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更新日:2020年11月9日

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書類・面接のポイント

30代の既婚女性が転職を成功させるポイントは?

結婚を機に、貿易事務として働いていた会社を退職しましたが、半年経って、また仕事をしたいという思いが強くなり、再就職を目指して活動中です。ただ書類選考や面接で落ちてしまい、焦っています。30代の応募者に対して、企業はどのようなスキルや人物像を求めるのでしょうか。また、30代既婚女性が転職の際に意識したほうがよいポイントなどはありますか。

(33歳/専業主婦/既婚・子どもなし)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

30代の転職希望者が何を求められているのか考えてみましょう

書類選考や面接で落ちることが続くと、何をどうすればよいか分からなくなり、焦りがどんどん強くなってしまいますね。

質問者のように、企業の採用担当者が30代の転職希望者に対して何を求めているのか、まずは一般的な傾向について考えてみるとよいでしょう。

30代に求められる人物像

企業が求める人物像というのは、年齢を問わず「会社に対して成果を上げてくれる人」という点は一貫しているといえます。

その中で違いを挙げるとすれば、20代は未経験でも「新しいスキルを身につけたい」「経験の幅を広げたい」という意欲を評価してもらいやすいのに対し、30代はより即戦力として成果を出すことが求められるという点です。

即戦力とは、「すぐに仕事を任せられ、成果を上げられる」状態にあることです。多くの企業は、指導にかける時間など自社の負担を最小限に抑えた中でも活躍してくれる人材を求めていますが、景況感の先行きが不透明になると、育成や研修にコストをかけられなくなるため、入社後すぐに戦力となれる人材はより重宝されます。

30代に求められるスキル 

30代の転職希望者に求められるスキルには、即戦力であること以外にも、課題解決力や柔軟性などが挙げられます。

【即戦力性】
「求められている経験やスキルにおいてどれだけ即戦力性があるのか」を、具体的にアピールします。

事務職であれば、Excelの関数を用いたグラフ・表を活用した企画書を作成できること、貿易事務であれば、輸出入に関連する書類を作成できるなどの実務経験も即戦力としてアピールできるスキルの一つになります。

また、キャリアの中でも特に重点的に取り組んできた仕事、長く取り組んできた仕事の経験を振り返ってみましょう。自分が主担当として取り組み、大きな成果を残したり改善を行ったりした経験を振り返り、なぜそれがかなったのか、どんなポイントがあり、どんな力が身についたのかを言語化してみましょう。

【マネジメントスキル】
30代になると、後輩を教える立場になることも多いため、これまでの指導・育成経験が評価されるケースも増えます。もしマネジメントとしての肩書でなくても、チームリーダーの経験や後輩を指導した経験などがあればマネジメント経験としてアピールすることも可能ですから、職務経歴書や面接で忘れずに伝えましょう。

【課題解決力】
トラブルや問題が発生した際、その原因を突き止めて改善策や解決手段を選択し、困難を乗り越えられる能力があることだけでなく、自ら課題を設定して解決策を策定・実行し成果を上げる課題解決力も評価されます。実際の仕事上でのエピソードを交えながらアピールしましょう。

【柔軟性】
30代になると、それまでの経験や考え方に固執してしまい、新しい発想や取り組みに柔軟に対応することが難しくなってしまう人も見られます。そのため、経験を備えながらも、物事を幅広く捉えて考えられる柔軟性を持っている人材は重宝されるでしょう。

自分の強みを活かせる企業を選びましょう

30代では、自分の強みを活かせる転職をするのが理想的です。「なぜこの会社で働きたいのか」という理由が企業からも分かりやすいため、新しい職場で自分の立ち位置を確立しやすく、活躍できる可能性が高まるでしょう。

“武器”を持って転職をするためにも、転職活動を進める際には、これまでのキャリアから自身の強みや長所を徹底的に整理した上で、それらを活かせる会社探しを意識してください。

自分の強みやアピールポイントが分からない

「自分が望むキャリアアップを目指せるか」にも目を向ける

30代で転職する場合は、「チャレンジできる環境はあるか」「キャリアアップのチャンスはあるか」などに目を向けて企業を選ぶことも一つのポイントです。

積極的にキャリアアップを図ることで、将来的に出産や育児などでキャリアが一時中断した際にも、その先の選択肢は広がるからです。ライフイベントに備えて今からペースダウンして働くよりも、チャンスや裁量をより多く与えられる企業を選んだほうが、結果的に自分自身のキャリアに大きなプラスになるでしょう。

30代が転職活動を成功させるための準備

30代 転職 成功

30代に求められるスキルや人物像、企業選びの方向性を理解できたら、最後に、転職活動をうまく進めるための具体的な対策についても考えていきましょう。

なぜ転職がうまくいかないのか理由を考える

転職回数が多いと、一つの業務に従事した期間が短くなるため、「習熟度が低く、スキルとして身についていない」と判断される可能性があります。また、長期的な戦力を期待する企業からすれば、「仕事を覚える前にすぐ辞めてしまうのではないか」といった不安もあります。そのため、過去の転職にはそれぞれ前向きな理由、もしくは致し方ない理由があることをきちんと説明できるようにしておきましょう。

一方で、既婚女性だからといって評価が下がるわけではありません。今回の質問者のケースでは、「結婚を機に仕事を辞めて、半年後にまた働きたいと思った」という点が、「就業意欲が低いのでは」「子どもができるなど大きな転換点を迎えたらまた辞めるのでは」といった不安材料となり、企業に対してよい印象を与えていない可能性が高いと考えられます。

ここで大切なポイントは、あくまでも、現状から逃げだすための転職ではなく、前向きな転職であると伝わるようにすることです。例えば質問者の場合、「仕事から離れてみて、改めて仕事のやりがいを思い出し再度就業を目指している」「結婚により住む場所が変わり、やむを得ず退職した」などと説明すると、印象が変わると思います。

このように、なぜ転職がうまくいかないのか、その理由を把握することで、自己アピールの仕方や志望動機の組み立て方などの対策が立てられるでしょう。

書類選考で落とされないためのポイント

採用担当者に「会ってみたい」と思わせる履歴書や職務経歴書を書くためにも、まずは基本的な書き方を把握しましょう。とくに職務経歴書では、これまでのスキルや経験を具体的な数字や実績などの内容を盛り込んでアピールすることが重要になります。

そのためにも、これまでのスキルやキャリアの棚卸しが必須です。これまでに担当した業務、関連して取得した資格、仕事をする上で工夫して取り組んできたことなどを細かく洗い出していきます。採用担当者が書類を見たときに、自社の業務に活かせる経験を持っているか、滞りなく業務を実施して高い成果を出せるスキルがあるか、前向きに働く意欲がありそうかなどをすぐに判断できるよう簡潔にまとめます。

応募書類で「自己PR」と「志望動機」をうまくつなげられない

面接を突破するためのポイント

今後、子育てと両立して長く働いていきたいという意欲があれば、前向きに伝えることが大切です。また、いつまでにどんなキャリアを形成していきたいか、という現状のキャリアプランも具体的に伝えられると、長期的な就業意欲があることの説得力が増します。

また、企業は長く働ける人材を求めているものの結婚や出産について応募者に聞くことは禁止されているため、すぐ離職・休職となるケースを恐れて採用を見送るケースも見られます。あなたの状況が伝わらないまま不採用になることを防ぐためにも、子どもを産む予定などのライフプランは可能な範囲で伝えましょう。

そうすることで、入社後の働き方について双方のギャップが少なくなり、納得できる転職につながるでしょう。

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