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更新日:2020年11月9日

タグ:
仕事・キャリアの悩み育児

子育てをしながら働くロールモデルが社内にいないので不安

今の職場は、業界的に女性社員が少なく、ロールモデルとなるような先輩社員がいません。時短勤務など、出産後も仕事を続けるための制度はあるのですが、身近に制度を利用する人がいないため、仮に時短勤務をした場合にどのくらい評価を得られるのか、仕事と家庭はどう両立させていくのか、見当がつかない状況です。この先の結婚・出産などを考えると、このまま働き続けていけるか不安です。

(27歳/化学メーカー・技術職/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

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瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

自分に合ったロールモデルの見つけ方

ロールモデル いない

ロールモデルとは、「こうなりたい!」と思える模範となる存在で、そのスキルや具体的な行動・考え方を参考にする対象になる人物のことをいいます。ロールモデルがいることで未来の自分が想像しやすくなり、目標も立てやすくなるなどメリットがありますが、実際のところ、質問者のように「身近にロールモデルがいない」という悩みを抱える女性は多くいます。

「女性が結婚・出産しても働く」というのは一般的に定着してきましたが、まだまだ業界や企業によって差があるのは事実。特に技術職など、もともと女性が少ない職場では、ロールモデルとなる先輩の数がさらに限られてしまいます。

自分自身がロールモデルになる気持ちで行動を起こす

お手本となるロールモデルがいないなら、上司と積極的にコミュニケーションを取り、自分自身がロールモデルになる気持ちで新たな道を開拓するのも一つの選択肢です。

国が積極的に女性活躍を推進していることもあり、女性の長期就業やキャリアアップなどを課題と捉える企業は増えています。質問者の会社でもさまざまな制度は整っているということなので、会社側は女性活用に前向きに取り組む意向はあるものの、まだ制度が十分に活用されていないようですね。

しかし、あなたの行動が、会社が制度活用の仕組みについて考えるきっかけになるかもしれません。

まずは、現在抱えている不安や不満を上司や人事にきちんと伝えてみてください。結婚・出産後も今と同じように働くために、「今ある制度を十分に活用できる環境を整えてほしい」など、提案をしてみてはいかがでしょうか。会社としても、これまでは社員の意見が少なかったために具体的な行動に移せなかった可能性もありますから、あなたの意見が参考になるかもしれません。

そして、上司と話してみても会社の方針が変わる余地がなく、自分の努力だけではどうしようもできないと感じたら、転職も検討してみてください。

転職も視野に入れて社外に目を向ける

ロールモデルを社内で見つけることが難しいのであれば、ぜひ社外にも目を向けてください。同年代の多くの女性が同じような悩みを抱え、試行錯誤しながら仕事と育児を両立させています。

例えば取引先や友人・知人の勤務先など、ほかの企業では育児中の女性が実際にどのように働いているのか、積極的に情報やアイデアを集めることが大切です。社内外を問わず同じ悩みを共有できるつながりを作っておくと、何かヒントを得られたり、話しているだけで気持ちが晴れたりすることもあるでしょう。

同じ業界でも、女性の就業に対する意識がどの程度進んでいるかは会社ごとに異なりますし、業界を変えてみると「当たり前」の基準がさらに大きく変わることもあります。今の会社で自分自身がロールモデルとなり得るのか社内でのポジションを模索しつつ、転職も視野に入れてみるとよいでしょう。

結婚後のライフプランをいま一度考えてみる

結婚や出産後も仕事を続けるのか、続ける場合に何を重視するかなど、一度立ち止まって今後のライフプランを考えてみるのも大切なことです。

その際は、自分がこうしたい、という思いと同様に、パートナーとの相互理解や協力も大切になります。仕事と育児を自分だけで抱え込んでしまわないように、パートナーとの役割分担を決める、掃除や料理などの家事を完璧にこなそうとしない、など考え方も変えていきましょう。

そうすることで、自分自身の仕事と家事・育児のバランスや、自分とパートナーを含めた家事・育児に対する時間の使い方など、出産後も仕事を続けるための具体的なイメージがしやすくなります。

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出産後も仕事を続けるために考えておくべきこと

出産後について漠然と感じている不安を和らげるために、働き方を具体的にイメージしてみるのもよいと思います。

そこで、出産後の仕事復帰までの目安や会社の評価、利用できる制度や育児中のトラブルへの対策といったポイントを押さえておきましょう。

出産後の仕事復帰のおおまかな目安を把握しておく

労働基準法では、出産予定日の6週間前からは産前休業を取得できるようになっていることに加え、出産翌日から8週間は産後休業で就業が禁止されています。

産前産後以降も、正社員や一定の要件を満たしている社員には育児休暇制度の利用が認められています。会社ごとに規定が異なりますので、勤務先の制度を確認しておきましょう。

キャリアダウンへの不安から育児休暇の取得をためらう人もいますが、子どもの世話には想像以上に手がかかります。自分の体の回復や子どもとの生活に慣れるためにも、無理のないプランを考えることが重要です。

また、地域によっては保育所の定員オーバーで入所待ちとなるケースもあり、希望する時期に復職できないこともあります。どうしても保育所が見つからない場合には、自宅や会社から遠方の保育所や認可外の保育所、ベビーシッターの依頼などを検討する必要も考えられます。保育所探しには早めにとりかかりましょう。

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時短勤務の評価基準をはじめ、会社の制度を確認しておく

復職後に時短勤務を希望する場合や、仕事のボリュームが減ることでキャリアに対する不安があるようであれば、上司や人事に相談してみてください。

例えば、時短勤務中の評価制度はどうなっているか、一定の評価を得るにはどのくらいのレベルを維持しなければならないのか、疑問や不安を率直に言葉に出して確認してみましょう。

時短勤務中は、仕事の「量」では勝負できないかもしれませんが、時間内で成果を出す工夫を重ねるなど、「効率」と「質」を追求することによって、評価が上がることもあると思います。時短勤務であってもベストを尽くしたいという意思表示をした上で、それに対する上司や企業側の考えを確認し、交渉していくことも大切です。

子どもの体調不良など、急なトラブルへの対応を決めておく

子どもが幼いうちは、急な体調不良で保育所から呼び出しがかかることがあります。また、病気や発熱の症状があると保育所に預けられないこともありますから、トラブルが起こった場合に備えて事前に対応を決めておきましょう。

緊急時にはパートナーとどちらが迎えに行くかなど話し合いをして、日々のスケジュールを共有したり、双方の実家にサポートをお願いできるよう体制を整えておいたりすることが大切です。ファミリーサポートや病児保育など、公的・民間の育児支援サービスも充実していますから、これらも確認しておくと安心でしょう。

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