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転職にまつわるよくあるギモン コンサルタントがお答えします。
転職活動中にふと浮かぶ疑問や不安。「自分の活動スタイルは正しいの?」「これってみんなはどうするの?」
そんな「転職にまつわる疑問」の中から、よく寄せられるものをピックアップしてみました。dodaが行った転職者の意識調査結果に見える「世の転職者の考え」とは?
…しかしそこには意外な誤解も。キャリアアドバイザーによるアドバイスも必見です。

※ページ内掲載の各グラフはdodaによる調査結果に基づき作成しています。
Q 転職活動にはどれくらいの期間を見ておけばいいのですか?
転職者に聞きました
グラフ:転職活動開始(応募)から内定・入社まで、どの程度かかると考えていますか?
キャリアアドバイザーのコメント
転職活動の流れを「応募→書類選考→面接→内定→入社」として考えた場合、通常はトータルで3〜4カ月程度かかるものと考えておくと良いのではと思います。具 体的には、応募から内定獲得までで1カ月半、その後の引き継ぎなど、いわゆる「退職活動」に1カ月半…といったところではないでしょうか。書類選考、結果 連絡、面接日の調整、面接、面接結果の連絡…といった各ステップがそれぞれ1週間程度で進んでいく、といったイメージを描いておけばよいと思います。
ただしこれはあくまで一般的な例であり、一概に言えるものではありません。例えば「書類選考」について、「ある程度の応募数が集まってからまとめて選考したい」、「他の応募者との比較検討を行いたい」といった企業側の考えによって、予想していたより返答に時間がかかってしまうケースなどが挙げられます。進み方が企業や募集ポジションによって異なる場合というのも多々ありますのでご注意ください。
また、もうひとつ覚えておいていただきたいのが、「早すぎて困るケース」がある、ということです。
企業側は基本的に内定を出したらすぐにでも来てほしい、と考えているものです。前述のような、トータル3カ月程度での入社を採用側が描いているのに対して 「入社するのは半年後か1年後かな…」といったイメージを描いていると大きなギャップが生じてしまいかねません。もちろん多少の入社日調整に応じてくれる 企業は多いものですが、基本的には「3〜4カ月後には入社できる」状態で活動する、というのが望ましいとも言えるでしょう。
Q 一般に何社くらい応募するのが普通なのでしょうか?複数企業への同時応募は問題ないですか?
転職者に聞きました
グラフ:転職活動を通じて、何社くらいに応募しますか?
キャリアアドバイザーのコメント
活動に割ける時間や選考の通過具合などによっても異なるため一概には言えませんが、複数社から内定を獲得して比較検討、といった理想的な転職を前提として考えると、皆さんの考えに多い「1〜2社、3〜4社」では若干少ないかもしれません。もちろん人によって異なりますが、dodaをご利用いただき転職に成功した方で見ると、在職中の方で3〜7社、離職中の方で5〜7社程度に応募する方が多いようです。
ただ、一方で「書類選考の通過率」で苦戦する方が意外と多いこ とも事実です。これを踏まえると気持ち多めに応募しておいたほうが良い…とも言えるのですが、仮に5社で面接に進んだと仮定し、1社あたり1〜3回の面接 を受けるとなると、単純に5回、10回と面接を受けることになります。日々のお仕事の中で、これだけの面接回数に都合をつけるのもなかなか難しいもので す。単に「応募する社数」という考えだけでなく、「面接を受ける社数」といった観点も持っておくべきでしょう。
複数社への同時応募は特に問題ありません。個別の活動で時間的なロスを生じてしまうことも多いですし、単一の企業にのみ絞ってしまうことが、可能性を狭めてしまうことにもなりかねません。ただし、前述の「面接調整」が同時期に発生しやすくもなりますので、注意は必要です。
Q 面接で希望年収を聞かれたら、どう答えれば良いのでしょうか?
転職者に聞きました
グラフ:面接で希望年収を聞かれたら、現状の額と比べてどう答えますか?
グラフ:「同じかそれ以上」と答えた方は、具体的にどれくらいの金額を答えますか?
キャリアアドバイザーのコメント
まず前提として面接官が希望年収を聞く意図ですが、大きく分けて2つのケースが考えられます。ひとつは、ある程度明確な給与テーブルが定められている場合に、その定められた水準と希望年収との間に乖離がないかを確認するため。もうひとつは、能力・経験によって給与が決まるような場合に、具体的な希望額とその妥当性を確認するためです。前者の場合は回答によって提示額が変わることはほぼないといえますが、後者の場合は回答や内容によって提示額が変わる可能性はあるでしょう。
いずれにしても、おさえておくべきポイントとしては以下のようなものが挙げられます。現職をベースとして希望は希望として伝えること、一方でそこから譲歩できる姿勢は持っておくこと、またなぜその給与が妥当なのか客観的な説明ができることなどです。
提示された額が思いのほか低く、そこから交渉開始…というのもよく聞くのですが、一度提示された額については企業側でも稟議を通っていたりするもので、そこからの変更はなかなか難しいもの。やはり希望は事前にしっかりと伝えておくべきです。
この調査においても「現在と同じかそれ以上」と答えた方が9割以上いらっしゃいました。やはり最低でも現職の水準は維持したい、できればプラスしたい…と考える方が多いようです。ただ、もちろん転職は年収アップの大きなチャンスではあるのですが、仕事内容が変わることによって年収が下がるケースというのも念頭に置いておく必要はあるでしょう。当然ながら「できる仕事」に見合わない額では企業も採用できません。そのあたりの妥当性を考えず、やみくもに現状に上乗せした額を言い続けていては、年収交渉以前に内定を獲得すること自体が難しくなってしまいます。
最後に、意外と多いのが、ご自身の「事実上の年収」を実は把握していない、というケース。例 えば、社宅利用で費用が月額5万円だった、という方が退職とともに転居するとします。同程度の住居を探してみたら家賃相場が10万円…これを全額自己負担となれば、住居費が月で5万円も上がってしまうことになるわけですから、必然的に今後必要になる収入水準も異なってくるでしょう。これは端的な例ですが、このような福利厚生面も見落としがちなポイントなので注意してください。
Q 転職って何歳くらいまでできるものなんですか?
転職者に聞きました
グラフ:「転職適齢期」があるとしたら、上限は何歳までだと思いますか?
キャリアアドバイザーのコメント
「35歳限界説」といった言葉を広告や雑誌などでしばしば見かけたりしますが、回答を見る限りは皆さん の中にも「35歳」というところにひとつのラインを感じている方が多いのかもしれません。職場で管理的ポジションに就いたり、プライベートで家庭を持ったり、あまり大きな挑戦もしづらくなってくる年齢、というのも現実的にはあるでしょう。ただ、やはりこの問題は単純に「何歳か」ということだけで決まるものではなく、「その人による」という結論に行き着くものです。
基本的に年齢と採否の兼ね合いというのは、「その年齢相応の経験・スキルがあるか否か」が焦点となります。年齢が上がれば上がるほどに、「高い専門性」や「マネジメント能力」など、求められる経験の内容や質も高くなりますから、年齢の上昇とともに必然的に難易度が上がっていくことにはなるでしょう。
また待遇面でも、年齢の上昇とともに必要となる条件というのは往々にして高水準となるものですから、当然「できる仕事」の面でもそれに見合った内容、「社歴○○年」のようなベテランの方と同等以上のものが求められるわけで、そのような部分も年齢によるハードルの上昇といえるかもしれません。したがって、キャリアの再構築となるような、未経験の業界・業種へ転職する場合などはさらに条件は厳しく、具体的には20代後半では挑戦が厳しくなってくるケースが多いようです。
いずれにしても、転職可能な年齢に上限ができてしまうか否かは、それまでに有意義なキャリアを積んできたかどうかで決まるもの。「限界」は突然訪れるものではなく、20代からのキャリアプラン次第で、あるともないとも言えるものでしょう。

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