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更新日:2020年11月9日

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転職のタイミング結婚・出産

転職と妊娠のタイミングで悩んでいる

半年前に結婚し、できれば早く子どもが欲しいと思っています。今の仕事は給与面で不満はなく、管理職候補にもなっているのでやりがいを感じているのですが、繁忙期は毎日終電で帰る生活が続き、体調管理もなかなか難しく妊娠できるか不安です。ほかにやりたい仕事もあることから転職を希望していますが、もし転職後すぐに子どもができても育休を取るのは難しいと聞きました。今の会社で頑張ったほうがよいのか、とても迷っています。

(34歳/メーカー・営業/既婚・子どもなし)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

転職と妊娠のタイミングを考えてみましょう

転職 妊娠 タイミング

「やりたい仕事に転職する」ことと「子どもを産む」ことの両方をとても大切に考え、悩む気持ちはよく分かります。仮に、どちらか一方を優先させたとしても、それぞれにプラス面・マイナス面があり、「正解」はありません。

30代になると現職でのキャリアの方向性がある程度定まってくるため、転職を含めた今後の身の振り方について考えることが増えると同時に、妊娠や子育てなどのライフイベントが重なることも多く、何を優先すべきか迷いやすいタイミングでもあります。

そこで、将来、自分の選択を後悔しないためにも、現職で妊娠・出産をする場合と、転職後に妊娠・出産を考える場合のメリットやデメリットなどを見ていきましょう。

現職での妊娠・出産

現職のままで妊娠・出産を迎える場合は、職場内に知り合いが多い慣れた環境の中で、育休や産休を取得できることが最大のメリットです。キャリアを積んできた時間が長く、職場で信頼を得ていれば、産休・育休後、職場に戻りやすいはずです。妊娠中に急な体調不良で欠勤したり休暇を取ったりすることがあっても、周囲からのサポートが得やすくなるでしょう。

デメリットとしては、転職活動をしたいという気持ちがあっても、小さい子どもを抱えていると活動そのものが難しくなってしまうことが挙げられます。また、復職後に転職活動を始めるタイミングを逃してしまい、そのうちに第二子が生まれ、転職活動がさらに先延ばしになってしまうケースもあります

転職後の妊娠・出産

転職を優先する場合は、子育てをしながら転職活動をするよりも物理的に動きやすいため、自分自身のペースで計画的に活動できます。やりたい仕事や将来的なキャリアプランを見据えて幅広く転職先を探すことも可能です。

ただし、転職後、妊娠するまでの在職期間によっては育児支援制度を利用できないことがあるので、注意してください。例えば育児休業では、勤続1年未満の場合に育児休暇を取得できないと労使協定で定めている企業もあります。そのため、転職後1年未満で出産することになった場合、労働基準法により産休を取ることはできても、育休を取れない可能性があります。また、転職直後の慣れない環境の中で出産や育児をしながら働くのは、かなり大変になることも想定しておかなければなりません。

あなたは大丈夫?育児休暇や時短勤務が適用されないケースに要注意(育児支援が受けられないケース)

転職先に求める条件を明確に

妊娠・出産の計画が転職前か転職後かにかかわらず、将来的に育児と両立させて働くために大事だと思う条件を整理しておきましょう。

仕事と育児を両立させやすい転職先を見つけるポイントの一つは、子育て中の女性社員が在籍しているかどうかです。子育て中の女性社員が多く活躍している会社は、社内の風土や環境を含めてバックアップ体制が比較的整っていると考えてよいでしょう。

また、時短勤務やフレックス勤務、在宅勤務などの制度が整っているかも重要なポイントです。子どもは体調を崩すことが多く、急な早退や遅刻が発生することもあるため、勤務時間や勤務場所の融通が利く会社であれば不安も和らぐでしょう。ただし、入社してから一定期間を経てからでないと利用できないケースもありますので、しっかりと確認をしましょう。

なお、保育所や学校の行事などで休暇を取りたい日も出てくるでしょうから、有休取得率も参考になると思います。

何を優先すべきか、慎重に検討した上で決断を

質問者のように転職と妊娠を両方考えている場合、どちらを優先すればよいか悩む人はたくさんいます。子どもが欲しいと考えている女性が避けては通れない問題ともいえるでしょう。

現職でキャリアアップする、転職してキャリアチェンジする、またはライフイベントを優先して妊活に取り組むなど、何を優先するかは人によって異なりますが、納得のいく決断ができるよう、慎重に検討しましょう。

やりたい仕事と今の仕事を比べてみて

やりたい仕事と今の仕事、どちらを選択する場合も、今後のライフスタイルの変化を視野に入れることが大切です。今の仕事にやりがいを感じているとのことですが、まずは、「やりたい仕事に就きたい」以外の転職理由もいま一度整理したほうがよいでしょう。もしやりたい仕事ができる職場への転職に成功しても、転職理由が明確でないと、今と同じような悩みを抱えることになりかねません。

質問者は早く子どもが欲しいと思っていて、体調管理にも不安を抱えていますから、長時間勤務を避けたいということも大きな理由のようです。そうすると、おのずと勤務時間が今より少ない仕事を探すことが選択肢に入ってくるでしょう。さらに、これ以外の理由もあるかもしれませんから、考えられるだけリストアップしてみましょう。

また、実際に転職して長時間勤務がなくなったとしても、現職と同様に管理職候補になったり仕事で成果を出せるようになったりするには時間がかかるかもしれません。転職で達成したいことを一つに絞っても、ほかの要素に影響が出る可能性がありますから、バランスを重視して考えてください。

なお、質問者のように30代で「やりたい仕事」への転職を希望する場合には、未経験の業界や職種への転職はハードルが高いことを認識しておくことも大切です。30代では経験やスキルがより重視されるので、「やりたい仕事」への転職がかなわない場合に備えて、「今の仕事」を活かせる同じ業界や職種の求人も並行して検討することをおすすめします。

未経験の分野に転職したい

今の会社で妊娠後も働き続けられそうな選択肢がないか確認してみよう

管理職候補になるほど評価されているのなら、働き方を変えて今の会社で働くことも一つの選択肢です。定時で仕事が終わることが多い部署に異動を希望したり、体調管理を優先して負担の少ない業務に切り替えてもらったりするなど、会社や上司に相談することで働き方を変えられる可能性もあります

転職は大きな環境の変化なので、最初は慣れずにストレスがかかることもあるでしょう。しかし、部署異動など社内での役割変更であれば転職ほど環境の変化による影響はなく、無理せず働き方を変えていけると思います。

パートナーとも話し合おう

子どもを産みたいと望んでいたとしても、子どもは“授かりもの”であって、プランどおりにいくとは限らないものです。それらを踏まえた上で、今「やりたい仕事に転職すること」と「子どもを産むこと」のどちらを優先するのかパートナーと一度しっかりと話し合ってみてはどうでしょうか。お二人が納得のできる選択をすることが一番大切だと思います。

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