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更新日:2021年1月11日

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仕事・キャリアの悩み育児

ロールモデルが社内にいないため、育児との両立ができるか不安

今、勤めている会社には私しかワーキングマザーがいません。ロールモデルとなる存在がいないので、自分が5年後、10年後、仕事と育児を両立させ続けられているか想像できなくて不安です。

(30歳/一般事務/既婚・子あり)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

ロールモデル探しではなく、自分がどうなりたいかを考えることに集中しましょう

先輩のワーキングマザーが周りにいないと孤独ですし、不安に感じられることも多いのではないかと思います。ロールモデルが社内にいないというお悩みのある女性は多くいらっしゃいます。

「こうあるべき」という枠や型に自分をはめると安心感を得られますが、そうでない状態で何かをするのは、イメージが湧きにくい分、不安を感じやすいでしょう。ただ、ロールモデルは果たして本当に必要なものでしょうか。まずは、ロールモデルの捉え方や、ロールモデルがいない場合の心の持ちようを考えることをおすすめします。

未来の環境は大きく変わっているかも

働き方改革が進む中で、女性の働き方や働く環境、キャリアの可能性は激的に変化しています。5年前、10年前は常識だったことが、今ではもう古いといったことがたくさんありますよね。

これから5年先、10年先はどうでしょうか。その未来は今から想像できないほど変わっているかもしれません。このように激しく変化する時代なので、あなたの人生の少し先を歩む“ロールモデル”がいたとしても、自分がその人と同年代や同じライフステージになるころには周りの状況がまったく変わっていて、ほとんど参考にならない場合も大いにあり得ます。

自分がどうありたいか、どうしたいのかを大切に

一般的に、ロールモデルは「自分の目標となる人」「学びの対象となる人」といった意味ですが、多くの人が、仕事の面だけでなく、生活スタイルや社内での立場・家庭環境といった境遇までを含む「理想のモデル」を、自分にとってのロールモデルに据えてしまっているように思います。

同じように働いていても、環境は人それぞれです。例えば子どもがいる人でも、実家が遠いか近いかではまったく状況が異なりますし、パートナーの協力の有無でも生活スタイルは違ってきます。

ですから、すべての面において理想を追い求めるのには無理があると思います。自分と近い条件のロールモデルでなければ、ギャップを感じるだけでしょう。今は少し不安かもしれませんが、ほかの人に自分の理想を当てはめたりゆだねたりするのでは、自分と他人を比較し、自分を責めてしまう可能性があります。

ロールモデルを見つけることよりも、自分が5年後、10年後にどういう生活を送っていたいか、どういう仕事をしていたいかを想像してみてください。その思い描くライフプランやキャリアプランを実現するために、自分が今なにをすべきか考えましょう。そして、仮に5年後、10年後に描くプランが今の会社で実現できそうであれば、実現に向けて努力してみてください。

まずは会社に相談してみては

ロールモデルがいなくて、今の会社で働き続けることがイメージしにくいのであれば、まず上司や人事に率直な気持ちを伝えてみることから始めましょう。

以前と比べてワーキングマザーはどんどん増えています。育児に理解のある会社であれば、経験やスキルがあってもこれまでは活躍の場が閉ざされていた女性が入社しやすくなるでしょうから、会社にとってもプラスとなるはずです。「自分自身が会社のロールモデルになる」というくらいの意識で「出産後も長期的にこの会社で働き続けたい」と伝えてみましょう。

ただ、それでも会社の理解が得られず、不安が解消されないようであれば、転職を検討してもよいかもしれません。ワーキングマザーが働きやすい職場は増えていますから、無理に今の職場にとどまり続ける必要はないでしょう。

自分自身がロールモデルになる! ありたい姿の見つけ方

ロールモデル いない

ロールモデルがいないと悩むのは、自分自身のキャリアをどうしていきたいかイメージができていないからかもしれません。そのイメージをさらに明確にするために、“ありたい姿”を考えるポイントを紹介します。

さまざまな人のいいとこ取りをする

ありたい姿を考える際には、ほかの人のキャリアどおりに歩むことを目指すのではなく、その人の一部を参考にするのがよいと思います。

先述のとおり、一人だけをロールモデルとするには無理があります。一番よいのは、自分だけのロールモデルを作ってしまうこと。さまざまな人のいいところを参考にして、モデルを作り上げるのです。

「あの人のようになりたい」と考えていても、実際よく見てみると、「ここはまねしなくてもいいかも」という部分が出てくると思います。反対に、苦手だと思っている人にも、「こういうところはまねしたい」と感じる部分はあるものです。

人はみな、長所もあれば短所もあります。例えば、積極的でスピード感を持って仕事を進めている人でも、すべてが完璧ではなく、どうしても慎重さや緻密さを欠いてしまう場面はあるでしょうから、複数の人を参考に見習いたい部分を書き出してみてください。それらを組み合わせれば、自分だけのロールモデルができると思います。

時代の流れに柔軟に対応できる強みやスキルを身につける

移り変わりの激しい時代に自分でロールモデルを作ったとしても、それに固執し続けるといつか取り残されてしまう可能性があります。そうならないために、特にビジネス面でいうと、周囲の変化に対応できるよう、どういった場所でも活かせる強みやスキルを身につけておくとよいでしょう。

目の前の仕事をこなす能力だけでなく、コミュニケーションスキル、課題解決力などの汎用的なスキルは業界・業種を問わず高く評価されます。今の会社で働き続ける場合もきっとプラスになるはずです。

ロールモデルを作ることも大切ですが、自分のスキルを高めていくのも同じように大切。目標は持ちつつも、周囲の環境に合わせて常にアップデートを忘れないようにしましょう。

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