アラガン・ジャパンは、眼科、神経科、皮膚科、美容医療、泌尿器科の専門領域に特化した製品を持つグローバル・ヘルスケア・カンパニー「Allergan,Inc.」（アメリカ・カリフォルニア）の日本法人です。2010年10月より、美容医療におけるブランド製品「ボトックスビスタ」（眉間の表情じわを改善する製剤）を販売しています。2013年4月には、乳がん手術後の乳房再建用に待望されていたシリコン・ブレスト・インプラント（乳房再生用製剤）「ナトレル」を上市予定で、その後は、美容領域の2製品目となるヒアルロン酸製剤「ジュビダーム」の上市を計画しています。また、売上の50％を占める眼科領域では、世界市場におけるトップシェア製品の豊富なパイプラインを生かして、日本でも新薬を続々と上市していく予定です。創業期を経て、専門領域に特化した“スペシャリティ・カンパニー”としての事業成長・拡大期に入っています。

現在の営業担当者は「ボトックスビスタ」を販売していますが、今後は営業の専門部隊を立ち上げる「ブレスト・インプラント」とどちらかを担当することになります。新製品の上市が増える中、中途入社の営業担当者に期待したいのは、以下の要素です。まず「ボトックスビスタ」については、エステティック領域の自由診療の製品なので、その価値を認めてもらうためにサイエンスだけでなく新しいことに果敢に取り組むチャレンジ精神が欠かせません。また、レーザー治療と組み合わせた提案など、病院経営についての視点も含め、単なる“売り子”にとどまらない創造性が非常に重要です。次に「ブレスト・インプラント」については、日本で初めて承認される製品なので、影響力の高い医師を起点とした医師間の関係を構築し、組織化していく能力が必要です。医薬品や医療機器に対する高いコンプライアンスの意識はもちろんのこと、採用にあたっては製薬メーカーや医療機器メーカーなどでの経験や実績を高く評価したいと考えています。

「Our pursuit. Life’s potential.（人々の生活の価値を追求する）」これが私たちのモットーです。私たちが扱う製品に共通していることは、患者さまのQOL (Quality of Life／自分らしい、幸せな生活を送っているかという概念)において極めて重要な役割を果たすということです。例えば「ブレスト・インプラント」については、それによって乳房を再生できた方の人生は劇的に変わると思うのです。このような「製品の持つ社会的意義」を自分で見出して、能力を発揮したいという方には、非常にやりがいのある環境だと確信しています。また前述の通り、私たちには、扱う領域のトップシェアを得られる有力なパイプラインがあります。メディカル業界の営業担当者は、携わる製品とともに成長していくと思いますので、キャリアを積むには絶好の場であると思っています。キャリアアップの方向としてはセールスマネジャー、指導・トレーニング部門、プロダクトマネジャーなどがあります。さらに今後は対象領域を広げ、臨床開発・サイエンス・薬事の各部門も強化していくので、社内に新しい事業やポストが生まれていきます。領域間の異動も可能なので、新しいことに挑戦したいという方の要望にも応えることができるでしょう。