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更新日:2023年10月16日

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仕事・キャリアの悩み

「やりたいこと」と「できること」。転職ではどちらを優先すべきでしょうか?

ルーティンワークの要素が強い今の仕事にあまり面白さを感じられず、転職を考えています。「やりたいこと」はありますが、未経験の分野のため挑戦することに不安もあり、「できること」を軸に仕事を探したほうがいいのだろうかと迷っています。理想としては「やりたいこと」と「できること」のバランスが取れた転職先を見つけることなのですが、どちらを優先すべきでしょうか?

(28歳/サービス・事務/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

石橋寿子(いしばし・ひさこ)
国家資格 キャリアコンサルタント

新卒で塾の運営会社へ入社。その後、英会話学校に転職し、約7年間、新規・既存顧客に対しカウンターセールスを担当。マネジメント経験を経て、当社に入社。現在、営業職・販売サービス職に従事している方々を中心に幅広く転職サポートを実施。
プライベートでは1児のママ。長期的なキャリアプラン、人生プランをともに考えるパートナーとなれるような提案を心がけている。

「やりたいこと」が見つかった、その自分の気持ちは大切に

仕事 やりたいこと できること

「『やりたいこと』と『できること』が一致しない」「バランスがうまく取れない」という悩みは、働く女性に限らず、ビジネスパーソンの多くが転職の際に直面する悩みだと思います。実際問題として、未経験分野への転職は決して簡単な道ではないので、不安があって当然でしょう。

しかし、質問者さんのように「やりたいこと」への挑戦に不安を抱えている人がいる一方で、「やりたい仕事がない」「やりたい仕事が分からない」といった逆の悩みを持つ人も少なくありません。

【やりたい仕事がない・分からない人が適職へ転職する方法】年代別のコツも解説

仕事への興味関心は無理やり持つものではないですし、「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように、やりたい仕事はおのずと熱意を持って取り組むので成長も見込めるでしょう。

すでに「やりたいこと」を見つけているのなら、未経験分野に挑戦するリスクやデメリットを見て消去法的に判断をするだけではなく、転職市場の動向と自分のスキルを見比べながらご自身が納得できる着地点をじっくりと探ってみてはどうでしょうか。
「やりたい仕事」に就くために、まずは自分に今足りないスキルを把握し、どうやってその足りないスキルを習得するかなどを検討することをおすすめします。

自分のスキルとキャリアビジョンを整理してみましょう

「やりたいこと」に必要なスキルと「できること」の共通項を探す

まずは、これまでのキャリアを振り返って、身につけてきたスキルや積んできた経験をすべて書き出してみましょう。そして、やりたい仕事に就くために必要なスキルを調べて、その共通項を探していきます。自分のやりたい仕事に特化した「テクニカルスキル」は持ち合わせていなくても、コミュニケーション力や論理的思考力などの「ポータブルスキル」なら、未経験分野で何か活かせるものがあるかもしれません。業種や職種に関係なく活かせる「ポータブルスキル」をアピールできるような経験・エピソードを具体的に振り返っておきましょう。

転職したいけどスキルがない! 専門知識がなくても転職できる?(転職に役立つポータブルスキルを身につけましょう)

厚生労働省「ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)」

もちろん、このリストアップのためには「やりたいこと」に関する具体的な仕事内容を知っておく必要があります。中途採用で求められているスキルや経験・人物像などの条件を確認する、実際にその仕事に就いている人に会う、あるいは、私たちdodaキャリアアドバイザーにご相談いただくなど、ぜひ積極的に情報収集をしてみてください。

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今の仕事への不満を把握してキャリアプランを立てる

「やりたいこと」と「できること」を比べてみて、今後の可能性や課題が見えてきたら、転職先を探す前にキャリアプランを立てましょう。そのためには、今の仕事で「不満に感じていること」を明確にしておく必要があります。なぜなら、「やりたい仕事」に就けたとしても、現在不満に思っていることが解消できなければ、それが職場で長く働き続ける上でのハードルになってしまうかもしれないからです。仕事内容に関することだけでなく、職場環境や人間関係なども含めてリストアップして、解消したい優先順位をつけてみましょう。

そして、「やりたいこと」「できること」「不満に感じていること」をはっきりさせてから、どんな自分になりたいか将来像を考えてみましょう。例えば、「やりたいこと」「できること」の軸では「英語のスキルがあるので、英語を使って未経験の営業をしてみたい」、「不満に感じていること」の軸では、「外資系の中でも、本国の規定に過度に縛られず、ある程度フレキシブルに意思決定ができる企業がよい」など、できるだけ具体的にイメージを膨らませます。

転職先を決める際には、現在の気持ちだけにフォーカスするのではなく、将来のキャリアプランを見据えて軸を定めることが大切です。長期的な目線でキャリアプランを考えておけば、同じような条件・仕事内容で複数の内定が出た場合でも、判断のよりどころとなります。

また、上記の「不満に感じていること」に類似した考え方ですが、「したくないこと」「できないこと」を避けながら仕事を探す選択肢もあります。下記インタビュー記事も参考にしてみてください。

「同じ女性」「同じ28歳」でも一人ひとりはみんな違う 他人と比べて苦しむのではなく、違いを楽しみ面白がる発想を

一見、消極的な方法のようにも思えますが、自分に適さないと感じる環境を避けることで、結果的に居心地のよい環境にたどり着けたり、自分なりのキャリア観を確立できたりすることもあるからです。こういった事例があることも頭の片隅に置いてよいかもしれません。

未経験分野へチャレンジする場合は事前準備をしっかりと

最近は、異業種への転職も一般的になってきました。未経験分野でも、仕事をしてみたいという強い気持ちがあるならば、まずは一歩を踏み出してみましょう。

「納得感」のある志望動機で意欲をアピール

未経験分野に転職する場合、企業側が、なぜ今までと違う分野を志望しているか疑問を持つことは当然です。そのため、なぜこの仕事をしたいのか、誰もが納得できる志望動機を自分の言葉で表現できるよう、準備しておく必要があります。

面接では、意欲だけでなく、「やりたいこと」と「できること」との共通点を伝えられると、より説得力のある志望動機になります。例えば、営業職の人が未経験で事務職を志望する場合、効率的な顧客の管理方法や、円滑にコミュニケーションを取るコツなど、事務職でも活かすことのできる共通点を探してみてください。

「やりたいこと」と「できること」それぞれのリストで直接的な重なりはなくても、共通点が見つかれば職務経歴書や面接でアピールできる要素はあります。自信を持って答えられるようしっかりとまとめておきましょう。

応募書類で「自己PR」と「志望動機」をうまくつなげられない

できるだけたくさん応募しておいたほうが、選考通過の確度を高め、希望の仕事にたどり着きやすくなります。そのため、「やりたいこと」軸での転職活動をメインとして進めつつ、「できること」軸で気になった企業に応募しておくこともおすすめです。

できるだけ選択肢を広げておくことで自分の中での優先順位が定まりますし、その結果、できることも活かしつつ、やりたいことへも挑戦できる自分にぴったりの企業が見つかる可能性が高まります。

未経験の分野に転職したいけどチャレンジすべき?

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