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更新日:2024年1月26日

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仕事・キャリアの悩み残業・休暇よくある質問

残業が多くて体力的につらい!結婚・出産後も続けられるか不安です

今の仕事はやりがいもあり、楽しいのですが、とにかく残業がつらいです…。体力的に限界で、体調を崩したこともあるほど。仕事は好きなので結婚や出産後も続けたいという思いもあり、今のうちにもう少し労働時間が短縮できる会社に転職すべきか悩んでいます。

(31歳/コンサル/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

高島佐代子
国家資格 キャリアコンサルタント

前職ではウェディングプランナーを経験。より個人に深く関わり、人生の大きな意思決定のサポートをしたいという思いでdodaキャリアアドバイザーに。
おもに営業職、事務職、販売サービス職を担当。女性のキャリア支援実績も多数。

「体力的にきつい残業」と「女性のライフイベント」を両立できるか考えてみましょう

つらい 女性

どんなに仕事が楽しくても、あまりに労働時間が長いとつらいですよね。働き方改革関連法により残業時間の規制は進んでいますが、その取り組み方は企業により異なるため、まだ長時間の残業を余儀なくされている職場もあるでしょう。

そのような中で、いかにワーク・ライフ・バランスを取っていくかは、多くの人の悩みの種だと思います。質問者さんのように、仕事は面白いけれど体力的に厳しい、出産や育児といったライフイベントを見据えて働き方を見直したい、という理由で転職を検討される女性は少なくありません。

今の仕事を今後も続けるかどうか判断するために、まずは残業の実態や問題点について考えてみましょう。

平均的な残業時間

dodaが発表した「平均残業時間ランキング【94職種別】」によると、残業時間の平均は1カ月当たり22.2時間です。残業時間の少ない上位20職種の平均は15.0時間ですが、残業時間の多い上位20職種の平均は29.3時間とかなりの幅があります。

今回の質問者さんが従事するコンサルタント職に注目すると、「ビジネスコンサルタント/不動産専門職(37.1時間)」が平均残業時間の多い職種ランキングの1位に入っているので、やはり業務負荷が高い仕事と言えるでしょう。

平均残業時間ランキング【94職種別】

残業が多くなるシチュエーション

残業が多くなってしまうシチュエーションには、主に以下のようなケースがあります。

突発的な理由による残業

突発的な顧客からの要望や何かしらのトラブルが起こったとき、それに対応するために残業が求められるケースです。急な案件が多く、通常業務の予定がずれ込んだりプライベートの予定をキャンセルする必要が生じたりするため、ストレスや不満の原因になりやすいでしょう。

会社の風土による残業

日常的に残業をするのが当たり前の状態だったり、上司や先輩が残業していると帰りづらい雰囲気があったりするケースです。たとえ自分の仕事が終わっていても帰りづらいこと、無理やり仕事をつくって残業することなどに葛藤を抱えてしまいます。

業務量が非常に多く、慢性的に発生する残業

仕事内容そのものの負荷が高く、日常的に多くの対応をしなければならず残業が多くなるケースです。コンサルだけでなく、エンジニアやクリエイティブ職などのクライアントワークでは、クライアントの要望に高いクオリティで応えるために残業が常態化している、というケースも多いでしょう。

仕事と生活のバランスが取れない場合は転職も視野に

どの程度の残業なら可能か、許容できるかは、体力面や生活スタイルなど個人差が大きいので一概には言えません。しかし、女性ならではの月経や出産といったライフイベントと両立していくためには、「無理しすぎない働き方」を選ぶことも大切になってくるでしょう。

現職で長時間の残業が常態化している場合、労働基準法の改正により定められた「時間外労働の上限規制」に違反している可能性もあります。

現在の残業時間を計算してみて、労働基準法で定められている残業時間の上限「原則月45時間・年360時間」が守られていない、またはそれに近い場合は、ワーク・ライフ・バランスの観点からも転職を一つの選択肢として検討してもいいかもしれません。

時間外労働の上限規制 | 働き方改革特設サイト | 厚生労働省
残業が多くて定時に退社できない…どうしたらいい?みんなは定時に帰れている?

女性の中途採用市場が活況の今、効率的に転職活動を進めましょう

現状、質問者さんが月に何時間程度の残業をしているかは分かりませんが、体調を崩したことがあるほどの状況ですから、今よりも残業が少ない新たな活躍の場を見つけるのはさほど難しくないと思います。

特に最近は女性活躍促進の流れもあり、多様な働き方を推進する企業も増えています。今がチャンスと捉え、より希望にあった働き方を目指して転職活動を少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。

働きながら転職活動を進めるコツ

残業の多い仕事をしながら転職活動をするのは、時間の確保が難しく体力的にも大変です。応募の仕方を工夫して、できる限り効率よく進めていきましょう。

応募に必要な書類は、便利なテンプレートやツールを活用すると時間短縮につながります。また「一日に5件と決めて求人をチェックする」「移動時間は面接対策の動画を見る」など、できる範囲でいいので転職のための行動を毎日続けてみましょう。

初めての転職で分からないことが多い場合は、転職準備やスケジュール調整をサポートしてくれる転職エージェントを活用するのもおすすめです。

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転職理由の伝え方に注意

働き方を重視して転職を検討するときは、具体的な残業時間の目安を決めておきましょう。この目安は単純に残業時間を示すものではなく、「自分らしく働き続けることが可能な残業時間」です。

もし今までは21時まで残業し、帰宅時間が22時を過ぎてプライベートの時間が確保できていなかったのなら、プライベートの時間を確保するには何時までに仕事を終えて帰宅する必要があるのか、というポイントから逆算して決めてみましょう。

ただし、面接で残業時間の希望を伝えるとき、「○時までには帰りたい」という伝え方をしてしまうと、企業側に「仕事そのものよりも条件や環境面にこだわりが強い人」と捉えられてしまう可能性があります。

転職理由を説明する際には、「体調を崩した経験があるので、長く働き続けるために働き方を見直したい」「〇〇の仕事に興味があり、チャレンジしたい」など、働くことへの意欲が伝わるようにしましょう。

また、残業時間が減れば、その分の収入が減る可能性があります。この点も念頭に入れておくと、よりスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。

面接で残業や休日出勤について聞かれたらどう答える?

企業選びは「残業時間」だけにこだわらない

残業時間が多くてつらいと感じている今は、残業時間が少ない会社に転職することを最優先に考えてしまうのも無理はありません。しかし、今まで仕事に打ち込んできた人が残業時間だけで転職先を決めてしまうと、「こんなはずではなかった」と後悔する可能性があります。

例えば、残業時間の少なさを優先しすぎるあまり、仕事内容をよく確認せずに転職先を決めてしまい、入社後にやりがいを感じられず長続きしない、というケースは少なくありません。残業時間はもちろんですが、社風や仕事内容への希望も明確にし、バランスよく希望をかなえられる企業を探しましょう。

新しい環境で活躍できる良い機会ですから、あまり視野を狭めすぎず、前向きに転職活動に取り組んでみてください。

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