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転職Q&A

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書類選考・面接

IT業界での転職で志望動機を書く際のコツや例文は?

同業種への転職を考えています。業種が変わらないので、応募先企業ごとにどうやって志望動機を書き分ければよいか悩んでいます。志望動機を書くコツや気を付けるポイントはありますか?

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遠藤 勇太(えんどう・ゆうた)

前職でフリーランスエンジニアの転職支援をしていましたので、ネット系の企業を得意としています。これまでお会いしたお客さまが、「この技術が伸ばせる企業に行きたい」という希望を強くお持ちの方が多かったため、各社のシステム環境や技術的な強みを把握しています。 また、現在は20代前半の方から40代の方まで、幅広く担当させていただいています。これまでの経験を活かし、個人の方の多様な価値観に応えながら、企業側の目線を踏まえた転職成功へのアドバイスをさせていただきます。

企業と企業を並べて考えるのではなく、ご自身の転職の軸に沿って考えてみましょう

志望動機のイメージ

IT業界での転職を考える際に必要なのは、自分がやりたいと思う仕事ができる企業はどこか、という判断基準です。これは外せないという条件がはっきりすれば、それが自然に志望動機という形になります。

些細なことからでも構いません。まずは就業条件や、やりたい仕事や案件ができるかどうか、しかるべきポジションが得られるかどうかなど、転職において自分が大事にしたいことを列挙してみてください。「これだけは譲れない」というご自身の転職の軸を明確にすることから始めましょう。

キャリアプランを志望動機に

今後どのようにキャリアを重ねていくかの計画をたてるキャリアプランは、志望動機を考える上でも重要な役割があります。キャリアプランの実現を目指して応募先企業を選ぶわけですから、企業を選んだ理由がそのまま志望動機につながるはずです。これまでのキャリアと向き合い、「できること」と「できないこと」を客観的に見極めて、将来的なキャリアプランを考えてみましょう。

また、企業はできるだけ長く活躍してくれる人材を求めているため、ご自身のキャリアプランと応募先企業の事業の方向性がマッチすれば、それだけ採用される可能性が高くなります。志望動機を伝える際には、キャリアプランをもとに、応募企業にどのように貢献できるかを具体的に説明できるとよいでしょう。

転職エージェントサービスに相談

どうしてもご自身で志望動機をまとめられなかったり、志望動機を考えたものの「これで大丈夫なのか」と悩んだりする場合は、転職エージェントサービスに相談するのもおすすめです。エージェントという第三者の立場から客観的に判断してもらうと、自分では気付けなかった強みを発見し、そこから新たな志望動機が生まれるかもしれません。

dodaエージェントサービスでは、ITエンジニア専任のキャリアアドバイザーが志望動機を一緒に考えるところからお手伝いいたします。IT業界の転職で悩むときは、ぜひご相談ください。

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志望動機に欠かせない3つの項目

IT業界へ転職する際の志望動機では、具体的にどのような内容を織り込めばよいのか、欠かせない3つの項目をご紹介しましょう。

何をしたいか(ビジョン)

希望する企業に入社したら何をしたいかという具体的なビジョンを考えましょう。志望動機で何をしたいか伝えることで、企業はあなたにどのように貢献してもらえるのかをイメージできます。

あなたの「何がやりたいか」というビジョンと、企業の「何をしてほしいか」という希望がマッチすれば、採用される確率も高くなります。自分のやりたいことを明確にして、志望動機に盛り込んでみましょう。

何が活かせるか(スキル・キャリア)

今現在持っているスキルとキャリアを見直し、応募先企業の仕事にどのように活かせるかを志望動機で伝えましょう。これまで培ってきたスキルとキャリアは、あなたのアピールポイントであり大切な武器です。

IT業界だからといってエンジニアとしての技術だけが重要視されるわけではありません。技術的なスキルはもちろん、コミュニケーション能力や論理的思考力といったポータブルスキルも必要です。これまでの仕事で培ったスキル・キャリアを棚卸して、応募する企業でどのように活かせるかをアピールしましょう。

なぜその会社か

IT業界に数ある企業の中で、なぜその企業を選んだのかを伝えましょう。一見すると同じように感じられる企業にも、それぞれ独自の企業理念や事業特性があり、各企業の持ち味になっています。その違いこそが魅力であり、応募した理由になると思います。事前に応募する企業をよく調べ、なぜその企業がいいと思ったのかまとめておきましょう。

また、一口にIT業界といっても、ビジネスモデルや事業の分野などで細かく分類できます。IT業界の中で応募先企業はどこに位置付けられるかを考えることで、魅力に感じる部分を新たに発見できることもあります。

IT業界ってどんなところ? 職種や企業分類、転職に役立つ業界動向まで解説

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IT業界への転職での志望動機例文

ここでは、志望動機の例文をいくつかのパターンに分けてご紹介しましょう。

事業会社・自社サービス企業への志望動機例

自社で開発した商品やサービスを提供する事業会社では、販売・リリース後の顧客対応やトラブルサポートまで幅広く行います。したがって、提供しているサービスと業務内容を幅広く押さえた上で、とくに自分が活かせると思う点をアピールするとよいでしょう。

【例文】
現職ではシステム開発を専門に行っているのですが、業務の幅を広げたいと考えていました。そんな中、御社がサービス提供後も顧客と密接に関わり、ユーザーの声をていねいに拾い上げてよりよいサービスを作り上げていることに感銘を受けました。これまでの開発業務に加え、リリース後の不具合解消や新規コンテンツ増設などのアップデートを行う保守工程までを一連で担当することで、ユーザー目線での改善に精通することができ、自分のキャリアアップにもつながると思い応募いたしました。

受託開発企業への志望動機例

受託開発企業は、さまざまなクライアントの要望に合わせて開発をするため、いろんな課題に取り組めるだけでなく、新たなスキルを身につけるチャンスもあります。このことを踏まえ、志望動機では応募するメリットを押さえつつ、将来的なキャリアプランも伝えるとよいでしょう。

【例文】
現在はある金融系システムの開発を行っています。多くの企業のシステム開発を手がけ、最先端の技術も積極的に取り入れている御社の経営方針を知り、とても魅力的に感じました。これまで身につけた金融の知識や技術を活かし、御社の最先端技術に組み合わせて金融関連企業向けの開発ができれば、新たな市場の開拓にも貢献できると思い、応募いたしました。

エンジニア実務未経験での志望動機例

エンジニアの実務が未経験の場合は、現段階で企業へ提示できるだけのキャリアがありません。そこで、志望動機で「入社後にも役立つスキル」「エンジニアになるために現在取り組んでいること」をアピールするとよいでしょう。

【例文】
御社のサービスを利用したことがあり、その使いやすさとていねいなフォロー体制に好感を持ち応募いたしました。実務経験はありませんが、過去にプログラミングスクールで学んだ経験があり、現在も資格取得のため独学で勉強しています。営業職の経験があるので、コミュニケーション能力には自信があります。技術的なスキルは未熟ですが、クライアント対応や社内外プロジェクト運用に営業の経験を活かせると思い、応募いたしました。

なお、未経験からエンジニアを目指す方に向けて、転職活動の進め方などを以下の記事でも解説しているため、あわせてご覧ください。

未経験からITエンジニアになるには?転職活動の進め方や、よくある疑問について解説

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