#065
2024.4.26
Q.仕事量と給料が見合わない…私、会社から評価されてる?
責任ある仕事を任せてもらっているし、
見えない仕事もこなして業務量も多い。
なのに給料が少ないのはなぜ?割に合わない仕事なのかも……
このモヤモヤにアドバイスしてくれた
スペシャリストはこちらの3人!
![](/woman/images/guide/100moya/img_005_thumb_djaoi.png)
DJあおい
ソーシャルメディアインフルエンサー、女性の生き方・恋愛アドバイザー
![](/woman/images/guide/100moya/img_005_thumb_toianna.png)
トイアンナ
恋愛・就活ライター
![](/woman/images/guide/100moya/img_005_thumb_tokita.png)
時田絵里奈
dodaキャリアアドバイザー
Q.仕事量と給料が見合わない…私、会社から評価されてる?
業務量の多さに加え、それなりに責任のあるポジションで仕事を任せてもらっている。上司から認めてもらえているように感じるのに、どう考えても仕事量と給料が見合わない。もしかして割に合わない仕事なのかも…。
そんなモヤモヤに対して、スペシャリスト3人が出した答えは?
DJあおい
「労働の対価」というと「毎月のお給料」「年に2度のボーナス」を思い浮かべる人が多いのですが、実は対価はそれだけではないんですよ。
福利厚生もそうだし、社会的な信用もそう、いざというときに銀行から借金ができるのは会社のおかげだし、アパートやマンションを借りられるのも会社のおかげ。
社会保険だって半分は会社が負担をしてくれているし、スマホだって信用がない人とは契約もできませんからね。
『当たり前』と思っていることが、実は会社から与えられた『報酬』だったりするんです。 以上のことを踏まえて、いま一度自分の報酬の査定をしてみてください。
それでも納得できないのなら、一度フリーランスとしてやってみるといいです。自分が今までどんなに恵まれた環境にいたのか、すぐに分かりますから。
給与面を見ただけでは「仕事量と給料が見合わない」「割に合わない仕事かも」と感じてしまっても、実際に会社から受け取っている「労働の対価」は福利厚生や社会的信用など、ほかにもいろいろあるんですね。
また、会社から評価されているか疑問に感じる場合は、給料以外にも原因があるかもしれません。
ここからは、評価する側である上司や会社の態度に対しても、実はモヤモヤや不満を感じているという方へのアドバイスになります。
トイアンナ
まず、あなたは「お金」と「褒められ」のどっちが欲しいか考えてみてください。「どちらも欲しくない、もっとラクしたい」でもありです。求めているものがどれか分かったら、転職エージェントに相談してみてください。
もちろん、いきなり「転職しろ!」というわけではありません。実際に転職するかどうかは、内定をもらってから決めてもいいのです。「私の能力をもっと評価してくれる企業があるか」を知るだけでいいのです。
良い条件を出してくれそうな会社があれば、今の会社でストレスを感じても「ふん、私がどれほど評価されてるか知らないくせに」と心に余裕が生まれます。もっとも、明らかに低い評価を受けているなら、本気で転職してもいいと思いますけどね。
時田絵里奈
「上司から認めてもらえているように感じるのに」とありますが、本当のところどうなのか、というところが大事。
「対価=給与面」なら、給与アップを交渉するか、転職するか、副業を見つけるか。
「対価=上司や人事にもっと評価されたい」ということなら、褒めてほしい部分を具体的・相対的に整理して自己申告しましょう。上司が見えているのはほんの一部でしかありませんから、察することは難しいのです。
例えばいい仕事をしたと思ったメールのCCに上司を入れておくとか、査定の評価面談で「今期は〇〇を頑張りました。評価いただけるなら、一言褒めてくださるだけで頑張れます。それがモチベーションになります。」と言ってみるのもオススメです。
ちゃんと伝えたら、見えない労働に対して評価されて、お給料もアップするなど、いいことが循環する可能性もあると思います。
「仕事量と給料が見合わない・割に合わない」と感じる場合、まずは自分が会社に何を求めているのかを考えてみて、もし必要であれば、こちらの希望を会社に伝える努力をすることが大切なんですね。
ただし状況によっては、会社側に深刻な問題があるケースも考えられます。
- 会社の評価制度や給料の基準が不透明、または不適切
- 人手不足の慢性化により、現存する社員に過剰な仕事量が強いられている
- 体育会的な根性論の強制といった、時代錯誤で柔軟性に欠ける社風
- 管理職への昇進後に、仕事量や責任が増えた分の待遇改善がない
このような場合は、ずっとモヤモヤを抱えて働き続けるのではなく、思い切って転職も視野に入れてみてもよいかもしれません。
働きながら転職活動をするのであれば、より効率的に進めるために、応募から面接、入社準備までプロのサポートが受けられる転職エージェントの利用がおすすめです。
dodaエージェントサービスでは、業界最大級の求人から専門スタッフが転職希望者一人ひとりに最適な仕事をご紹介しています。
また、自己分析やキャリアプランニングに役立つ便利な診断ツールもあるので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
- 評価と対価が見合わない気がしてモヤモヤする人は…
-
・労働の対価は、給与だけでなく福利厚生や社会的信用も含めて考えよう(DJあおい)
・転職活動を通して、まずは自分の市場価値を確認してみよう(トイアンナ)
・上司が見えているのはほんの一面に過ぎないので、評価してほしいことを伝えてみよう(時田絵里奈)
というアドバイスがありました。
仕事量と給料が見合わない、正当な評価をしてもらえないと感じたら、まずは自分がしている仕事をきちんと報告してみることから始めてみるといいのかもしれませんね。
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識者プロフィール
- DJあおい
- アルファツイッタラー/独自の恋愛観と核心をついた鋭いアドバイスで、Twitterフォロワー21万人(2022年7月現在)の人気を誇る謎の主婦。女性誌やサイトで連載多数。『キャリアなどに興味はない。それなりに稼げて、ストレスフリーなら、それがいいのだ!』(ワニブックス)、『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』(KADOKAWA)
- トイアンナ
- 慶應義塾大学卒。P&Gジャパン、LVMHグループでマーケティングを担当。独立後は主にキャリアや恋愛について執筆しつつマーケターとしても活動。『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』が2万部を突破。ブログ「トイアンナのぐだぐだ」Twitter
- 時田絵里奈
dodaキャリアアドバイザー - IT業界の職種を中心に幅広く転職サポート経験があり、これまで2,000人以上のキャリアカウンセリングの実績を持つ。2016年に長男を出産。働き方を変えたい、ワーク・ライフ・バランスを改善したい女性の転職サポートに強みを持つ。