女性の仕事満足度【労働時間】
職種ランキング2019
労働時間
掲載日:2019年9月30日
女性の仕事で満足度が高いのはどの職種?ビジネスパーソン15,000人に、今の仕事に対する満足度を「総合」「仕事内容」「給与・待遇」「労働時間(残業・休日など)」「職場環境(社風・周囲の社員など)」の指標別に100点満点で答えてもらいました。ここでは、女性の回答を集計した労働時間のランキング上位20位までを紹介します。
ランキングの傾向を読む
女性の仕事満足度ランキング(労働時間)トップ20
順位 | 職種名 | 点数 | コメント |
---|---|---|---|
1 | 経理事務・財務アシスタント 事務・アシスタント職 |
84.2 | ・残業がなく、有休が取りやすい ・時間の融通がきくので、子育てしやすい |
2 | 貿易事務 事務・アシスタント職 |
81.2 | ・就業年数に応じて有休の日数が増えるから ・残業や休日出勤が一切ないから |
2 | 法務アシスタント 事務・アシスタント職 |
81.2 | ・フレックス制なので勤務時間が調整できる ・子どもの急病で早退することに周囲が寛容だから |
4 | 経営・戦略コンサルタント コンサルタント職 |
80.4 | ・自由に業務の時間配分ができるから ・上司が積極的に働き方改善に取り組んでくれるから |
5 | 金融事務 事務・アシスタント職 |
80.0 | ・残業に関して制限も強要もされないので働きやすい ・土日・祝日が休みで、有休も取りやすい |
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順位 | 職種名 | 点数 | コメント |
---|---|---|---|
6 | 銀行 営業職 |
79.2 | ・定時退社できて、休日もしっかり休める ・業務効率化が徹底されていて、無駄な時間がない |
7 | 教育・スクール・研修・塾講師・専門学校・英会話学校 販売・サービス職 |
79.1 | ・労働時間が管理されていて定時退社できる ・有休が取りやすく満足している |
8 | 総務アシスタント 事務・アシスタント職 |
78.8 | ・自分の裁量で業務を進められる ・休暇申請が通りやすく、運用がうまくいっている |
9 | 営業事務 事務・アシスタント職 |
78.2 | ・働き方改革のおかげで休みやすくなった ・残業がなくワーク・ライフ・バランスが取れている |
10 | 薬事 医療系専門職 |
78.0 | ・残業がなく、出勤時間も遅めに設定されているから ・時短勤務が認められているから |
11 | 研究・開発(素材・化学・食品系) 素材・化学・食品系エンジニア(技術職) |
77.9 | ・自由に業務の時間配分を決められるから ・残業する・しないを個人の裁量で決められるから |
12 | 秘書・受付 事務・アシスタント職 |
77.2 | ・携帯から予定やメールが見られて業務管理しやすい ・時短勤務で、残業なしで働くことができるから |
13 | 一般事務 事務・アシスタント職 |
76.9 | ・働き方改革で残業が少なくなった ・決められた時間どおりに業務を進められるから |
14 | 人事アシスタント 事務・アシスタント職 |
76.7 | ・休日を自由に取れて自分のペースで仕事ができる ・勤務時間や出社時間がフレキシブルで育児と両立できる |
15 | 人事 企画・管理職 |
76.5 | ・繁忙期を除いて自分で勤務時間を調整しやすい ・残業や休日の調整は個人に任されているから |
16 | 広告宣伝・商品企画・サービス企画 企画・管理職 |
76.0 | ・時短勤務制度を活用し残業をせずに働くことができる ・個人の裁量で業務を自由にコントロールできる |
17 | 英文事務・通訳・翻訳 事務・アシスタント職 |
75.5 | ・年末年始、GW、夏季休暇の期間が長いから ・本国の時間に合わせて時差出勤できる柔軟さに満足 |
18 | 総務 企画・管理職 |
75.3 | ・子どもの急病で休みを取ることに理解ある職場だから ・働き方改革の影響で定時に帰りやすくなった |
19 | 生産・製造・プロセス開発 医療系専門職 |
74.0 | ・有休を消化しやすい環境だから ・忙しすぎず適度な労働時間で自分に合っている |
20 | 品質管理・品質保証(素材・化学・食品系) 素材・化学・食品系エンジニア(技術職) |
73.9 | ・残業が少なく休日出勤もほとんどないから ・通勤時間が長いので時短制度を活用できて助かっている |
女性の仕事満足度ランキング(労働時間)トップ20の傾向
女性の仕事満足度(労働時間)は平均74.6点
女性の「労働時間」に対する満足度は、100点満点で平均74.6点と、昨年の68.4点から6.2点アップ。満足度が高い職種は、1位が「経理事務・財務アシスタント(事務・アシスタント職)」(84.2点)、2位が「貿易事務(事務・アシスタント職)」と「法務アシスタント(事務・アシスタント職)」(いずれも81.2点)となり、上位3職種はすべて「事務・アシスタント系職」が占める結果となりました。また、最多ランクインも「事務・アシスタント系職」(20職種中10職種)で、勤務時間の調整のしやすさ、残業・休日出勤の少なさに満足しているコメントが多く見られました。
労働時間の長さだけでなく「業務量」や「フォロー体制」も、満足度に影響
平均より満足度が高い人のコメントでは「時短勤務なので残業を免除してもらえる。子どもが小さいので助かる」「テレワークが導入されて、育児しながらでも働きやすい」など、勤務制度が活用できて、家庭と仕事の両立しやすさを評価する内容が多く見られました。
一方で、満足度が低い人のコメントでは「時短勤務を使っているけど、業務量が変わらないので、結局家に仕事を持ち帰っている」「時短勤務社員のフォローをしなければならず、残業が増えた」など、勤務制度は存在しても、運用がうまくいっていないことへの不満が見られました。
出産後も働き続ける女性が増加し、「短時間勤務」や「在宅勤務」など働き方に関する制度や環境は、以前より整いつつあります。しかし、職場全体で業務量やフォロー体制も見直さなければ、高い満足度につながりづらいのが現状のようです。
調査概要
【対象者】 20歳~59歳の男女
【雇用形態】 正社員
【調査手法】 ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、doda会員登録の状況については不問)
【調査期間】 2019年7月
【回答数】 15,000件
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