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ランキング・データ・調査

月次転職マーケットの”今”を知る! 2018年8月10日発表

転職求人倍率レポート(2018年7月)

「転職求人倍率」は、DODAエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、DODAオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は2.25倍。希望の仕事を求めて転職活動を始める人が増加

2018年7月の転職市場の概要

・2018年7月の求人倍率は、2.25倍(前月比-0.18pt/前年同月比-0.06pt)。
・求人数は前月比99.5%、転職希望者数は前月比107.1%。
・求人数は前年同月比107.7%、転職希望者数は前年同月比110.6%。

業種別では、8業種(「その他」を除く)のうち「IT・通信」「金融」「メーカー」の3業種で前月から求人数が増加。
前月比で求人数が特に伸びたのは、「IT・通信」(前月比102.0%)、「金融」(前月比101.7%)。
前年同月比で求人数が特に伸びたのは、「メーカー」(前年同月比124.0%)、「小売・外食」(前年同月比110.0%)。

職種別では、11職種のうち「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(メディカル)」「事務・アシスタント系」の5職種で前月から求人数が増加。
前月比で求人数が特に伸びたのは、「技術系(メディカル)」(前月比101.9%)、「企画・管理系」(前月比101.4%)。
前年同月比で求人数が特に伸びたのは、「技術系(化学・食品)」(前年同月比128.1%)、「販売・サービス系」(前年同月比124.3%)。

2018年7月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

7月の求人倍率は、2.25倍となり、前月比では-0.18pt、前年同月比では-0.06ptでした。4~6月にかけて多くの企業が今年度の募集を開始したため、7月は求人数がわずかに減り、前月比99.5%となりました。

一方、転職希望者数は前月比107.1%と大幅に増加しました。転職市場には引き続きさまざまな求人が出ており、業種や職種のバリエーションも充実しているため、これまで転職するかどうか迷っていた人も、よりよい条件の仕事を求めて転職活動を始める人が増えています。

前月比、前年同月比ともに、転職希望者数の増加幅が求人数のそれを上回ったため、求人倍率は下降したものの、求人数は前年同月比107.7%と伸びており、転職希望者にとっては非常に良い市況が続いています。

業種別:最も求人数が増えたのは、前月比では「IT・通信」、前年同月比では「メーカー」

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.25  -0.18  -0.06 - -
IT・通信 5.44  -0.49  -0.05 10+ 9
メディア 2.03  -0.13  -0.41 7 4
金融 1.33  -0.07  -0.30 8 6
メディカル 1.89  -0.11  -0.60 7 4
メーカー 1.89   -0.07   0.24 10+ 10+
商社/流通 0.86   -0.11   0.01 4 5
小売/外食 0.89  -0.08  0.02 9 10
サービス 2.60   -0.33   -0.18 10+ 10+
その他 1.59  0.09  0.14 6 4

求人倍率は、8業種(「その他」を除く)のすべてで前月から下降しました。前年同月比では、「メーカー」「小売・外食」「商社・流通」の3業種で上昇しています。

求人数は、8業種のうち「IT・通信」「金融」「メーカー」の3業種で前月から増加しました。

前月比で求人数が特に伸びた「IT・通信」(前月比102.0%)では、AI・IoT化の推進などのために各社がIT投資を強化しているため、システムインテグレータで特に採用が活発です。業界の大手や事業会社のIT子会社などの求人も増えています。

「金融」(前月比101.7%)では、損害保険や信託銀行で求人数が増加しました。ITシステム部門の人員強化を図る動きが強まっており、金融系のシステムの経験者は特に求人の選択肢が増えています。

前年同月比では、「メーカー」(前年同月比124.0%)の求人数が特に伸びており、半導体、完成車メーカー、自動車部品、産業機械のポジションが増加しています。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:最も求人数が増えたのは、前月比では「技術系(メディカル)」、前年同月比では「技術系(化学・食品)」

職種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.25  -0.18  -0.06 - -
営業系 2.22   -0.19  -0.31 10+ 10+
企画・管理系 1.71   -0.07   0.15 10+ 10+
技術系(IT・通信) 6.88  -0.86   -0.06 10+ 6
技術系(電気・機械) 4.50   -0.34   0.43 10+ 7
技術系(メディカル) 1.85  0.01  -0.79 4 2
技術系(化学・食品) 1.16   -0.10   0.15 3 3
技術系(建築・土木) 4.12   -0.27   -0.06 10+ 4
専門職 6.09  -0.27   0.34 10+ 2
クリエイティブ系 1.78  -0.14  -0.35 7 4
販売・サービス系 1.07  -0.16   0.11 10+ 10+
事務・アシスタント系 0.20  -0.02  -0.02 3 10+

求人倍率は、「技術系(メディカル)」で前月から上昇しました。前年同月比では、「技術系(電気・機械)」「専門職」「企画・管理系」「技術系(化学・食品)」「販売・サービス系」の5職種で上昇しています。

求人数は、11職種のうち「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(メディカル)」「事務・アシスタント系」の5職種で前月から増加しました。

前月比で求人数が特に伸びた「技術系(メディカル)」(前月比101.9%)では、受託業務を拡大させようと、CSO(Contract Sales Organization:医薬品販売業務受託機関)やCRO(Contract Research Organization:医薬品開発業務受託機関)の求人数が増加しました。

「企画・管理系」(前月比101.4%)では、自社で新たなサービスや新規事業の立ち上げを行う企業が増えているため、経営企画・事業企画・営業企画の求人が特に増えています。また事業会社の業容拡大に伴い購買・物流の職種の採用も活発化しています。

前年同月比では、「技術系(化学・食品)」(前年同月比128.1%)の求人数が引き続き伸びており、食品・飲料メーカー、石油化学、電子部品のメーカーを中心に採用人数が増加しています。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2018年8月以降の転職マーケット

8月以降も注力事業への増員や欠員補充などで求人数は緩やかに増加する見込みです。例年8月は、夏季休暇などの影響で7月に比べて転職希望者が減少する傾向がありますが、転職を通じて年収や就業環境などの条件を改善できる市況となっているため、夏季休暇を利用して活動を始める人も多いと予想され、今年は大きく減少しない見通しです。そのため求人倍率は横ばいかやや上昇すると考えられます。

多くの企業では上半期に募集を開始したポジションを9月末までに採用充足させたいと考えていますので、8月下旬から9月にかけては、中途採用のヤマ場となります。今年度中に転職したいと考えている方は、この時期に短期集中で転職活動を行うことをおすすめします。

転職求人倍率の定義

「転職求人倍率」は、DODAエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】転職求人倍率=求人数(採用予定人数)÷転職希望者数

【求人数】①当月中に新たに登録された新規求人数(採用予定人数)と、②前月からの繰越求人数(採用予定人数)の合算。

【転職希望者数】 ③当月中に新たに登録した新規登録者数と、 ④前月から継続登録している繰越登録者のうち当月1件以上の求人に応募した登録者の数を合算。

※求人数、転職希望者数ともに、DODAエージェントサービスに登録された求人、登録者を算出対象としています。
※繰越登録者数は、当月からさかのぼって6カ月以内の新規登録者数です。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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