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更新日:2023年10月16日

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書類・面接のポイント育児

子持ちだと正社員への転職は難しい? 年齢的に不安です

出産前に勤めていた会社は産休・育休の取得実績がなく、経営者の理解を得られなかったこともあり、やむなく退職を選びました。落ち着いたら正社員として社会復帰したいと考えていますが、年齢も気になりますし、子育て中のワーママ(ワーキングマザー)の転職は難しいように感じて、悩んでいます。

(32歳/小売・企画/既婚・子どもあり)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

転職では企業が求める経験やスキルを持っているかが重要です

女性が子どもを育てながら働くことに対して、社会の理解は以前よりかなり進んでいます。転職では、企業が求める経験やスキルがあるかどうかが重要になりますから、その点で志望先企業を納得させられれば、採用の可能性は高まります。

子育て中の転職活動は、時間的制約もあり大変なことが多いかもしれませんが、ただ難しいと悩むのではなく、理想の転職のために一歩を踏み出してみましょう。

そもそも転職の年齢に限界はあるの?

質問者の方は、年齢的なことも心配されているようですね。確かに入社してからの「伸びしろ」という観点から見ると、年齢が若いほうが有利だと言えるでしょう。とはいえ、中途採用の場合は入社してすぐに活躍できるような経験やスキル、適応力も重視されます。さらに最近は、慢性的な人手不足や少子高齢化の影響もあって、30代・40代で転職に成功した事例も増えています。
志望先企業で携わる予定の事業や、配属予定の部署で求められる水準をクリアしていれば、十分「即戦力」として評価されるでしょう。

結婚や出産をした後も長く働き続けるために、身につけるべきスキルは?

今できる自己研さんには積極的にチャレンジを

とにかく正社員になることだけを優先してしまうと、やりがいが感じられない仕事を選んでしまい、スキルや経験が活かせず、物足りなくなることもあるでしょう。その結果、スキルアップやキャリアアップにつながらず、年齢をさらに重ねたときに転職したいと思っても、今以上に転職しづらくなる負のスパイラルに陥ってしまうかもしれません。何のために再就職するのか、今後どのように働きたいのか、転職活動を始める前にもう一度キャリアビジョンを明確にしておきましょう。

また、子育て中は忙しいと思いますが、少しずつ自分の時間が持てるようになってきたら、仕事に関する最新の情報収集などのインプットを少しずつでも進められると、転職活動時にキャリアアップに前向きな印象を与えることができます。

一度退職してブランクがあったとしても、早く即戦力になれるよう努力していることのアピールにもなりますから、早期に会社の戦力になってくれるだろうと、採用担当者の期待も膨らむはずです。

転職に有利な資格は?女性のキャリアアップや将来の働き方に悩んでいます

制約が多い子育て中の転職活動は「取捨選択」がポイント

子育てママ 転職

女性活躍推進の施策により、企業による仕事と家庭の両立支援への取り組みは前進しています。とはいえ、ワーママのように時間的・条件的制約が多い中で転職活動を行うには、やはりいろいろと難しい問題が生じてくることでしょう。

まず、子育てと両立させるために勤務時間や残業の有無などで条件を絞っていくと、応募できる正社員求人は限られてしまいます。条件に当てはまる会社を見つけることができたとしても、当然、条件のいい求人はライバルも多いため、そこから高倍率の選考を勝ち抜かなくてはいけません。

よって子育て中の女性が転職で正社員を目指すためには、通常の転職活動で押さえるポイントだけでなく、的を絞った対策も必要になります。

経験を活かせる仕事を選ぶ

前職での経験やスキルを活かせる仕事であれば、入社後すぐに戦力として活躍できるので、それだけ選考を有利に進めていくことができるでしょう。

一方で、未経験の分野への転職となると、やはり企業としても年齢やスキル習得に対する意欲などを踏まえて、「未経験からスキルを身につけて戦力となってもらえるか?」をシビアに検討するようになります。仮に採用されたとしても、業務に慣れるまでかなりの労力を要します。そのため、確実に正社員を目指すためにはこれまでの経験を活かした仕事を選ぶことをおすすめします。

まずは、前職での仕事内容を振り返ってスキルや経験を洗い出してみましょう。業務で工夫したことや周囲から評価されたこと、得意だと感じていたことなどを書き出して整理します。これらをもとに強みやアピールポイントを見つけ、それが評価される可能性の高い企業や仕事を選びましょう。

自分の強みが分からないのでアピールしにくい

子育て中の女性が活躍している会社を選ぶ

子育て中の女性が活躍している会社を選ぶことは外せないポイントです。同じような働き方をしている女性がいるかどうかは、会社の受け入れ態勢が整っているかどうかを判断するバロメーターになります。

ただ、女性の活躍状況について面接で聞く際には注意が必要なので、下記の記事を参考にしてください。

面接で女性の活躍事例や福利厚生について聞いてもいい?
女性が活躍できる企業 子育て支援企業の見つけ方・選び方 くるみん

面接では「応募先で活かせる経験」と「意志」を伝えましょう

仕事と育児を両立している女性は多くいます。子育て中の女性が転職を成功させるためには、採用担当者に対して、自分を採用することの具体的なメリットを示すとともに、育児に関する不安を解消させられる材料を伝えることが大切です。以下のポイントを押さえて書類選考や面接に臨みましょう。

会社にどう貢献できるのかアピールする

「その会社に対して自分がどう貢献できるか」を応募書類や面接で明確に示すことはとても重要です。採用担当者に自分を採用することで生まれる価値を客観的に伝えられると、良い評価につながる可能性は高まるでしょう。

これまでの仕事で実践してきた「働き方の工夫」もアピールポイントになります。例えば、周囲の人たちより少ない残業時間で成果を上げてきた実績があるのなら、どんな工夫をし、どのくらい効率を上げることができたのか、具体的な数字を交えながら実績をアピールすることも効果的でしょう。

緊急時のサポート体制を具体的に伝える

子育て中の女性の場合、採用担当者は、子どもの体調や家庭の事情を理由に「休みがちになるのではないか」「急に早退することが多いのでは」と懸念する傾向にあります。そのため、パートナーとの協力体制を整えておくことが大切です。

ほかにも、緊急時の子どもの預け先や双方の両親による支援といったサポート体制を具体的にアピールすることで、長く働く意欲があると前向きに捉えてもらえるでしょう。

自分ができる「働き方」を明確にする

育児をしながらの仕事はどうしても時間的な制約が生じますから、自分ができる「働き方」を明確に示すことも必要です。

面接では、できないことばかりを主張するのではなく、例えば「残業は○時間程度できる」「出張は1泊程度なら対応可」などのように、「最大の範囲」を明確に伝えるようにしてください。

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