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更新日:2024年1月26日

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書類・面接のポイント市場価値

専業主婦ですが正社員の仕事を探してます。ブランクありでも再就職できますか?

1年半前、出産をきっかけに建設業界の総務・人事の仕事を退職しました。現在は育児に専念していますが、今後の家計や教育費のことを考えると、再度、正社員として就職し、キャリアを積んでいきたいと思っています。主婦でブランクがあっても仕事が見つかるのか、転職活動で不利にならないか心配です。ブランクがあることについて、履歴書や面接ではどのように伝えればいいのでしょうか。

(34歳/建設・総務人事/既婚・子どもあり)

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石橋寿子(いしばし・ひさこ)
国家資格 キャリアコンサルタント

新卒で塾の運営会社へ入社。その後、英会話学校に転職し、約7年間、新規・既存顧客に対しカウンターセールスを担当。マネジメント経験を経て、パーソルキャリア株式会社に入社。営業職・販売/サービス職に従事している方々を中心に、幅広く転職をサポート。プライベートでは1児のママ。長期的なキャリアプラン、人生プランをともに考えるパートナーとなれるような提案を心がけている。

ブランクがあっても大丈夫。再就職への不安を解消しましょう

再就職を考えている主婦の方の中には、次のような不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

「履歴書にブランクがあると不利になるのでは」

「ブランクは何年までなら許されるのか」

しかし、心配しすぎる必要はありません。出産・育児によるキャリアの中断は、必ずしもマイナスに働くわけではないからです。

最近は出産後も仕事を続ける女性が増え、多様なキャリアパスを評価する企業も増えています。

しっかり準備をすれば、キャリアの中断を必要以上に心配しなくても大丈夫です。

企業がブランクを気にする理由

中途採用で重視されるのは、応募者の経験やスキルです。

経歴にブランクがあると、採用担当者は「スキルが低下していないか」「業界の最新動向を把握しているか」といった点を不安に思う可能性があります。

また、長く仕事から離れていることから、新しい仕事や職場の人間関係になじめるかどうか心配されることもあるでしょう。

このような懸念材料をほかの応募者と比較されてしまうこと自体は避けられませんが、事前準備をしっかり行うことで、懸念点を減らすことは可能です。

ぜひ前向きに転職活動を進めていきましょう。

転職の空白期間(ブランク)は何カ月までなら許される?何もしていない離職期間の伝え方

再就職への不安を解消するには

とはいえ、専業主婦でいる期間が長いほど、再就職への不安は大きくなりますよね。

ブランクの長さだけでなく、「自分の経験やスキルはまだ通用するのか」「本当に育児と両立できるか」など、心配は尽きないものです。

今後精力的に企業探しや転職活動を進めていくためにも、不安になったときの解消法を知っておくとよいでしょう。

おすすめの方法を2つご紹介するので、ぜひ試してみてください。

1. 不安なことを紙に書き出す

まずは不安に思っていることをすべて紙に書き出し、モヤモヤとした気持ちを一つひとつ整理してみましょう。

例えば、自分のスキルに不安があるようなら、育児の合間に無理のない範囲で、希望する業界の情報収集をしてみるのもよいでしょう。

今、自分には何が不足していて、これから何をキャッチアップすべきなのかを把握するだけでも、目標が定まって焦る気持ちが落ち着くはずです。

2. 一人で抱え込まず周囲に相談する

育児と仕事の両立に不安を感じているのであれば、経験者や子育て支援を行う自治体などの話を聞いたり、相談したりしてみましょう。

例えば、先輩ママから以下のような話を聞けるかもしれません。

「定期的に家族と家事・育児の役割分担を話し合っている」

「必要なときはベビーシッターを使う」

具体的な工夫を聞くことで、復帰後の自分の生活がイメージしやすくなります。

そうすれば、復帰後の漠然とした不安が軽減されるでしょう。

転職やライフイベントに関する悩み、不安との向き合い方については、以下の記事も参考にしてみてください。

結婚後の転職を成功させるには? 既婚女性は不利になる? 将来の結婚・育児を見越して退職・転職するのはもったいないですか? いつかは結婚・出産をしたいけれど、長期でキャリアが築けるか不安

専業主婦でブランクがある場合、面接では「仕事への意欲」をアピールしましょう

採用担当者がブランクについて質問をするのは、就業に問題がないかを見極めるためです。

つまり、その不安を払拭できれば、通常の転職面接と大きく変わりません。

ブランクがある場合は、面接でブランク中の過ごし方と、仕事への前向きな姿勢を誠実に伝えることがポイントになってきます。

働く意欲を計画とあわせて伝える

まずは、出産・子育てに専念していたことを率直に説明しましょう。

その上で、自分のキャリアを見つめ直した結果、再就職を決意したことを具体的に伝えるとよいでしょう。

また、実際に働ける時間帯なども整理して伝えることが大切です。

子どもが小さいうちは、急な発熱や病気で保育所から呼び出される可能性もあります。

パートナーや両親のサポート、ファミリーサポートセンターや病児保育などの利用計画も伝えると仕事への意欲が伝わります。

面接で、自分のプライベートをどの程度、どのように伝えるかは悩ましいですよね。

プライベートなことを面接でどう伝えるかのポイントは、以下の記事でも具体例を挙げて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

結婚の予定があるが、面接でどこまで伝える?

また、可能であれば、ブランク期間中に希望する仕事に関連する資格の勉強をしておいたり、業界の動向を情報収集しておいたりするとよいでしょう。

そうした取り組みや意欲を面接で伝えられれば、採用担当者の印象が大きく変わるからです。

育児中だと自分のための時間をつくるのは難しいかもしれませんが、できる範囲で再就職の準備を進めていきましょう。

前職での経験から自分の強みを見つけ出す

「前職の経験を活かして貢献したい」という思いや「長く働きたい」という意欲を率直に伝えましょう。

ブランクを気にするよりも、前向きな姿勢でアピールすることが大切です。

そのためには、前職を振り返り、経験してきたポジションや担当業務、身につけたスキルなどを整理しておきましょう。

ブランクがあっても、社会人経験は立派なアピールポイントになります。

少し古いと感じるものでもすべて書き出してみましょう。

そこから自分の強み・弱みを整理して、履歴書や面接での自己PRに役立ててください。

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仕事探しと同時に、育児と両立するための準備を進めておきましょう

転職活動と並行して、両立に向けて以下の準備も進めておきましょう。

保育所やサポート先を見つけておく

人手不足の業種・職種では、「入社できるのは保育所が決まってから」という方でも内定が出ることがあります。

しかし、多くの場合は早く入社できる人が優先されます。

特に募集枠が少ない場合は、保活を並行して進めておくことが重要です。

また、保育所の確保だけでなく、パートナーと育児の分担についての相談や、万が一に備えて地域の子育て支援サービスの活用も検討しておきましょう。

地域で子育てを支援するファミリーサポートセンター事業とは

共働きで子どもが病気にかかった場合は「病児保育」を活用しよう

再就職は早めのタイミングを目指す

正社員として再就職することを目指すと決めたなら、そこから時間を置かず、なるべく早めのタイミングで就職活動を始めましょう。

「専業主婦のブランクは何年まで」のような基準があるわけではありません。

ですが、実際ブランクが長くなるほど企業側の懸念も増え、採用に慎重になる傾向があります。

そのため、転職活動はなるべく長引かせず、入社時期を決めて集中的に行いましょう。

結婚・出産などライフステージに合わせたキャリアプランの考え方、再就職にベストなタイミングについては、以下の記事も参考にしてください。

キャリアチェンジしたいが、この先の結婚・出産を考えるとためらってしまう

出産後の再就職はこれをチェック!働きやすい仕事探しのポイント

自分に合った働き方を検討する

再就職にあたっては、育児と仕事のバランスを考慮し、無理なく長く働き続けられるスタイルを確立していく必要があります。

まずは働ける時間帯や休日勤務の可否、通勤できる範囲など、勤務条件を整理しておきましょう。

保育所に預けて働くのであれば、受け入れ時間や送り迎えも考慮に入れます。

さらに、残業が発生した場合のサポート体制も含め、実現可能な勤務形態を決めておきましょう。

このイメージがしっかりとできているかどうかで、面接での評価が大きく変わることもあります。

パートナーとしっかり話し合い、再就職後の生活をイメージして役割や当番を決めておくことが大切です。

面接での希望条件の伝え方については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。

将来の結婚・出産を考え、転勤のない職場で働きたい

専業主婦で再就職を目指しているが、うまくいくか不安です

転職エージェントを活用して、子育て支援が充実した企業を探しましょう

女性の働き方の選択肢は広がりつつあります。

仕事を探しているけれど専業主婦でブランクがあるから不安という人も、ぜひ前向きに再就職を目指してみてください。

ただし、希望する転職先が多様な働き方や育児と仕事の両立を推進している企業でなければ、採用につながりにくい点は留意しておきましょう。

だからこそ、子育て中の女性が活躍している企業や、育児と仕事の両立に理解がある企業を選ぶことが重要です。

そのような企業を探すには、転職サイトだけでなく、転職エージェントの利用もおすすめです。

転職エージェント「dodaエージェントサービス」を提供するdodaなら、キャリアプランや希望条件に合った求人の提案が可能です。

また、子育てしながらの転職アドバイス、履歴書など応募書類の添削、企業ごとの面接対策などのサポートも充実しています。

すべて完全無料で利用可能なので、多忙な育児中に効率よく転職活動を進めていくためにも、ぜひうまく活用してみてください。

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