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月次転職マーケットの”今”を知る! 2020年1月20日発表

転職求人倍率レポート(2019年12月)

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は前月比+0.33pt、前年同月比+0.13pt の3.14倍。過去2番目の高水準に

2019年12月の転職市場の概要

・2019年12月の求人倍率は3.14倍(前月比+0.33pt/前年同月比+0.13pt)。
・求人数は前月比99.99%、転職希望者数は前月比89.4%。
・求人数は前年同月比106.5%、転職希望者数は前年同月比101.9%。

・業種別では、8業種(「その他」を除く)のうち「メディア」「金融」「小売・外食」「サービス」の4業種で求人数が前月比で増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「小売・外食」(前月比103.9%)、「メディア」(前月比102.1%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「サービス」(前年同月比116.9%)、「金融」(前年同月比113.9%)。

・職種別では、11職種のうち「営業系」「技術系(電気・機械)」「技術系(建築・土木)」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」の5職種で求人数が前月比で増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「事務・アシスタント系」(前月比110.3%)、「販売・サービス系」(前月比103.1%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「技術系(建築・土木)」(前年同月比140.3%)、「販売・サービス系」(前年同月比116.1%)。

2019年12月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

12月の求人倍率は例年上昇する傾向にあり、3.14倍でした。これは、2年前の2017年12月に記録した3.16倍に次ぐ高水準となりました。求人倍率の上昇は、転職希望者の減少によるもので、転職希望者数は前月比89.4%でした。一方、求人数は前月比99.99%の横ばいでした。転職希望者数、求人数ともに前月比で減少しましたが、転職希望者数の減少幅が大きかったため、求人倍率は前月から+0.33pt上昇しました。

前年同月比でも、求人倍率は+0.13ptとなりました。求人数は前年同月比106.5%、転職希望者数は前年同月比101.9%となり、求人数の増加幅が転職希望者数の増加幅を上回りました。

求人倍率は2017年の最高値に次ぐ水準で、転職希望者に有利な状況ですが、前回の2017年は求人数の増加が続いていたのに対し、今回は求人数が横ばいですので、もしその頃に転職した人の成功体験を聞いて転職活動をしようと考えている場合は、数年前ほどの活況ではないことを認識しておいたほうがよいでしょう。

業種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比では「小売・外食」、前年同月比では「サービス」

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 3.14   0.33   0.13 - -
IT・通信 8.84   0.99   0.52 10+ 10+
メディア 2.34   0.31   -0.40 8 3
金融 2.31   0.25   0.24 10+ 5
メディカル 2.63   0.10   0.37 10+ 4
メーカー 2.31   0.21   -0.24 10+ 10+
商社・流通 1.41   0.15   0.11 6 4
小売・外食 1.22   0.17   0.16 10+ 10+
サービス 3.66   0.44   0.46 10+ 10+
その他 1.41   0.07   -0.31 6 4

求人倍率は、前月比では8業種(「その他」を除く)すべてで上昇しました。
前年同月比では上昇幅の大きな順に、「IT・通信」「サービス」「メディカル」「金融」「小売・外食」「商社・流通」の6業種で上昇しました。

求人数は、前月比では8業種のうち「メディア」「金融」「小売・外食」「サービス」の4業種で増加。前年同月比では「メディア」「メーカー」を除く6業種で求人数が増加しました。

前月比で求人の増加率が特に高かった「小売・外食」(前月比103.9%)では、飲食店の店長候補の求人が増加しました。就業環境の改善のために店舗の社員の増員を図る動きは続いています。「小売・外食」は前年同月比でも113.1%と特に求人数が増加している業種で、「サービス」「金融」に次ぐ水準でした。

「メディア」(前月比102.1%)では、新しいマーケティングチャネルへの投資に積極的な企業が多いため、WebマーケティングやPR代理店の求人数が増加しました。

前年同月比で求人の増加率が特に高かった「サービス」(前年同月比116.9%)では、技術者派遣に強い人材サービス会社やゼネコン、不動産仲介会社で採用が活発でした。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比では「事務・アシスタント系」、前年同月比では「技術系(建築・土木)」

職種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 3.14   0.33   0.13 - -
営業系 2.95   0.36   0.07 10+ 10+
企画・管理系 2.39   0.21   0.00 10+ 10+
技術系(IT・通信) 11.36   1.07   0.71 10+ 5
技術系(電気・機械) 5.27   0.59   -0.77 10+ 7
技術系(メディカル) 2.00   0.00   0.02 4 2
技術系(化学・食品) 1.72   0.20   0.07 5 3
技術系(建築・土木) 7.51   0.70   1.85 10+ 4
専門職 8.43   0.39   0.23 10+ 2
クリエイティブ系 2.10   0.19   -0.34 7 3
販売・サービス系 1.35   0.19   0.10 10+ 10+
事務・アシスタント系 0.40   0.08   0.05 5 10+

求人倍率は、前月比では11職種のうち「技術系(メディカル)」を除く10職種で上昇しました。前年同月比では上昇幅の大きな順に、「技術系(建築・土木)」「技術系(IT・通信)」「専門職」「販売・サービス系」「営業系」「技術系(化学・食品)」「事務・アシスタント系」「技術系(メディカル)」の8職種で上昇しました。

求人数は、前月比では11職種のうち「営業系」「技術系(電気・機械)」「技術系(建築・土木)」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」の5職種で増加。前年同月比では「技術系(メディカル)」「クリエイティブ系」を除く9職種で増加しました。

前月比で求人の増加率が特に高かった「事務・アシスタント系」(前月比110.3%)では、一般事務や営業事務の仕事が増加しています。 背景には、求人倍率の上昇があり、ITエンジニアや施工管理をはじめ多くの職種で採用がしづらくなっているため、業務を細分化し、専門知識が必要な業務はもともとの職種の担当者に任せ、事務作業は新しく採用した事務スタッフに任せることで、業務量の増加に対応しようと考える企業が増えています。なお、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などのシステム化により、かつて多かった定型的な事務処理を行う求人は減少傾向にあります。

「販売・サービス系」(前月比103.1%)では、店長候補や販売スタッフの求人が増加しました。「販売・サービス系」は、前年同月比でも求人の増加率が2番目に高い職種となっており116.1%でした。

前年同月比で求人の増加率が最も高かったのは「技術系(建築・土木)」(前年同月比140.3%)で、施工管理の求人数の増加が顕著です。加えて、施設管理を行う技術者の求人も増加しています。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2020年1月以降の転職マーケット

2020年の転職市場は、求人数は引き続き多い状態が続きますが、増加幅はなだらかになる見通しです。
2013年以降、中途採用を強化し、既存事業のテコ入れや注力事業への投資のために増員する企業が多く、求人が右肩上がりに増加する時期が長く続きました。この期間に多くの社員を採用した企業の中には、今年は景気の見通しに対する慎重論もあるなかで、まずは採用した社員の定着や育成に力を注ぎ、既存の人員でより高い成果を出そうと、直近の2~3年に比べると中途採用を慎重に行うところがあると予想しています。そのため2020年4月以降は求人数の増加幅がより鈍化する可能性があります。

このような状況ですので、できるだけ早く転職をしたいと考えている方は、4月入社に向けて採用が活発となる3月までに転職活動をすることをおすすめします。転職活動をするとしても4月以降とお考えの方も、求人倍率の高い業種や職種を中心に積極的な採用を行っている企業は数多くあるため、いまのうちからそうした求人に目を向けて、これまでの経験が活かせそうな仕事がないか情報収集してみるのがよいでしょう。

転職求人倍率の定義

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】転職求人倍率=求人数(採用予定人数)÷転職希望者数

【求人数】①当月中に新たに登録された新規求人数(採用予定人数)と、②前月からの繰越求人数(採用予定人数)の合算。

【転職希望者数】 ③当月中に新たに登録した新規登録者数と、 ④前月から継続登録している繰越登録者のうち当月1件以上の求人に応募した登録者の数を合算。

※求人数、転職希望者数ともに、dodaエージェントサービスに登録された求人、登録者を算出対象としています。
※繰越登録者数は、当月からさかのぼって6カ月以内の新規登録者数です。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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