Q. やりたいことが多すぎて、
時間と体力が足りない！
全部に全力で取り組みたいのに…

Q.やりたいこと全部に全力で取り組みたいのに、時間と体力がなくてすべて中途半端…

仕事もプライベートもやりたいことがたくさんあるし、どれも優先順位をつけられないくらい大事なのに、時間と体力がなくて全部中途半端になっちゃう。そんなモヤモヤに、スペシャリスト3人が出した答えは…!?

やりたいことが多すぎる人におすすめの対処法

やりたいことが多すぎる場合の対応としては、優先順位を決めて取り掛かることがポイントになりそうです。では、具体的にどうすればよいのでしょうか？　ここでは、手順の一例をご紹介します。

見える化して分類する

やりたいことが多すぎると、何から始めていいのか迷ってしまい、何も手が付けられず進まないという状況になりがちです。そんな迷っている時間をなくすためにも、まずは、今考えられるすべてのやりたいことを書き出して、分類してみましょう。

分類のコツとしては、長期／短期、仕事／プライベート／趣味、すぐできる／準備が必要、などがあります。その上で全体の優先順位と、それぞれの分類ごとの優先順位をつけてみてください。

例えば、全体の優先順位を「すぐできる」ことから始めると決めてしまえば、「短期」「趣味」の「前から気になっていた映画を見る」を最優先、「長期」「仕事」の「キャリアアップのための資格取得」は勉強を開始する準備から始める、など自分の中で整理できると思います。迷っているだけの時間が短縮できそうですね。

ひとつずつ試してみる

やりたいことをすべて書き出して分類したら、自分の関心が強いもの、すぐに取り掛かれそうなもの、どのくらい時間が必要か分からないもの、からひとつずつ順に試してみるとよいと思います。やりたいことの中には、実際に取り掛かってみると「やっぱりやらなくてもいいや」と思うこともあるかもしれません。一度手を付けてみた結果、やる／やらないを改めて考えてもよいでしょう。

テンプレート化・習慣化する

やりたいことを整理できたら、特に仕事では、定型業務はテンプレート化して効率化していきましょう。ルーティンワークだけでなく、業務には共通項が多いもの。メールの文面やプロジェクトの工程、チェックリストなど、テンプレート化したものを個別にブラッシュアップして活用することで、考える時間を短縮でき、ほかのやりたいことに時間を充てられます。

また、プライベートでは、毎日・毎週など習慣化してしまうのもおすすめ。例えば運動不足の解消を目的とするなら、「朝の歯磨きの間はスクワットをする」「週に一度は帰宅時に1駅分歩く」などでもいいかもしれません。やりたいことをする時間を習慣化してしまえば、毎日達成感や満足感を得ることができそうですね。