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更新日:2023年10月16日

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仕事・キャリアの悩みよくある質問

毎日仕事にモヤモヤしています。仕事が合っていないのでしょうか?

新卒で入社した会社で働き続けていますが、なんとなく自分に合った仕事とは感じられず、5年後、10年後も続けていたいわけではないので、常にモヤモヤを抱えた状態です。具体的にしたいことがあるわけではないのですが、もっと自分に向いている仕事があるのではと思ってしまいます。

(29歳/サービス・営業/既婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

高島佐代子
国家資格 キャリアコンサルタント

前職ではウェディングプランナーを経験。より個人に深く関わり、人生の大きな意思決定のサポートをしたいという思いでdodaキャリアアドバイザーに。
おもに営業職、事務職、販売サービス職を担当。女性のキャリア支援実績も多数。

なぜ仕事でモヤモヤするのか、まずは現状を見つめ直しましょう

仕事 モヤモヤ

「自分に向いている仕事を見つけたい」「自分に合った仕事に打ち込んで活躍したい」という思いは多くの人が持っています。そして、その中には、やりたい仕事が見つかったと思って入社したにもかかわらず、「やっぱり自分にこの仕事は向いていないのでは?」とモヤモヤしている人もいるでしょう。

本来であれば、入社した会社で仕事に全力で取り組みたいところですが、「自分はこんなことをやりたかったわけではない」という思いが心のどこかにあることで、それが「この仕事は自分に向いていない」という気持ちにつながることもあります。

まずは、今どうしてモヤモヤを感じてしまっているのかをはっきりさせてみましょう。

「WILL(やりたいこと)」ばかり想像している

キャリアについて「WILL(やりたいこと)・MUST(やらなければならないこと)・CAN(できること)」で考える方法がありますが、「WILL」のことばかり想像してしまって、「こんなはずではない」と今の自分とのギャップにモヤモヤを抱く人は多くいます。

仕事について何となく思い描いた“あこがれのイメージ”は持っているものの、今の自分とは違う。でも、どうやってそのギャップを埋めればよいのか分からないという状態なのかもしれません。

そのようなときは一度、自身の現状と向き合ってみてはいかがでしょうか。今の自分は何ができるのか、何が身についていて、何を身につけなければならないのか。何に満足し、何に不満を抱いているのか。足元のキャリアを整理することで、次のステップが見えてくることがあります。

もちろん、今後長く仕事を続けていくに当たって大変なことはたくさんあるでしょう。しかし、次のステップが見えていれば、そのつらさも乗り越えやすくなるはずです。

「やりたいこと」と「できること」。転職ではどちらを優先すべきでしょうか?

仕事や職場環境にストレスを感じている

厚生労働省が実施した令和3年の労働安全衛生調査(個人調査)によると、回答した約7,000人のうち、53.3%の労働者が現在の仕事や職業生活において強い不安やストレスを感じていると回答しています。。

就業形態別に見ると、正社員が抱えているストレスの内容は、多い順に「仕事の量(38.1%)」「仕事の失敗、責任の発生等(37.5%)」「仕事の質(28.3%)」「対人関係(25.9%)」となっています。

厚生労働省「令和4年 労働安全衛生調査(実態調査)結果の概況 」【個人調査】

希望通りの仕事に就いたとしても、仕事量や内容が想像とは違っていたり、人事異動で望んでいた仕事を担当できなくなったりする場合もあるでしょう。また、重責や失敗により一時的にストレスを抱えるケースも考えられます。

また、職場の人間関係が円滑でなければ、仕事をスムーズに進めることができませんし、職場の雰囲気が悪化して居心地も悪くなってしまいます。

ほかにも、勤務時間や給料面で納得がいかないことも、モヤモヤを感じさせる一因になります。成果を出しているにもかかわらず待遇がよくならなければ、「何のために仕事をしているのだろう」とむなしさを感じてしまうかもしれません。

仕事にモヤモヤするのは理想とのギャップなのか、それとも仕事内容や職場環境によるストレスなのか、まずは原因をはっきりさせて問題と向き合うことから始めましょう。

このような仕事のモヤモヤ以外にも、働く女性の悩みに対し専門家や先輩女性がアドバイスしている以下の記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

女性のモヤモヤを解消する100問100答

仕事を辞めるか否かは「解決できるかどうか」を一つの基準に

仕事のモヤモヤを解消するために、転職すべきかどうか判断するための基準を紹介します。

転職したほうがよいケース

一つ目は、会社の経営に不安がある場合です。社員から見ても会社の経営状態が傾いていることが明らかであれば、転職を検討してもよいでしょう。例えば、人員整理が始まった、在庫が異常に積み上がっている、法改正の影響でビジネスモデルの根幹が揺らいでいるなど、この先の状況が大きく変動するリスクが高い場合などがこれに当たります。

二つ目は、自分のやりたいことは明確だが、今の職場ではそれができない場合です。やりたいことが明確な人は、それが実現できる可能性の低い職場で働き続けること自体が大きなストレスとなってしまい、結果的に仕事のアウトプットが下がってしまうこともあります。

ただ、「会社としてはあなたのやりたいことを理解しているものの、現状のスキルではまだその仕事を任せられない」という理由の可能性もありますから、まずは与えられた業務をきちんとこなしてアピールしながら、上司に自分の希望を伝えてみてはいかがでしょうか。

三つ目は、人間関係に悩みがあるが、環境に変化を起こせない場合です。自分から歩み寄っても状況が変わりそうにない場合、転職を選択肢の一つとして考えてもよいでしょう。人間関係が原因で憂うつな気分が続くと、心の病気にかかってしまうかもしれません。自分の身を守るためにも、無理をしすぎずに職場を離れることも一度考えてみてください。

今の仕事を続けたほうがよいケース

一つ目は、モヤモヤはしているけれど、まだ仕事に少しでも興味を持てる部分が残っている場合です。今の仕事に少しでも「おもしろい、やりがいがある」と感じられる部分がある人は、もう少し様子を見たほうがよいでしょう。仕事を続けるうちにもっと大きなやりがいに気づけるかもしれないからです。

転職後に「前のほうがよかった」と思ったとしても、前の職場に戻ることは簡単ではありません。今の仕事のやりがいを見極めるという意味でも、もう少し頑張ってみることをおすすめします。

二つ目は、今の仕事に就いてから1年未満の場合です。入社したばかりで、まだその仕事の良さを十分に理解しきれていないだけかもしれませんし、長く仕事を続けるからこそ分かる魅力もあるでしょう。

また、企業は採用した人に、できるだけ長く活躍してほしいと考えているため、1年未満での転職は、応募先企業に対して「またすぐに辞めてしまうのでは」など、ネガティブな印象を与えてしまう可能性も高まります。

転職回数が多いと不利になる?

仕事のモヤモヤから解放されたいなら自分軸を持ちましょう

転職するにしてもこのまま続けるにしても、仕事にモヤモヤを抱かずに納得した働き方をするには、しっかりと自分軸を持つことが大切です。転職における「自分軸」とは、自分にとって仕事選びで一番重視したいことを指します。「こうでなければならない」と強制的に決められたものでも、周囲の反応を意識して決めたものでもありません。

自分のキャリアの軸が見つけられない

そこで、自分軸を定めるときにヒントになる視点を三つ紹介します。

仕事の楽しさを増やす

日々仕事に追われるようになると、自分と向き合う時間が十分に取れず、そもそも自分が何をしたいのか、何をすることが好きなのかといった本心すら分からなくなってしまうかもしれません。

そこで、まずは原点に立ち戻り、自分が何をしているときに楽しさや、やりがいを感じるか考えてみましょう。たとえば、クライアントとコミュニケーションを取ったり社内の他部署と連携したりしながら仕事をしているとき、パソコンを使って資料を作ったりデータを集計したりしているとき、アイデア出しやプレゼンをしているときなど、職種に関するものでなく、具体的な業務の一部を切り取ったものでかまいません。

仕事をする中で「好き」や「楽しい」と思える部分が一つでも増えると、モチベーションが上がってスキルアップも早まり、結果的にそれが自分に合う仕事と感じられる可能性が高まるでしょう。

自分の苦手分野を理解する

何らかの理由で仕事がうまくいかなかったり、モチベーションが下がったりする状況が続くと、周囲と比べて自分に自信をなくしてしまうかもしれません。なぜうまくいかないのか、モチベーションが上がらないのか原因を明確にする前に、「この仕事は自分に向いていなかった」と結論づけてしまうこともあるでしょう。そのほうが気持ちを楽にできることが多いからです。

こういったときには、現状で最も不安や不満に感じることは何か、ということを考えてみましょう。仕事内容なのか、働き方なのか、人間関係なのか、働く条件なのか。今、足りないと感じていることや苦手に感じていることは、転職する際の軸になります。

仕事内容であれば、細かい作業や正確さが求められる作業、人前での頻繁なプレゼン、クライアントとの交渉やクレーム対応など、苦手なことを書き出してみましょう。

自己分析をすることで仕事への不満や自分の苦手を把握できれば、現在抱えている問題の解決につながりますし、転職先を探す際の指標にもなります。

人生の優先順位を見つめ直す

自分の人生で最も大切にしたいものは何か、「人生の優先順位」を見つめ直すことも、自分に合った仕事を見つける上で大切なポイントです。

家族と過ごす時間や育児の時間を充実させたい、仕事と家庭を両立させながらもキャリアアップを目指したい、ライフステージの変化に合わせた柔軟な働き方をしたいなど、具体的な仕事内容からはいったん離れて大きな目線で考えてみましょう。

人によって優先させたいことはさまざまです。自らの価値観をベースに生き方を選ぶことは、自分に合った仕事を見つけるための前提といえます。

また、もしも優先順位の上位に「WILL(やりたいこと)」をつきつめて人生をかけてチャレンジしたいことがあるならば、それを仕事に結びつけるためにできることを真剣に考えてみるのも一つの選択肢です。

向いてる仕事が分からない…どうやって適職を見つけるの?

効率的に転職活動をするために

自分一人の力だけではなかなか打開策が見つからない場合、キャリアアドバイザーや診断ツールを活用するのもおすすめです。

dodaの「キャリアタイプ診断」は、設問に答えることで仕事の適性や自分の仕事への価値観を診断できるサービスです。自分に向いている仕事を探すためのきっかけの一つとして取り組んでみてください。

キャリアタイプ診断

モヤモヤした気持ちのまま今の仕事を続けても、現状を変えるきっかけを自分で見つけるのは難しいでしょう。私たちキャリアアドバイザーに相談していただくことで、仕事に対する不満や不安、望むものがよりはっきりするかもしれません。

転職するかどうかまだ決まっていない、という方でももちろんOKです。キャリアアドバイザーとの対話を通して自分のキャリアの整理をするだけでも「モヤモヤした気持ちが晴れた」というお声をいただくことは多いので、ぜひ活用してみてください。

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