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更新日:2021年3月1日

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企業・職種の選び方よくある質問

「安定」を最優先にして会社を選ぶにはどうすればいいか知りたい

現在、転職活動中です。かつて勤めていた会社で、業績悪化が原因で退職せざるを得なかった経験があり、それ以来「安定性のある会社で働きたい」という思いが強くあります。安定性を重視して転職を実現するためのポイントはありますか。やはり規模の大きな企業を目指すべきでしょうか。

(31歳/転職活動中/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

スキルを磨き、自ら「安定」をつくり出す姿勢も大切

「安定して働きたい」という希望を持つ女性は多いのですが、最初にお伝えしたいのは、「安定」の尺度は人それぞれ異なるという点です。例えば、業績が好調な会社に在籍していたとしても、肝心の仕事にやりがいを見いだせなければ長く働くことができず、結果的に「安定」を感じられないかもしれません。まずは、自身にとっての「安定」の基準を定めることが必要です。

「安定」した転職先を選ぶためには、まず、この先仕事において何を大切にし、どう働いていきたいのかという長期的なビジョンを描き、どんな点を改善できれば今よりその目標に一歩近づけるのかを具体的に考えてみましょう。

自分にとっての安定とは何か、どういった環境を求めているのか、考えて書き出してみてください。その上で、出てきた改善項目の優先順位を整理し、それを満たす企業を選択することが大切です。

自分に合った仕事の見つけ方が分からない

転職しても通用するスキルを身につける

また、職場や環境に対してのみ安定を求めるよりも、状況がどのように変化しようとも評価してもらえたり、成果を出せたりする経験やスキルを自分の中に備えることのほうが、実は安定への近道といえるのではないでしょうか。「スキルを磨き、自分自身で安定をキープする」という発想の転換も大切だと思います。

そのためには、これまでの経験にもとづいた専門的なスキルや資格はもちろんのこと、業種や職種が違っても通用するポータブルスキルを意識することも重要です。

上司や同僚、顧客などと円満な関係を築くコミュニケーションスキルや、状況を把握し計画を立てて実行するマネジメントスキルといったポータブルスキルは、業種や職種を問わず必要とされます。転職しても通用するスキルとしてポータブルスキルを身につけるように、今からでもよいので意識してみてはいかがでしょうか。

ポータブルスキルの身につけ方が分からない

安定している仕事の見つけ方

安定している仕事

変化のスピードが速い現代では、絶対的な安定は手に入りにくく、「大企業だから安定」あるいは「正社員だから安定」とは言い切れないでしょう。

これまで安定の代名詞でもあった日本企業の終身雇用制度は崩れだしていますし、大手企業だからといって絶対に倒産しないとはいえず、必ずしも雇用が安定していると断定はできません。

そんな中、自分なりの「安定」の基準をもとに、どうやって仕事を探せばよいのか考えていきましょう。

安定している会社・仕事のポイント

「安定」の基準は人によってさまざまですが、共通点もあります。それは、長く働き続けられる「将来性のある仕事」「環境が整っている会社」かどうかということです。

例えば、出産・妊娠などのライフイベントにも対応できて柔軟に働ける仕組みがあるかどうかは、特に女性にとって長く働き続けられるかどうかの判断基準になります。また、仮に環境が整っていたとしても、仕事自体の需要がなくなったり業界が先細っていたりする場合は長く働き続けることができず、理想的な状況からは遠ざかってしまうでしょう。

これらの2つのポイントについて、それぞれどんな会社や仕事が当てはまるのか、もう少し掘り下げて紹介します。

将来性のある安定した仕事

【世の中の課題を解決できる仕事】
新型コロナウイルスの影響もあり、人々の働き方は大きく変わりました。例えば、リモートワーク・在宅勤務を可能にしたり、効率化したりするIT事業は今後より需要が見込めるといえるでしょう。同様に、労働力減少の影響から、業務効率化を担うBPO・RPA事業、高齢化の影響から、医療・介護関連事業など、今後の日本、世の中の課題を解決できるような業界の仕事は今後も伸びていくでしょう。

【AIが発達してもなくならない仕事】
今後IT化がより進んでいく中で、人間だからこそ価値を発揮できる仕事も注目されています。顧客のニーズをくみ取る営業職、高度な課題をつなぎ合わせて課題解決を行うコンサルティング、ITシステム上の課題だけでなく、それを使用する組織課題まで把握して構築するSEなどは、AIによる代替が難しいので必要とされ続けるでしょう。

環境が整っている安定した会社

【男女差がなく同等の評価を得られる】
近年、多くの企業で、女性が長期的に働ける仕組みや風土が作られるようになってきました。しかし、いまだに「評価や給与に男女差がある」という声はなくならないのが現実です。

見分けるポイントですが、従業員数や採用数に極端な男女の偏りがなく、さらに女性管理職が多い企業は、男女の区別なく評価を得られる可能性が高いでしょう。こういった企業では結果的に仕事へのやりがいが感じられ、長く働く意欲につながるかもしれません。

【仕事と育児の両立に理解がある】
女性は、妊娠・出産・育児といったライフイベントにより、キャリアを一時的に中断しなければならない場合があります。さらに、復職した後も、育児中は子どもの急な体調不良などで早退・休暇が必要になることがあるでしょう。

仕事と育児の両立に理解がある企業、仕事と育児の両立がしやすくなる独自の制度を設けている企業は、女性にとって安心して長く働ける企業といえます。

ここで挙げたポイントはあくまで一例です。まずは、自分なりの「安定」を定義し、企業や仕事内容を選ぶこと、加えて、企業だけに「安定」を依存するのではなく自らのスキルアップに励むことで、変化の激しい時代の中でも中長期で安定して働くことができるのではないでしょうか。

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