転職市場予測営業の転職市場動向 2026下半期
法人営業、リテール営業、海外営業、メディカル関連営業、営業マネジャー…など、2026年下半期(7月~12月)の営業職における求人数の増減や求人トレンド、採用ニーズなどの転職市場予測をご紹介します。
2026年下半期、営業の求人数は高水準を維持しつつ横ばい
2026年下半期の営業の求人数は、高い水準を保ちながら横ばいで推移する見込みです。
「求人数が大きく増える局面ではないものの、企業の採用意欲は引き続き堅調で、営業職は引き続き転職市場でニーズの高い職種の一つといえるでしょう。 一方で、原材料価格の高騰や為替変動など外部環境の不確実性が続いています。そのため、採用数を増やすよりも、売上や利益に直結しやすい人材や、早期に活躍が期待できる人材を採用する傾向が高まっています。即戦力人材など必要な人材に絞って採用する傾向が強まっています。
ただし、第二新卒や未経験の方向けの求人も引き続き一定のニーズはあり、チャンスはあります。特に若手の場合は、顧客との折衝経験に加えて、「どのように成果を出したか」というプロセス(数値の達成過程や改善の取り組み)を具体的に説明できると、評価につながりやすい傾向があります。
つづいて、各業界別の傾向を見ていきましょう。
IT・Web/SaaS
DX・AI推進に伴い提案型営業のニーズは継続。一方で、企業の生産性志向が強まる中、単に「営業経験がある」だけでなく、業務改善や効率化(ツール活用)で成果につなげた経験や、再現性のある主体的な課題解決の経験が評価されやすくなっています。
メーカー/商社
世界経済の先行き不透明感を背景に、求人は横ばいで推移する見込みです。その中でも、既存顧客との関係を深めながら売上の維持・拡大につなげられる営業や、利益改善に直結する提案ができる営業(キーアカウント、既存深耕、価格改定・条件交渉など)のニーズが高い傾向となっています。
不動産/建設
新築コストの上昇や既存資産を活用するニーズの高まりを背景に、リノベーションへの関心が高まっています。 また、既存の不動産の増加に伴い、管理業務に関わるニーズも広がっています。こうした動きを受けて、営業職の採用は引き続き底堅く、求人は横ばいから微増で推移する見込みです。
人手不足が続いていることもあり、経験者はもちろん、未経験者にもチャレンジの機会が比較的開かれている領域といえるでしょう。
人材/広告
人材・広告業界では、顧客企業の採用や広告投資が慎重になりやすい中で、短期間で成果につながる営業経験者へのニーズが高まっています。 売上実績だけではなく、KPIの設計・改善、継続率向上、提案の型化など、どのように成果を再現してきたかを説明できると評価につながりやすくなります。。
2026年下半期、営業の転職でニーズの高い経験・スキルは?
2026年下半期の営業職への転職では、AI活用を成果につなげた経験と、新規開拓だけでなく既存深耕や継続収益の経験が評価されるでしょう。
生成AIの浸透により、営業の周辺業務(情報収集、提案書のたたき台作成、議事録要約、メール作成、CRM入力など)が効率化し、営業に求められる力は提案の質、課題設定力、再現性へ比重が移りつつあります。また、企業側はAI活用・DXを実務レベルで進めており、AI・業務効率化ツールを使って業務改善を推進できる人材が求められています。
「AIを活用した」だけでなく、その結果何が改善されたか(工数削減、商談率向上など)、業務改善エピソードと実績を具体的にアピールすることが重要です。
また、入社後にどのようなキャリアを描いていきたいかについても話せるようにしておくとよいでしょう。これまでの業務でリーダーを担った経験や、プロジェクトへ主体的に携わってきた経験があればさらに評価される可能性が高まります。
また、新規開拓だけでなく、既存深耕や継続収益の経験はより評価されるでしょう。
外部環境の不確実性が高い局面ほど、企業は売上の確度を重視しやすく、更新・アップセル・解約抑止などの経験が重視されるようになっています。
営業職の相場は?
営業職の収入や休日の平均相場は以下の通りです。
「営業」系職種の仕事データ
収入
年収
473.9万円
年間ボーナス
118.4万円
残業・休日
月間残業時間
23.5時間
年間休日
99.4日
2026年下半期の営業職の転職は、キャリアアドバイザーを活用して納得のある意思決定を
営業職の転職では、異業界にチャレンジしたいという希望を抱く方が多く見られます。一方で、どのような業界が自分に合っているのか、そもそもどのような選択肢があるのかをまだ知らない方も少なくないようです。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、一人ひとりの経験や強みに合った選択肢の提案や、営業職の転職で重要な志望理由、転職理由の作成や入社後活かせるスキルの言語化などのサポートも行っています。このような経験を通じて、ご自身に合う業界を肌感覚で知れることは、納得できる意思決定につながるでしょう。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
【経歴】
商社勤務を経て、パーソルキャリアへ中途入社。現在に至るまで、主に製造業・商社/営業職領域のキャリアアドバイザーとして従事。年間300名前後の方の転職活動に向き合う中で、納得感あるキャリア選択の一助を担うべく、経験・スキルのみならず価値観や志向性をもとにしたキャリア提案にこだわりを持っている。
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