」「専門職」「販売・サービス系」「営業系」の4職種で上昇しました。前年同月比では、「事務・アシスタント系」で上昇しました。

求人数は、前月比では11職種のうち増加率の高い順に「技術系(IT・通信)」「専門職」「技術系(メディカル)」「技術系(建築・土木)」「販売・サービス系」の5職種で増加しました。前年同月比では、増加率の高い順に「事務・アシスタント系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「企画・管理系」「専門職」の7職種で増加しました。

前月比で求人の増加率が特に高かった「技術系(IT・通信)」(前月比105.7%)では、業務系アプリケーション、インフラエンジニア、Webサービス系のエンジニアの採用が特に活発です。「技術系(IT・通信)」の求人倍率は、ほかの職種に比べ特に高いため、システムインテグレータを中心に未経験者を積極採用する企業が見られます。前年同月比でも111.8%と求人数が伸びた職種となりました。
「専門職」(前月比104.0%)では、受注量の増加に対応するためビジネスコンサルタントの増員を図る企業が増えているほか、不動産の運用・管理の求人数も増加しました。

前年同月比で求人の増加率が特に高かった「事務・アシスタント系」(前年同月比136.6%)では、不動産や金融を中心に事務・アシスタント職の増員が続いており、11職種の中で突出して高い伸びとなっています。「事務・アシスタント系」の求人数がこれほど増えることはめずらしく、条件の良い求人も多いため、特に経験者にとっては転職のチャンスとなっています。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2019年4月以降の転職マーケット

3月の求人数は最高値の更新こそしなかったものの、99.9%と横ばいで過去最高水準を維持したまま新年度を迎えました。中途採用に積極的な企業が今年度も非常に多いため、4月以降の転職マーケットも求人数が高止まりの状態がしばらく続きそうです。

求人数の増加幅を上回って転職希望者数が伸びていますが、転職希望者の約8割はいまの仕事を続けながら転職活動を行っていて条件の合う企業から内定をもらったときに転職を決断することや、企業側も応募者の経験に合わせて選考の途中で求人の出ていない部署を打診することもあるため、実態としては転職希望者にとっては転職で希望をかなえやすい状況となっています。

若手の方を中心に、「転職活動をしてみたら、意外とよい条件の内定をもらえた」というケースが増えているため、少しでも転職を考えている方は、実際に転職するかしないかを悩む前に、まずは転職活動を始めてみることをおすすめします。

転職求人倍率の定義

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】転職求人倍率=求人数(採用予定人数)÷転職希望者数

【求人数】①当月中に新たに登録された新規求人数(採用予定人数)と、②前月からの繰越求人数(採用予定人数)の合算。

【転職希望者数】 ③当月中に新たに登録した新規登録者数と、 ④前月から継続登録している繰越登録者のうち当月1件以上の求人に応募した登録者の数を合算。

※求人数、転職希望者数ともに、dodaエージェントサービスに登録された求人、登録者を算出対象としています。
※繰越登録者数は、当月からさかのぼって6カ月以内の新規登録者数です。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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