スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

女性のための
転職Q&A

女性のための転職Q&A 女性のための転職Q&A
このエントリーをはてなブックマークに追加

更新日:2021年1月25日

タグ:
書類・面接のポイント強み・自己PR

過去の実績がなくてアピールの仕方が分からない

転職活動中ですが、過去の実績のアピールの仕方が分かりません。転職ノウハウにはよく、「実績は誰でも分かるように数字でアピールしよう」と書かれていますが、営業や販売とは違い、事務の業務は数値化に限界があります。結局は、「まじめに取り組んできた」「みんなを陰ながらサポートした」といった型通りの話に落ち着いてしまいます。

(25歳/不動産・営業事務/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

石橋寿子(いしばし・ひさこ)
国家資格 キャリアコンサルタント

新卒で塾の運営会社へ入社。その後、英会話学校に転職し、約7年間、新規・既存顧客に対しカウンターセールスを担当。マネジメント経験を経て、当社に入社。現在、営業職・販売サービス職に従事している方々を中心に幅広く転職サポートを実施。
プライベートでは1児のママ。長期的なキャリアプラン、人生プランをともに考えるパートナーとなれるような提案を心がけている。

転職先でも再現性のある自己アピールが求められます

実績 アピール

仕事の実績というのは、必ずしも数値化できるものではありませんよね。お悩みはとてもよく分かります。もちろん採用側も、事務業務に就く人が「○万円の売り上げに貢献しました」などの具体例を挙げにくいことは重々承知しています。

質問者はまだ25歳という年齢で、社会人としての経験が浅いため、豊富な実績や経験を求められることもそう多くないでしょう。ですから、仕事への姿勢や意欲、今後の成長へのポテンシャルに対する評価の比重がおのずと高まります。

それでも、採用担当者は「頑張ってきた」といった漠然とした言葉ではなく、論理的で再現性の高い事柄のアピールを聞いて、選考の判断をしたいと考えています。採用は会社にとっても非常に大きな決断ですから、採用担当者一人だけでなく、経営陣や現場も含め、多くの関係者に採用したいと思う理由について納得してもらう必要があるからです。

「効率化」や「仕事に取り組むスタンス」を具体的にアピールして

質問者のように事務職の場合、これまでの実績を無理に数字でアピールしようとする必要はありません。それよりも「効率化」や「仕事への取り組み方」の経験を、具体例を添えてアピールするとよいでしょう。

業務効率アップの取り組みをアピール

実績を数値化しにくい事務業務では、「業務の効率化にどのように取り組んできたか」がアピールできるポイントの一つになります。

例えば、「普段行っている入力作業のミスを減らすためにチェックシートを作成した」「コミュニケーションコストを減らすためにメールフォーマットをパターン分けして作成した」など、日々の業務をスムーズに進めるためにしてきた工夫を思い返してみましょう。

このとき、ただ行動や作成物をアピールするだけではなく、それらを実施した背景や部署の課題を説明すると、ライバルに差をつけられます。与えられた仕事をただこなすだけでなく、「もっと確実に」「もっと早く」など改善意識を持って行動したことをアピールすることが大切です。

仕事を進める上で大切にしていることをアピール

「仕事に取り組むスタンス」は「仕事をする上で大事にしていること」のアピールとも言い換えられるでしょう。例えば、「レスポンスの早さを常に意識していた」「仕事のto doリストやスケジュールの作成を欠かさず行い、余裕を持って業務を行っていた」などもアピールポイントになります。1日の平均メール数などの数値で表すことができれば、処理スピードがより伝わりやすくなるでしょう。

大きな仕事を成し遂げた実績が少なくても、依頼された仕事に対して分かりやすく進捗報告をしたり、優先順位を考えたりした取り組みなど、自分なりに工夫したポイントがあるはずです。これらを振り返って言語化することで、どんな職場でも活かせるベースの力が見えてくるはずです。

失敗から学んだことを伝える

また、華々しい成功体験だけがアピールポイントになるとは限りません。例えば成果が思うように上がらなかったプロジェクトであっても、「その結果をどう分析し、次にどう活かしたか」は十分にアピールできる経験です。

むしろ、そうした失敗からの学びのほうが、運や偶然によって得られた成功体験よりも価値が高いといえます。過去の経験から学ぶ姿勢といった日ごろの「仕事へのスタンス」は、数値的な実績と同じか、それ以上の価値があることをぜひ心に留めておいてください。

採用が決まったとしても、スムーズに新しい仕事になじめるとは限りません。仕事の進め方も今の職場とは異なるでしょうから、新たな壁にぶつかってしまうこともあるでしょう。そのときにその壁を乗り越えられるというイメージを採用担当者に与えるためにも大切なポイントになります。

周囲から感謝されたことを思い出してみる

これまでの仕事の中で周囲から感謝された場面を思い出してみるのもよいでしょう。数字には表れなくても、こういった場面はあなたが実際に評価されていることの証明になりますし、強みとしてアピールできる可能性もあるからです。

例えば、事務職として仕事をする中で正確な処理に対して上司からほめられたのであれば、「正確性」という点が強みになるかもしれませんし、スピーディーな対応をクライアントから評価されたのであれば、「スピード感」「臨機応変さ」などが強みになる可能性があるでしょう。

さらに、「他部署との調整を行った結果、業務が円滑に進むようになった」ことで感謝されたのであれば、コミュニケーション力のアピールにもなるでしょう。

内定の可能性をさらに高めるためのもう一歩

企業からの内定を獲得する可能性をさらに高めるには、効率化や仕事への取り組み方、失敗から学んだ経験などをアピールにつなげるだけでなく、もう一歩踏み込んだ視点でアピールポイントを練り直してみることをおすすめします。

応募先企業に合わせたアピールをする

応募先企業についてしっかりと研究し、募集内容に沿ったアピールをすることも重要です。転職を成功させるためには、企業が求めているニーズを満たすことが大前提になります。それを理解せずに自分の基準だけで強みをアピールしてしまうと、的外れになりかねません。そのためにも、まずは応募先企業の求人情報やホームページなどをしっかり読み込みましょう。

求人情報には、具体的に求められるスキルのほか、入社後に期待されるミッションなどの記載がありますので、それらを参考にします。ホームページなどからは、応募先企業のビジョンや社風、どんな人材を求めているかがつかめるはずです。その上で、応募先企業が求める人物像とこれまでにリストアップしたアピールポイントに共通する点がどこにあるか、すり合わせを行ってください。

例えば、ベンチャー気質が強い企業で、枠にとらわれない活躍を期待されるようなポジションであれば、自分の役割を超えた挑戦や意欲が好まれたり、逆に、会社規模が大きく、細かく分業されているようなポジションであれば、より着実で堅実な姿勢が評価されたりします。

このように、自己分析を行ってベースとなる強みやアピールポイントを固めつつ、応募先企業によって柔軟にカスタマイズすることで、ほかの応募者に差をつけることを意識してみてください。

また、自分が採用担当者になったつもりで質問を予想して、回答を準備するのも効果的です。「採用担当者が知りたいことは何か?」「どういった回答をすれば採用したいと思うか?」という観点で、志望動機や転職理由を考えてみましょう。

もし一人で考えるのが難しいと感じたら、私たちキャリアアドバイザーの活用をおすすめします。求人情報やホームページでは分からない企業の募集背景や採用担当者の情報などもお伝えすることができますし、企業に合った面接でのアピール方法もアドバイスできますので、お気軽にご相談ください。

あなたの志向や能力を診断できて、可能性が広がる!
キャリアタイプ診断を受ける
あなたの「アピールポイント」を発見できて、面接や書類作成で役立つ!
自己PR診断を受ける
あなたの疑問や不安に転職のプロがお答え。さっそく相談してみよう
エージェントサービスに申し込む(無料)
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連コンテンツ

書類・面接のポイントのQ&Aを見る

強み・自己PRのQ&Aを見る