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面接前に役立つ!本番でベストを尽くすためのセルフコントロール術

どれだけ入念な準備をしても、本番で緊張のあまり言いたいことが言えなければ、それまでの苦労が水の泡になってしまいます。転職では、面接本番で平常心を維持して落ち着いて対応できるかという点も、成否を分けるポイントとなります。ここでは、各分野で活躍されている方の、大一番を乗り切るためのセルフコントロール方法を紹介します。

上原 隆さん(米国CCE.inc認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー)

1993年に早稲田大学人間科学部卒業後、15年以上にわたり企業の採用担当業務に従事。のべ20万人以上の就職・転職活動をサポートする。ラジオ『上原隆のオールナイトニッポンサポーターズ』やテレビ『ガイアの夜明け』への出演をはじめ、読売新聞での連載『上原隆の新・就活FAQ』などメディアでの活動も多い。近著に、『内定突破への30の言葉』(ダイヤモンド社/2008年)など。

キャリアカウンセラーとして活躍するかたわら、多くの講演会やラジオ番組のパーソナリティも務めてきた上原さん。本番前は毎回緊張していたそうですが、その中で身につけた誰にでもできる簡単な緊張解消方法を教えてもらいました。

緊張することは、いい状態。

自分自身の例で言うと、実はすごくアガリ性だったんです。仕事上、1,000人を超える人の前で話をすることもあるんですが、今まで数え切れないくらいそういった経験を重ねてきたにもかかわらず、以前はステージに立つ前は毎回、人に見せられないくらい緊張して顔がこわばっていました。それはもう、周囲の人にも笑われるくらいでしたね。

また、ラジオの番組に5年間出演していたのですが、パーソナリティという立場で大物女優さんやアーティストさん、お笑い芸人さんたちと対談する機会が多くありました。もちろん事前にホームページを見たり新曲を聴いたりして下準備を行うのですが、そこはやはり日ごろ出会わない芸能人がゲストですから、毎回緊張していました。話をするにしても言葉を一つひとつ選んだり、聞き逃さないように集中したり。プレッシャーはかなり大きかったですね。

そういった経験を通して、改めて「自分が緊張すること」について考えてみたら、「ドキドキするのはとてもいい状態」と思えるようになったんです。

なぜなら、緊張は「うまく話したい」「準備してきたものを最大限出したい」という気持ちがあるから起こるんですね。「頑張ろう!」という自分に、もう一人の自分が「でも、うまくいかなかったらどうしよう」「準備してきたことがうまく出せなかったらどうしよう」って答えてる。そのギャップによって緊張が生まれるわけです。そう考えると「緊張している」ということは「前に向かって頑張ろうとしている証拠」、つまり、「いい状態」だと思うようになりました。

また、多くの人の話をカウンセリングや面接で聞いていると、まだ起こっていないことに対して緊張したり不安に思ったりする方が多いような気がします。まだ起こってないことを不安に思っても仕方がない。「いい結果を出そう」と思えば先のことが不安になり緊張します。でも未来の予測なんて完璧にできるわけがない。だから不安になったり緊張することは当たり前なんだと思うこと。そこをわかっていると、自分の気持ちをちゃんと受け止めることができると思います。

誰でもできる、緊張をほぐすトイレの過ごし方。

緊張を自己認識できている状態と、認識できずに「やばい、どうしよう!」と焦っている状態では、面接におけるスタートラインが大きく異なります。焦ったところで、緊張や不安は消えるどころかますます大きくなる。まずは自分の状況を受け止めたうえで、ドキドキ・バクバク・ブルブルを、少しでも意識的に切り替える時間を作ることが大切。そういったとき、私の場合は必ずトイレに行くようにしてきました。

トイレに行くというのは、もちろん身だしなみを整えるという目的もありますが、緊張をほぐす意味でも役に立つんです。緊張すると呼吸が浅くなりやすいですよね。そして、筋肉や顔もこわばってしまうということが多い。それをときほぐすためにもトイレで鏡を見るんです。そこで緊張している顔だということに悩むことはない。「あ、やっぱ緊張しているな」って、改めて自分の姿を確認します。これが「ドキドキしていることを認識できている」状態です。そして、「どうして緊張しているかというと、絶対にいい結果を出したいからだ!」というように、自分の状況を俯瞰します。

その際、今まではOFFだった自分をONにするために、ほんの小さなサインで良いので、何か動きを変えてみましょう。自分なりのサインを持っておくと、その場で切り替えができるようになってきます。
例えば、頬をパンっと叩くとか、こぶしを握って力を込めるとか。ゆっくり意識して大きな呼吸をするとか。おススメなのは前を向いて1cmだけ胸を持ち上げてみる方法。この動きだけでも、気持ちのスイッチは入るとは思います。

「そんな小さな動きで変わるのかな?」と思うかもしれませんが、自分以外の人から見た目は、間違いなく変わります。就職・転職活動をされる方を、面接官という立場から、今まで数えきれないくらい見てきましたが、その人の心理状態は面接会場に入室した際に、だいたいわかってしまいます。体の使い方と感情は連動しているんですね。背中が曲がっていて目がうつろだったりすると、言葉を発する前に「あれ?今不安で悩んでるのかなぁ」と感じてしまうんです。だから、背筋を伸ばしたり、笑顔を作ってみたりということを事前に少し意識するだけで、ずいぶんと印象は変わると思いますよ。

ちなみに、こういった自分をONにするための小さな動きは、そのとき1回だけ行って終了させるのではなく、何度も何度も繰り返して習慣化させることが必要です。僕の場合は、本番前と本番後にうまく行ったときも行かなかったときもトイレへ行くようにしています。
鏡に映る自分の顔を見て、「お前引きつっていたけど、良かったよ!よくやったぞ!」という感じで、自分に言い聞かせながら同じ体の動きを繰り返すんです。そうすると、この動きを行うことが、自分の中で「やれるんだぞ」とか「やってきたんだ」というような気持ちを思い出すキッカケになってくる。一つひとつの動きに意味を持たせること、そしてそれを1秒でも2秒でもいいので繰り返し思い返すことで、自然に緊張に負けない自分が生まれてくると思います。

面接前は、トイレに行って緊張している自分を確認/頬を叩いたり、胸を1cmだけ持ち上げて深呼吸/うまくいった後にも、鏡を見て自分自身を振り返り

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