スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

女性のための
転職Q&A

女性のための転職Q&A 女性のための転職Q&A
このエントリーをはてなブックマークに追加

更新日:2022年4月18日

タグ:
書類・面接のポイント未経験

未経験だがマーケティングの仕事に就きたい

消費財メーカーに新卒で入社し、これまで営業職として働いてきました。マーケティングは未経験ですが以前からチャレンジしたいと考えており、異動申請を出しているのですが、なかなか通りません。いっそのこと外にチャンスを求めて転職をしたほうがよいのでは、とも考えるのですが、そのような志望動機での転職は難しいでしょうか。

(31歳/メーカー・営業/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

なぜマーケティングをやりたいのか、志望動機を明確にしましょう

まずは、「なぜマーケティングをやりたいのか」という点を明確にすることから始めましょう。営業職という今の仕事との違いや、マーケティングでなければできないことは何かなど、掘り下げて考えてみてください。

マーケティングへの漠然としたあこがれでイメージをふくらませることは悪いことではないのですが、それだけで突き進んでしまうと、志望動機があいまいになって面接を通過できなかったり、入社後のギャップが大きくなったりしてしまいます。

質問者がイメージしているマーケティングという仕事が、具体的にどのような仕事か、今の仕事との違いはどこにあり、マーケティングを通して何をしたいのか、把握することからスタートしてみましょう。

マーケティングの仕事内容

マーケティングの広義の意味は「ものが売れる仕組みを作ること」ですが、実際のところ、会社によって業務範囲は大きく異なります。

マーケティングは、新しい商品・サービスを考え出す「商品企画」、商品企画に必要な情報を収集する「市場調査」や「マーケティングリサーチ」、消費者の購買意欲を高める「PR」や「販売促進」など、さまざまな役割を持っています。

商品企画は、市場や消費者のニーズに合わせて企業の新しい商品・サービスを企画する仕事です。市場調査やマーケティングリサーチで収集した情報を元に、新商品・サービスのコンセプトの立案からデザイン・仕様の設計、販売目標・販売ターゲットの設定、流通から購買までの一連の流れを組み立てていきます。

市場調査は、現在の市場動向に対して、どうすれば商品・サービスが売れるのか戦略を立てる仕事です。化粧品業界であれば、最近の化粧品市場の動向、売り上げが好調な商品、年齢別の売り上げ、競合他社の動向など、さまざまなデータを調査・分析し、戦略を立てます。

対してマーケティングリサーチは、未来の市場動向に対して予測や分析、考察を行い、いかに商品・サービスの売り上げを安定させられるか戦略を立てる仕事です。商品・サービスの購入体験や満足度など、顧客の実態やニーズを察知、予測し、戦略を立てます。市場調査とマーケティングリサーチには大きな派手さはないものの、マーケティングの肝となる重要な仕事です。

PRは、テレビ・新聞・ラジオといったマスメディアやネットニュース・SNSなどのWebメディアを通して、企業の商品・サービスに関する情報を発信する宣伝活動です。主に第三者に発信してもらうことによって、消費者からの信用を高める効果が期待できます。

販売促進は、消費者に購入してもらえるよう直接的に働きかける活動です。化粧品のサンプル配布や店内試食の実施、家電のデモンストレーション販売などで、実際に商品を体験し、その効果を体感してもらうことで、消費者に「欲しい」「買いたい」と思ってもらえることを目的としています。

マーケティングのやりがい

事業の柱である商品・サービスの売り上げがマーケティングによって大きく左右されるという責任がある分、多くの人に支持され、売り上げやシェアが伸びることは大きなやりがいになります。ヒット商品を開発し世間に広まったときには、自分の仕事が世の中に影響を及ぼしているという達成感を得られるでしょう。

「マーケティング」と聞くと、華やかなイメージを持たれる人もいるかもしれませんが、実際の日々の仕事を見てみると、コツコツと地道に積み上げていく業務が多いです。現状の課題を改善するために、自分のアイデアや提案を形にすることで、少しずつ課題を解決していく仕事に面白さを感じる人もたくさんいます。

マーケティングで必要なスキル

マーケティングの仕事内容は多岐にわたるため、さまざまなスキルが必要とされますが、具体的には以下のようなものが挙げられます。

【情報収集・分析力】
顧客属性・販売経路ごとの売り上げデータや、将来顧客となりうるターゲット層へのアンケート調査結果など、企業には事業を行う中でさまざまなデータが蓄積されています。これらのデータを目的に合った手法を用いて集計し、結果を元に仮説を立てたり検証したりします。結果をどのように解釈するかによって、「どんなサービスや商品を誰にどうやって売るか」という方向性や戦略も変化するため、重要な工程です。

また、市場のニーズや最新情報をキャッチするためは、テレビや雑誌などのメディアをはじめ、SNSやネットのクチコミなどあらゆる方向に常にアンテナを張っておくことも大切です。

【企画力】
マーケティングは、情報収集・分析によって得られる結果を元に根拠に基づいた課題を設定し、仮説を立てて検証することを繰り返します。そのため、課題解決につながる施策を策定し、市場のニーズに合わせて常に商品・サービスを改善し続けられる能力が求められます。

時にはほかの人が思いつかないようなアイデアを出すなどの発想力も必要になるかもしれませんが、基本的には地道な作業の積み重ねによって新しい施策を生み出すことが企画につながります。

自社の商品の売り上げが伸びない地域やターゲット層に、どんな手段を使って宣伝するかなど、販売戦略を考えることにも企画力が必要になります。

【コミュニケーション力・発信力】
マーケティングは、基本的に個人ではなくチームで行う業務であり、社内の関係部署や社外の取引先と関わることも多くなります。周囲の理解を得ながら効率よく業務を進めるには、段取りを組んだり、根回しをしたりすることが重要になるため、高いコミュニケーション力が求められます。

自分の考えを相手に対して分かりやすくていねいに伝えられる発信力も欠かせません。論理的な明快さや説得力のある話し方が求められる場面もありますが、「その目的を達成するためならいつでも協力したい」と周りから思ってもらえるよう、相手に寄り添った人間味のある表現も大切です。

マーケティングの志望動機の書き方

仕事内容が多岐にわたり、さまざまなスキルが必要とされるマーケティングですから、志望動機に何を優先して書くべきか悩んでしまう人も多いはずです。魅力的な志望動機を書くためには、「アピールするスキルを厳選する」「マーケティングを選んだ根拠を明確にする」「具体的なエピソードを盛り込む」という3つのポイントを意識することが大切です。

【志望動機例】
私は、株式会社〇〇で5年間、営業職に従事しました。お客さまと接するときは「お客さまのニーズは何か」「お客さまにご満足いただけるためにどう提案すべきか」を日々念頭に置いて行動していました。その結果、6カ月連続で売り上げ目標を達成し、昨年は全社員の中で営業成績トップとして表彰されました。

このような経験から、お客さまのニーズに沿った提案を手がけることに非常に大きなやりがいを感じるようになり、そこからマーケティングへ興味を持ち、貴社への転職を志望しました。入社後は、営業職で培った分析力とコミュニケーション力を活かして、お客さまに寄り添った企画を提案することで、貴社に貢献したいと考えております。

企画職・管理部門の志望動機の例文サンプル ~商品企画、経営企画、経理など18職種を解説~

未経験でのマーケティングへの転職が難しいといわれる理由

多くの企業は、中途入社者に対して即戦力としてのスキルを求めるため、同じ職種の経験がある人のほうが未経験者より評価は高くなります。ほかにも、未経験でのマーケティングへの転職が難しいといわれる理由には、以下の要因が考えられます。

未経験可の求人が少なく、競争率も高い

マーケティングは人気の高い仕事ではあるものの、営業職に比べると求人数は少ないです。その上「未経験可」の条件が追加されるとなると、さらに絞られることになります。

ただ、企業によっては応募者が殺到してしまうのを防ぐため、求人サイトには載せていないケースもあります。そういった非公開求人は、dodaの転職エージェントを利用することで紹介可能な場合もあるので、転職のチャンスを広げるために利用を検討されるのもよいでしょう。

オンラインでキャリアアドバイザーに相談!女性の転職ならdodaエージェントサービス

必要なスキル・経験が多い

企業がマーケティング人材を募集する理由の多くは、販売の促進や新商品・新サービスの立案により、売り上げ規模の拡大を図るためです。採用の結果が会社の業績に直結しやすいため、求職者には、最新トレンドや市場動向を把握していることはもちろん、高度なスキルと多様な経験が求められます。

20代であればポテンシャルが重視されることもあります。しかし、30代以上の場合、未経験でマーケティングへの転職は難しいと言えます。それでも挑戦したい方は、上記で挙げたスキルを現在の業務で発揮し、成果を上げた経験を積み重ねていきましょう。もちろん、マーケティングに関する一般的な知識(例えば、Web広告、コンテンツマーケティング、CRMがどういった仕事を指すのかなど)を身につけておくことも大事です。

未経験でのマーケティングへの転職を成功させるためのポイント

未経験 マーケティング

職種自体の経験はなくても、これまでの仕事で身につけたスキルの中には職種に関係なく活かせるものもあるはずなので、未経験職種への転職を希望する場合はそれをアピールしましょう。

今の仕事での経験から、活かせるスキルをアピールする

質問者の場合、消費財の営業職として働いていたこれまでの経験とマーケティングで必要なスキルとを照らし合わせてみて、強みとしてアピールできる点がないか自己分析をしてみましょう。

例えば、顧客へのヒアリングを通して課題を設定し、その課題を自社の商品を使って解決しようと提案した経験や、ユーザーの売り上げを伸ばすために店頭での施策を実施・提案した経験などはありませんか。

職種が違ったとしても、数値やデータを分析し、それに基づいた仮説を立て、課題を解決するためにPDCAサイクルを回した経験があれば、マーケティングの基盤となる力は養われているはずです。

営業職として現場の顧客の生の声を知っているのも大きな強みです。業界やターゲットがより近い企業では、今までの経験をアピールしやすいでしょう。

応募先企業の方向性を考える

これまでの営業として積み重ねた経験を踏まえた上で、マーケティング未経験で転職する方法として、以下の2つを参考にしてみてください。

1つ目は、メーカーやサービス提供者などの事業会社で、未経験でも応募可能なマーケティング職のポジションを探して挑戦する方法です。事業会社は自社で商品・サービスを開発・提供するため、商品企画や販売促進など自分のアイデアを自社で形にできることが大きなメリットになります。

しかし、マーケティングにはさまざまなスキルが必要で、未経験からの採用は難易度が高いため、狭き門であることは確かです。給与や福利厚生などほかの条件を妥協してもよいという覚悟も必要となるでしょう。

もう一つは、広告代理店やコンサルティング企業など社外からマーケティングを支援する会社でスキルを積む方法です。マーケティングの実務経験がなくても、これまでの営業での経験をスキルとして評価してもらえる可能性があります。さまざまな企業のマーケティングに携われるため、幅広い業界で必要とされる知識や経験を積むことができ、スピード感を持って成長できることも大きなメリットです。

ただ、業務内容はあくまでも支援であって、最終的にどんな企画や戦略を採用するかはクライアントである事業会社が判断し、実行することになります。もし、じっくり商品・サービスと向き合って自分の手で物事を作り上げていきたいという理由でマーケティングを目指すのであれば、やりがいや手ごたえの面で物足りなく感じることもあるかもしれません。

職種だけにこだわるのではなく、長く働ける転職先を選ぶ

先に述べたように、中途採用を行う場合、多くの企業はこれまでの経験やスキルを重視する傾向にあります。特に業界未経験者に比べて職種未経験者の募集は狭き門となっているのが現状です。そのため、転職活動が思うように進まないこともあるかもしれません。

未経験の職種にチャレンジしようとする意欲は大切ですが、職種にこだわらなくても、自分らしく長期で働ける環境はあるかもしれない、ということは念頭に置いて転職活動を進めましょう。同じ職種でも業界によって業務内容は異なりますし、企業が変われば環境も変わります。組織体制や業務フロー、社風なども働き方に大きく影響する要素の一つです。

長く働き続けられる会社に転職するためには、環境などほかの条件も考えて志望先を選ぶことも一つの選択肢として持っておくことをおすすめします。

転職エージェントを利用する

マーケティングに限らず、未経験職種への転職は苦労をともなうことが多いです。少しでも転職活動に不安を感じたら、ぜひdodaの転職エージェントをご利用ください。転職・キャリアのプロであるキャリアアドバイザーが、転職活動に対する客観的なアドバイスや志望先企業との交渉などさまざまなサポートをさせていただきます。

あなたの志向や能力を診断できて、可能性が広がる!
キャリアタイプ診断を受ける
未経験歓迎の求人を見てみよう!
求人特集を見る
あなたの疑問や不安に転職のプロがお答え。さっそく相談してみよう
エージェントサービスに申し込む(無料)
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連コンテンツ

書類・面接のポイントのQ&Aを見る

未経験のQ&Aを見る