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更新日:2023年7月27日

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仕事・キャリアの悩みキャリアアップ

事務職でキャリアアップできますか?

営業事務をしていますが、私は人をサポートする仕事が好きで、とても楽しく続けています。今後、出産後もずっと事務の仕事を続けていきたいと思っていますが、無理のない範囲で仕事の幅を広げ、できれば年収も上げられたらと思っています。事務の仕事でキャリアアップすることはできるのでしょうか?

(30歳/営業事務/既婚・子どもなし)

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石橋寿子(いしばし・ひさこ)
国家資格 キャリアコンサルタント

新卒で塾の運営会社へ入社。その後、英会話学校に転職し、約7年間、新規・既存顧客に対しカウンターセールスを担当。マネジメント経験を経て、当社に入社。現在、営業職・販売サービス職に従事している方々を中心に幅広く転職サポートを実施。
プライベートでは1児のママ。長期的なキャリアプラン、人生プランをともに考えるパートナーとなれるような提案を心がけている。

事務職でキャリアアップするためのプランを立てましょう

今のお仕事を楽しんで続けられているのは、とてもよいことですね。事務職は、質問者のようにホスピタリティが高く、周囲の人のサポートが得意な方に向いている仕事です。そういった得意な部分を活かせる仕事は、ぜひ大事にしてください。

まずは、「事務職でキャリアアップする」とはどういう状態なのか、どんなスキルを身につければよいのか、具体的にイメージしてみましょう。人によってさまざまな捉え方がありますが、ここでは、「専門領域の知識や経験が増えて仕事の幅が広がること」「ポジションが上がったり転職したりして年収が増えること」をキャリアアップと定義します。キャリアアップについては、以下のページでより詳しく説明しています。

キャリアアップとは?その意味や考え方、転職におけるキャリアプランの立て方を解説!

それでは、事務職でキャリアアップを目指すためにはどのような方法があるかを見ていきましょう。

専門性を身につけてキャリアアップを目指す

事務の仕事内容は、主に電話・来客応対、書類作成、データ入力、ファイリングなど。書類作成やデータ入力の業務遂行にあたり、基本的なPCスキルが求められます。

事務/アシスタントとは?仕事内容や種類を見る

一般的に、事務職が担当する、資料作成やデータ整理などのルーティンワークは、AIやRPAの導入が進むと置き換えられやすいといわれています。そのため、長く必要とされ続けるには何らかの“武器”を身につけ、周囲との差別化を図っておくことが重要になります。

例えば、人事・経理・マーケティングなど、専門領域の事務に挑戦してみることもおすすめです。専門領域の事務で知識や経験を積むことで、次のステップでは企画・管理系の職種に挑戦する道も見えてくるでしょうし、年収アップも期待できます。例えば、将来人事や経理を目指す場合には、社労士や簿記などその分野で役立つ専門的な資格を取るのも効果的です。

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マネジメントポジションに就いて経験を積む

現在メンバーとして働いているのであれば、マネジャーなどの人を管理するポジションに就くことで年収アップを図る方法もあります。企業によって給与制度は違いますが、ポジションが変わると基本給が上がったり管理職手当がついたりする場合がほとんどです。

マネジャーになると、担当するプロジェクトなどの進捗管理やコスト管理、後輩やチームメンバーの育成、他部署との調整業務など、自分の作業だけでなく多角的な視点で仕事に当たる必要が出てきます。仕事の幅が広がることにより視野が広がり、業務に必要とされる専門的なスキルだけではなく、マネジメントスキルを身につけることもできるでしょう。

マネジメントスキルは職種や業界が違っても通用するポータブルスキルなので、マネジャーを経験することは転職の選択肢を増やすチャンスにつながります。

マネジメントポジションに就くためには、リーダーシップやマネジメント能力を発揮できる場や機会を増やす努力をしましょう。上司に相談してみたり、役職アップのための社内の評価制度を調べたりすることも大切です。

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転職してキャリアアップを目指す

同じ職種でも、企業や業界によって任せられる仕事の範囲や年収は異なります。例えば、金融やメーカーといった企業は比較的年収が高いといえます(doda平均年収ランキングより)。しかし、年収が高いということは、それに見合うだけのプレッシャーがかかったり、高度な英語力を求められたりする可能性もあるでしょう。

今いる会社で仕事の幅を広げたり、年収を上げたりすることが難しそうなのであれば、転職活動をしながら、仕事内容と年収のバランスが取れる企業を探すこともおすすめします。

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まずは日々の業務でのスキルアップを目指しましょう

事務職 キャリアアップ

将来的なキャリアアップに向けて事務のスキル向上を目指すなら、日常の業務で目的・目標を持って日々取り組むことが大切です。事務職の場合、一般的にコミュニケーション能力や業務改善能力、PCスキルなどが求められるため、以下のようなスキルアップを意識するとよいでしょう。

汎用的なパソコンスキルや英語力、プログラミングスキルを身につける

「まだはっきりとキャリアプランが定まらない…」という人は、汎用性の高いスキルを身につけておくと安心でしょう。エクセルやワード、パワーポイントなどのパソコンスキルは、事務職だけでなくあらゆる仕事で必要不可欠です。エクセルであればVLOOKUP関数やIF関数など、多くの場面で使用されている関数を押さえておけば、効率的に作業が進められます。

また、英語力を求める企業もこれまで以上に増えています。TOEICのスコアが目安にされることも多いので、受験してみるのもよいでしょう。業種によっても異なりますが、目安となるスコアは700点以上、外資系などの英語を使用する頻度が高い企業の場合は、それを超える点数が求められます。

また最近では、事務職でも積極的にプログラミングを学ぶ人もいます。初心者でもチャレンジできる簡単なプログラミング言語もありますから、抵抗がなければ挑戦してみてもよいでしょう。

コミュニケーション能力を磨く

仕事をする上ではコミュニケーション能力も必須です。円滑に仕事を進めるためには社内外とのコミュニケーションが欠かせませんので、相手の話を聞いて自分の考えを伝える、具体的に提案するといったAIにはまだできないスキルを磨きましょう。

例えば、ツールを使って見栄えのよい提案資料が作成できたとしても、それが相手にどのようなメリットをもたらすか、分かりやすく説明できないと意味はありません。どんな業務でも、常に相手の立場に立ってコミュニケーションを意識することで、事務職として働きながらあらゆる場面で活躍できる力が身についていくはずです。

能動的に行動し、頼られるようになる

事務職でキャリアアップを目指そうと考えているのであれば、能動的かつ目的意識を持って仕事をすることが大切です。ルーティンワークをこなすだけでなく、毎日こなしているからこそ見える部分を活かしてプラスアルファの価値を生み出すことを心掛けましょう。

例えば、作業をもっとスピードアップさせられる方法、効率的にミスを減らせる方法などのアイデアがあれば、積極的に上司に提案してはいかがでしょうか。能動的な行動が評価にもつながり、キャリアアップへの道筋もきっと見えてくると思います。

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