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更新日:2022年4月11日

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仕事・キャリアの悩み市場価値

自分の市場価値を知りたいが、どうすればいい?

新卒からずっと同じ会社で営業として働いています。1社しか経験していないので、自分の市場価値がどれほどのものなのか分かりませんが、どんなに一生懸命働いても今の会社ではあまり評価されないような気がします。転職することで今以上の評価が得られるかどうか、転職活動の前にまずは自分の市場価値について知りたいのですが、どうすればよいでしょうか?

(27歳/IT営業/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

転職における「市場価値が高い」という言葉の意味を押さえましょう

転職 市場価値

「自分の市場価値が分からない」というのは、企業で働く多くの方が直面する悩みです。この質問をされる人の多くは、「今の会社を一歩出たら、評価されないのでは」「自分は正当な評価を受けているのだろうか」といった気持ちを抱えています。

このところ「女性活躍」というフレーズが浸透してきていますが、それでも、まだ男性より評価されにくいのではないかと感じている女性はたくさんいます。特に、出産して育児と両立させるタイミングになると時間的な制約も発生するため、その制約を理由にさらに評価されにくくなるのではないかと不安に思う方が多いようです。

質問者の場合、今の会社で十分に評価を得られていないと感じているようですから、まずは「市場価値が高い」ということの意味を理解するところから始めましょう。

市場価値は人材の「需要」と「供給」のバランスで決まる

転職市場において「市場価値がある」というのは、「企業が求める能力を持っていること」とも言い換えられますが、市場価値が高いかどうかは、人材の「需要」と「供給」によって決まります。特定の経験・能力が必要な求人が多ければ「需要が高い」状態で、さらにそれを備えた求職者が少なければ、需要に対して供給が足りない状態となり、そういった人材の市場価値は高くなります。

つまり、「需要」は自分の経験やスキルが企業からどれくらい求められているかということ、「供給」は同じ経験やスキルを持った人が市場にどの程度いるかということで、これらのバランスによって自分の市場価値が決まるというわけです。

また、ここで注意したいのは、そのときどきの社会情勢や景気の変化を受けて転職市場における需要と供給のバランスは大きく変わることがあり、結果的に、同じ人材でもタイミングによって市場価値が上下するということです。

例えば、近年、少子高齢化で人材不足が深刻になる中で、AIやRPAを活用したデスクワークのオートメーション化、システム化などの導入を進める企業が増えています。しかし、それらの管理や業務効率化の設計ができる十分な実績のある人材の増加スピードは限られるため、現時点ではこういった領域の人材の市場価値は高まりやすい環境にあるといえるでしょう。

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市場価値が高い人材が持っているスキルや経験の特徴

市場価値を高めるにあたって、一般的にどのようなスキルや経験が求められることが多いのか押さえておきましょう。もちろん、業種や職種によって異なりますが、どんな分野においても以下の3つを持つ人材は高く評価される傾向にあります。

1つ目は「仮説思考力」です。仮説思考とは、与えられた課題に対して情報収集や分析よりも先に仮説を立て、限られた情報の中から全体像や解決方法を思考する手法です。仮説を立てることで試行錯誤による余計な作業が発生しにくくなるため、スピーディーかつ精度の高い仕事ができるようになります。

2つ目は「課題解決力」です。課題解決力とは、立てられた仮説に対して検証方法や作業工程を設計し、課題を解決に導くスキルです。課題解決力が高い人材は、課題へ客観的に向き合うことで本質を見極め、目に見える課題だけでなく、将来的に起こる可能性がある潜在的なリスクも含めて対処できるでしょう。

3つ目は「チームビルディング力」です。チームビルディングとは、チームメンバーのスキルや経験を最大限に引き出し、協働性を高めるための手法です。課題の分析や仮説の検討、課題解決のための工程設計ができたとしても、周りを巻き込めなければ大きなプロジェクトを成し遂げることはできません。

自分の市場価値を知る一番の近道は転職活動を始めること

市場価値は需要と供給のバランスで決まると言いましたが、実際にそれを自分で測るのはとても難しいことです。というのも、市場価値を測るものさしは1種類ではないからです。それぞれの会社や業界など、どの角度から測るかであなたを測るものさしは何通りにもなります。

では、どうすれば今のあなたの市場価値を知ることができるのでしょうか。

転職活動を通して自分のスキルや経験への客観的な評価にも気づける

実は、自分の市場価値を知るのにもっとも有効な方法が「実際に転職活動をしてみること」なのです。

転職活動では、普段なかなか関わりを持つことができない他社の人事担当者や転職エージェントとコミュニケーションを取る機会がたくさんあります。面接や面談を通して、これまでの経験やスキルについて多くの人からフィードバックがもらえます。そのフィードバックこそがあなたの市場価値といえるでしょう。

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あなたを想像以上に高く評価する会社もあれば、思ったより低く評価する会社もあるかもしれません。自分の市場価値は相手によってさまざまであるということが、実感できると思います。

「市場価値を知るために転職活動をするなんて、転職すると決めたわけではないのにいいのかな」と迷われるかもしれませんが、「自分の市場価値は?」「もっと評価されるべきではないか?」とモヤモヤ悩むよりはずっと有意義なはず。

自分のことを高く評価してくれる企業に出会い、納得できれば転職を前向きに考えてみてもいいと思いますし、もし今の会社が意外と自分を高く評価してくれていることに気づけたら、現職を前向きに捉え直すきっかけにもなるでしょう。自分のスキルや経験がどんな評価を受けるのか、まずは行動してみてはいかがでしょうか。

転職活動においては、企業のニーズを把握し、あなたが考えている市場価値とのギャップをしっかりと理解することが鍵となるでしょう。そのギャップを埋めていく中で、「このスキルが足りない」「この経験を積んだほうがよさそう」などと見えてくるものがあるでしょうから、きっと今後のキャリアプランにも反映できるはずです。

転職を考えているが、自分の市場価値が分からない

dodaの「年収査定」や「キャリアタイプ診断」も利用する

自分の市場価値を把握するはじめの一歩として、dodaの年収査定サービスやキャリアタイプ診断の利用もおすすめします。年収査定サービスは、今の会社での収入が適正なのかを考えるきっかけにもなり、キャリアタイプ診断は、自分の性格や行動基準をもとに向いている仕事や社風などを提示されるので、今後のキャリアプランの参考になるでしょう。

これらの診断はあくまでも目安にすぎませんが、これをきっかけに求人を探したり、転職エージェントに相談したりして、実際に転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。転職活動を通して自分の市場価値がより明確になり、目指すべき方向も見えてくると思います。

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今できる市場価値を高める取り組みをしましょう

上記の方法で自分の現在の市場価値を知ることができたら、その市場価値をさらに高めるために、今できることを考えてみましょう。

主体的な行動を心がけて成果を上げる

変化のスピードが激しい中、その変化に柔軟に対応できる人材は、どの企業でも重宝されるでしょう。決められた仕事だけをしていると自分の地力を高めることに意識が向きにくくなって市場価値も上がらず、いざ転職をしたいと思った際に選択肢が減ってしまいかねません。

ですから、今の職場でもできる限り主体的にチャレンジし、不測の事態が起こっても、その課題にしっかりと向き合って成果を上げることを意識してください。与えられた目標を達成するだけにとどまらず、自分なりの工夫をプラスして成果を出し続けることが市場価値の向上につながります。

チームとしての成果を意識する

ほとんどの仕事は一人だけでこなすことはできません。多くのケースで同じチームのメンバーや他部署などと協力しながら仕事を進めるため、チームワークや組織全体の成果を意識できる人は市場価値が高いといえます。

全体としての成果を上げるために周囲のモチベーションを高めつつ、自分には何ができるかという視点で仕事に取り組んでみましょう。

社会人基礎力を身につける

上で説明した2項目と重なる部分がありますが、2006年に経済産業省が打ち出した「社会人基礎力」を身につけることも重要です。「社会人基礎力」は、さまざまな人と働くうえで必要となる社会人としての基礎的な力のことで、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力と、「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「どう活躍するか」の3つの視点で構成されています。

この「社会人基礎力」の内容は、「市場価値が高い人材が持っているスキルや経験の特徴」で説明した3つに直結していることも分かります。

「社会人基礎力」の能力と視点は、人生100年時代を生きる社会人にとって普遍的な価値といえるでしょう。市場価値を高めるためにも、自分の能力についていま一度見直してみることをおすすめします。

ポータブルスキルの身につけ方が分からない
人生100年時代の社会人基礎力について(経済産業省)

現職で上3つの能力を身につけるのが難しいということであれば、職場を替えて転職先で経験を積むこともできます。たとえ同じ業界でも、会社の規模や成り立ち、メンバー構成が違えば、経験できることも違ってくるでしょう。

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